山口日記

その日を記し、その日を残し、来るべき日を見据え、来るべき日を迎えるために。

よいお年を

2007年12月31日 | 日記
なんだかんだで今年も終わり。振り替えるのが大好きな私はやっぱりこうして日記に記します。店長になったのが今年の始め。年越しは芸能人の来店に浮わついてたら学生どもが騒ぎすぎでてんやわんや。気が付いたら発注を忘れて翌日の納品がえらいことに。それでもめげずに西葛西に異動したら、辞めるわサボるわバックレるの大騒動。人生で一番寝ない時期を過ごした。それでも学ぶことは多く濃密な時間を過ごした。今考えてみるとその仕事では当たり前に起きることなんだけど。しかしその後遺症は重く転職をきめた。このまま続けることで得られるものや、出来上がりそうな人間像に魅力を感じることができず、逃げ出すようにその場を後にした。どうしてああもあっさりやめることが出来たのかは今でも分からない。ただ自分を損なうギリギリのところに居たはずで、そこからの自己防衛本能が働いたんだと思う。プライベートもかなり汚染されていて、自分でもなにがなんだか分からなくなっていた。辞めて東京を後にするときもまだ頭がおかしくて、奈良に帰ってしばらくしたころから徐々に自分の考えがおかしいことに気が付いてきた。大切な物の優先順位を他人に委ねてしまっていた。自分が思うものとは違うものを見ると、たとえうらやましいと感じたとしても「否定」していた。今もたいして何も変わってはいないけれど、あのころほど他を否定し、頑なに自分が正しいと信じようとすることは辞められただろう。

そんなこと考えながら家の前の海で釣りをしていると、体の半分以上はあるかと思われるルアーにまたエソが・・・。沖縄でルアー釣りしててエソしか揚げてないよ・・・。そんで昼飯買ってきて弁当食べて釣りしてたらものすごい便意に襲われて一時帰宅。いいですよ、車で一分で釣り場です。ただ、エソしかつれてないけど。ということでよいお年を。

海の

2007年12月27日 | 日記
年の瀬なんてなんのその。半袖で歩き回るわ、すでに社員のいくらかは帰省してしまっているわで、全く年末を感じさせません。こんな調子で大丈夫なんでしょうか。大丈夫じゃないですけどね。先週は釣りに出かけました。釣れたのはこのエソだけ・・・。ルアーはたくさん無くしました・・・。これからがんばりましょう。で今日は会社のボートで海のお散歩。80キロくらい出ましたが、雨で目が開けられないわ顔が痛いわで散々です。リゾートの社員は年中ヴァカンスです。・・・絶対痛い目に会うのは分かっているはずなんですが・・・。

今は料飲部門から離れてしまうかどうするか考えているところ。環境対策の部門の仕事をすることは決まっているのだけれど、料飲私にとって大切な分野であることは変わりません。だからといって掛け持ちをして両方で結果を出すことができるのか、という疑問にたどり着きます。でもこのくらいの二つを掛け持ちも出来ないでこれからどうするのか、とも思います。年明けまでにははっきりさせないと。

根暗

2007年12月18日 | 日記

新しい人たちと出会い、これまで関わってきた人たちとの関係も沖縄に着て変わった。近くに居たから成り立った関係はなくなり、距離ができたからできた関係もある。何度も土地を変えてきた人間にはよく分かることだと思う。たまにだから臭いことも言えたり、近くだから本当のことを言えなかったりする。こっちにきて一ヶ月。沖縄に一ヶ月行ってくると言えば結構な事ができそうな気がするけれど、こうしてここに腰を落ち着けようとしてこっちにくると、一ヶ月なんて短い時間だ。

 

たまに連絡をくれる後輩がなんのために生きてるんだろうと悩んでいたようだ。なんども「死ねないから生きている」と言っておいたのに伝わっていないようだ(笑)。己の成長のためにとか、まわりに生かされているとかいろいろ考え方があるだろうけど、人間そんな崇高な生き物じゃないと思う。60億もの人間がそんな崇高な生き物であればとても面白いとは思うけど。身近に死を感じたとき特にそう思うけれど、そこに運命だとか意味だとかは存在しないと感じることはこれまでにも書いてきた。そう願いたい気持ちも分かるけど、そんなことでは片付けられない死のほうがはるかに多い。人間なんてただの化学反応の塊で、神様が粘土人形に命を吹き込んで生まれてきたことが事実でないことはわかりきっていることだし、子孫を残すために生まれてきたとしたら、自分は両親の自己達成の産物でしかなくなる。だから人間の存在理由なんて、そこに風が吹いたのと同じで、それ自体に意味を求めるてはいけないと思う。それでも生きているんだから何をしようってところから始めればもっと気楽に始められるはずだ。どんな風が好きなんだ。東京を直撃する台風でも、南極で吹き荒れるブリザードでも、軒先に流れるそよ風でも、洋上で人知れず吹きぬける風でも、蝶が羽ばたいた風でも。何がよくて何がよくない、何が強くて何が弱いでもない。どんな風が好きなんだ。私は部屋を吹き抜ける風が好きだ。人に何かを感じてもらい、その感覚が心地よいものであればなおいい。自分も根暗だからけっこういろんなことを考えるけれど、今はそう考えてやってます。


洗車

2007年12月16日 | 日記
お休み。ホームセンターに出かけて洗車グッズを購入。けっこうしたなあ。ガソリンを満タンにして洗車機にかける。結構燃費がよかった。10kmは超えてた。お家に帰って粘土でボディについた砂鉄を取ろうと思ったけどホースが使えなくて断念。結構砂鉄がこびりついていて、そこから錆がきそうだったのでぜひともやっておきたかったんだけど。ガラスの研磨もやろうと思っていたけど同じ理由で断念。ワックスをかけて中を拭くくらいしかできないな。それでも12歳の彼女はなかなか手強く汚れておりました。それだけでたっぷり2時間以上。光沢とかそんなものを求めているわけじゃないので、撥水性の優れたワックスを選んで「錆びませんように」と願いをこめて塗りこんでおきました。あと小傷からも錆が着ませんようにと簡単なペイントペンで補修。想像以上に乗りにくい車ですが、それでもおつりが来るくらいかわいがっております。

sammy

2007年12月10日 | 日記
あ~、初めてのデートで4回喧嘩しました。交差点で立て続けに二回。坂道で一回。料金所で一回・・・。彼女はブルブル震えて動かなくなります。どうも私の扱い方がへたくそなようです。仕方がないから今夜二人でドライブに出かけてきます。名前はサミー。


サニーの車体を使っていることと、今日久しぶりランシドを聞いて、little sammy was a punk rockerという懐かしいフレーズが重なったから。ラシーンの名前はsammyで決まり。

ほんと冗談抜きでマニュアルの練習します。

2007年12月09日 | 日記
ひたすら北へ北へ。といっても知れてるけれど。先日美容師と北海道での車旅行などなどひたすら東西南北どこかの端っこを目指す行動を話していて「岬マニア」という言葉を頂いた。三浦じゅんを思い起こさせる言葉ではあるけど、確かにそんなことをしない人からしたらへんな行動なんだろう。当てもなくドライブすることは多くの人があるだろうけど、その目的が末端部分に集中することはそう多くないことなのかもしれない。そう思って辺戸岬に到着したとたん目に飛び込んできたのは、多数のバイク。どれもこれも手のこったバイクで、どう見ても車を買ってもお釣りがくるようなものばかりで、たむろしているバイカーも、高級ブランドで身を固めることができるくらいの値段がかかるであろうつなぎやヘルメットを持っていた。「君たちも岬マニアか」と心の中でつぶやいて振り返ると、ワゴン車の上にCSアンテナ、中にはテレビと生活用品、そしてその間を埋め尽くす人形たち、そのワゴンのサイドドアーを開けっ放しにして、車の前で日向ぼっこをする(おそらく)ルンペン居て、「君もか」と思いながらも、その異様な外観からかかわることもなく、調和するはずもないヤンバルクイナの展望台を眺めにいった。その足元まで行ってみたけれど、それはお勧めしません。センスのなさというものを公然猥褻級の勢いでさらけ出しているくらいなものです。とまあやっぱり岬はいいです。

明日購入したラシーンが届きます。新しい相棒にドキドキ。

キリキリシャン

2007年12月04日 | 日記
意思が強くても欲深いのは嫌いです。夢があっても野心家は嫌いです。話し上手よりも、聞き上手にあこがれます。的確な言葉よりも人間味に惹かれます。まだ第一印象ですが、そりが合わないと強く感じる人間と出会いました。共通して、何を考えているのか分からないけれど、強く自分を主張してくる人間が苦手です。人間味にあふれたバカが大好きです。自分の能力のなさを悲観する時間が多くなり、それを補う努力をしようと思う自分も弱くなっています。でも、びりびりとするくらい研ぎ澄まされた感覚になるまでモチベーションの高い状態に持っていきたいとも思います。これまでは、そこまで高めてもらっていたからありがたいと切に感じる。まるでsunnyday real estateの曲のような状態。ビリビリとした空間の中に、柔らかく、しかし確実に存在するような。

髪の毛を思い切り短くしました。気持ちいいですね。まだ禿げていないようです。これでもう少しの間ハゲといわれても「まだ禿げてへんわ」と言い返せます。一応仕事としてサービスの仕事を継続してやっているわけだけど、やっぱり見た目は重要だ。決定的な要因ではないと思うけれど、上手に人と接する入り口を作ってくれることは間違いない。そう言った意味では私はあまり有利な立場ではないようです・・・。ただ、私の笑顔は相手の警戒心を緩める効果があるようです。目がなくなってしわくちゃになっちゃいますからね。また二十歳にちかい子たちが居るわけですが、やたらと服装や髪型にうるさく気を使っている姿を見て、なにか最近味わっていなかった感覚になりました。私含め前職の社員は激しくその辺が欠落してましたからね。チョイ悪なんてしたくもありませんが、少しは格好に気を使ってる大人にあこがれますし。金持ち相手の仕事だからそういったことにうるさい人たちとよく合うわけですが、あえて崩した格好をしている人が多く、そのあえて感がものすごく嫌いです。

また、文章が書けない時期に入ったようです。この時期は決まって無気力です。週末を待つ生活だけはしないようにがんばります。