山口日記

その日を記し、その日を残し、来るべき日を見据え、来るべき日を迎えるために。

ひょんなことから

2012年05月16日 | 日記
突然私の会社に、大学の同級生が就職してきた。

見たことあるな~、なんて思う人はたくさん居て、いつも特にそれを解き明かそうとは思わない。今回の同級生の一件以外にも、東京で見たころのある顔が一人いるが詮索はしていない。そんな感覚は大体気のせいで、思い違いであることが多いからだ。しかし今回は違った。結婚していて姓が変わっていたから違うと思っていたけれど、北海道の大学の同級生が突然沖縄の職場に現れた。水産学部を卒業して、サービス業をやっているので、同級生に同業者はほとんどいないので、職場が同じになるなんてことは到底考えられず、さらにはもっとも遠く離れたこの地で再会するなどとは思いもしなかった。しかし、仲が良いというほどでもなかったので、それほど盛り上がるということはなかったのだけれど、旦那も沖縄には身寄りがなく、単身沖縄に乗り込んできた彼女はおそらく苦労しているのだろう、たくさんの不安を抱えているようだったので、いろいろな話をした。私は沖縄の奥さんをもらったので、少しはジモティー気取りなのですが、沖縄に乗り込んできた人はなかなかなじめない現実を感じさせられた。

かつては幼稚園から大学まで同じだった人も居たし、まったく同じ誕生日の人も居た。年違いでは同じ誕生日の友人は3名もいる。世の中にはいろんな偶然があるものだけれど、この偶然を大切にしないといけないのかなと考えさせられる。というのも、こういった偶然がチャンスなんだと感じるようになったからだ(間違ってもこの子に下心があるなんて捉えないで欲しい(笑))。毎日何百人という人と顔を合わせ、挨拶をするなかで、何かしらの関係が生まれるのは、大抵偶然から始まるからだ。これまでの出会いを思い返しても、たまたま喫煙所で鉢合わせしたり、たまたま行き先が一緒だったり、と、ひょんなことから始まることがほとんどだ。

ただ、学生時代のことを知っている人が、職場に居るというのは、臭いセリフを言ってお店を作っている私としては、非常にやりにくいものがある。