沖縄のスーパーで『奈良県産』と書かれた柿が売られていて、手にとっていた洋梨をもとに戻してそちらを買うことにした。奈良の祖母がよく食べさせてくれたり、干し柿を食べ過ぎてものすごい下痢になったり、道端の柿をかじっては渋柿だったりと奈良の記憶の中にはけっこう柿が存在している。先日もNHKの番組で奈良の柿農家が出ていて、どこにいっても身近な物だと思っていた柿も、故郷の香りを感じられる物のひとつだと言うことを知った。以前の日記で道に寝転がるちっさいおばはんの話を書いたように、借りたアパートの近所には少し様子のおかしい人が多い。少し歩けば高級マンションや老舗ホテルがあるような場所だから何も不安には思っていなかったのだけど、また今日もおかしなことが起きた。今回は何も巻き込まれてはいないのだけど、3時過ぎに車のドアを閉める大きな音のあとに、浮かれた若者のものとも、酔っぱらいの雄叫びのものとも違う、何か苦悩を感じさせるような苦しい叫び声が聞こえ、手入れされていない車特有のキュルキュルキュルキュルというおかしな発信音と原付のエンジン音がと共に雄叫びが急激に遠ざかっていった。それでも遠
くで叫んでいるのが聞こえ、どうしようもない不安に襲われてしまいこんな時間まで(朝の6時)起きている。知り合いも少ない街に越してきて、ただでさえ孤独感を感じることの多い生活の中で、この地域環境はよくない。そんな中テレビの中では御神酒が振る舞われる大三輪神社が写し出されていて、少しばかりのホームシックです。
くで叫んでいるのが聞こえ、どうしようもない不安に襲われてしまいこんな時間まで(朝の6時)起きている。知り合いも少ない街に越してきて、ただでさえ孤独感を感じることの多い生活の中で、この地域環境はよくない。そんな中テレビの中では御神酒が振る舞われる大三輪神社が写し出されていて、少しばかりのホームシックです。