山口日記

その日を記し、その日を残し、来るべき日を見据え、来るべき日を迎えるために。

またか

2011年03月27日 | 日記
さまざまなことが起き、さまざまなことが語られる。いま発信しなければ、いつメッセージを届けるのだろうと考える。

グループ会社の東北のホテルが壊れ、海外からの入国が極端に減り、日本中が”自粛”ムードに流れるなか、私の職場のホテルでは経費削減が叫ばれる。生活費は人件費であり、経費である。

「痛み分け」という言葉が頭に残る。

自分の痛みを最小限にしようとなりふり構わず動く人間。

お互いの傷がトータルで一番少なくなるように考える人間。

二人が元気になるためには最短を選ぶことができる。

私はまた、人の生活を手にかけ、自らの人生を語るようなことをするのだろうか。


2011-03-16 02:36:54

2011年03月16日 | 日記
暖かくなったと思ったら、また寒くなったのもつかの間で、今日は観光客も半袖で歩く陽気な天気。のんびりと首里を歩き、玉御殿(タマウドゥン)という王家の墓に立ち寄ったり、禅宗の寺に立ち寄ったり、鶏とアヒルと鴨の合の子みたいな変な鳥がたくさんいる龍潭池を通り抜けて修復中の円覚寺の中を除き込むと、美しい彫刻の刻み込まれた橋の上に川蝉がとまるのを見つけ、少し汗ばんだ体で帰路についた。