天気がよかったので仕事までの時間に大宜味までドライブ。海から少し山側に入ると、昔ながらの民家が点在する集落がある。以前、人身売買など暗い過去の記録を読んだことがあり、単純に静かな集落とは思えなかったが趣のある静かな村だった。そこを越えると小川の流れる里山のような場所に入り、水田だった場所にオクラレルカという菖蒲のような花畑が広がっている。川には水草が繁り、メダカが泳いでいた。沖縄に来るとどうしても海中心の視点になってしまうが、こういったミニマムな生態系もしかっりと存在していて、どこか故郷を思い出される。幼い頃は祖父に連れられ、よく富小川の堤防を歩きながら親戚のところに向かった。川から用水路、雑木林といたるところに居る生物に興味津々だった。
私がそういった生き物を見つけたときには、もう人の話しを全く聞いていないことは彼女がよく知っていて、ほったらかしで遊ばせてくれる。のがいつものはずだったのだけれど、今日は花畑ということもあり彼女が興奮ぎみで、そこらじゅうを歩き回った。帰りには工芸品展が開催されていた公民館のようなところに立ち寄り、しゃれた芭蕉布なんかを手土産になんて思ったけれど、手が出る値段ではなかった。
内地から来た私が言うのもおかしいし、観光客を相手に飯を食ってる私がいうのはなおさらおかしいのだけれど、今の沖縄観光は駄目だ。お粗末なものでリピーターを減らす一方だと思う。もっと素朴な沖縄を知った人間が携わるべきだ。
私がそういった生き物を見つけたときには、もう人の話しを全く聞いていないことは彼女がよく知っていて、ほったらかしで遊ばせてくれる。のがいつものはずだったのだけれど、今日は花畑ということもあり彼女が興奮ぎみで、そこらじゅうを歩き回った。帰りには工芸品展が開催されていた公民館のようなところに立ち寄り、しゃれた芭蕉布なんかを手土産になんて思ったけれど、手が出る値段ではなかった。
内地から来た私が言うのもおかしいし、観光客を相手に飯を食ってる私がいうのはなおさらおかしいのだけれど、今の沖縄観光は駄目だ。お粗末なものでリピーターを減らす一方だと思う。もっと素朴な沖縄を知った人間が携わるべきだ。