身の回り

朝っぱらから運動会のリハーサルを繰り返す小学校。「赤組も白組も一生懸命がんばります」。テレビを見ながらせんべいをかじり、ルイボス茶を飲む私。テレビでは基地の辺野古移転計画についてどうのこうの。小学校の放送なんて比べ物にならない轟音で嘉手納に舞い降りていく戦闘機。

今日は何をしようか。とりあえず洗濯から始まります。

いつのまにか

すしを思いきり食べた。うまかった。

本を読んでたらいつの間にか寝てた。

朝に

部屋の片づけをしようとして何のＣＤをかけようかと手に取ったのはブルーハーツだった。車の中でしか音楽を聞かなくなり、ＣＤを取り替えることさえ億劫になってきて、ついにラジオをかけるようになった私にはＣＤを選ぶという行動が久しぶりだった。先日深夜にクロマニヨンズを見たこともあり久しぶりに聞いてみようと思った。案の定ＣＤ全てを聞き終わるまでベッドの上でグータラしてしまい部屋は一向に片付いていない。

頭の中に思い浮かぶ映像は奈良の町で、高校生の私が見た奈良の記憶が頭を流れていく。懐かしさに涙したり、あの頃に戻りたいなんてことよりも、今の自分をあの頃の自分に見せられるのかと考えていた。結論は「怒られる」だった。回りくどい考えでごちゃごちゃ言ってよく分からない状態にして、結局結論を出さない私に10年前の私はイライラして怒鳴り散らしているだろう。そんな10年前の私に素直に謝ることができるだろうか。分かった風なクチを聞く若僧に怒鳴り返しているかもしれない。自分が間違っていると思ったことをはっきりと言う、そして貫き通す強い意志、そして間違いを素直に認める素直な心を持てるように精進です。

さて今日と明日は2連休。何をしようとも思っていない。那覇の町をプラプラあいているかもしれないし、辺戸岬までドライブしているかもしれない。ＣＤを買いあさって部屋にこもりたいけれどそんな金もなくなった。さてさてどうしようか。二日間オンタイムで更新していこう。

目つき

ノーヘルで二人乗りをする高校生が私の車を追い越して停車した。坊主頭の二人は言い合わせたかのようなタイミングでこちらを振り返り、気合の入った目つきでこちらを睨んできた。そのまま二人は信号無視をして走り去っていった。狼みたいな目つきという言葉がぴったりだった。見習わないといけない部分があるのではないか。

今日は一日眠り続けた。夢を見続けた。恋人、昔の恋人、友達、おじいちゃんおばあちゃん、兄弟、両親、どれだけの人が登場したか分からないくらいにいろんな人が出てきた。みんな私の家に来てくれた。きっと寂しいのだろう。

道

散歩するならこの先の景色を楽しみにしたい。
通勤するならこの先の道のりが分かる道を選びたい。
旅をするなら知らない場所に向かう道を選びたい。
人生だったら。

2009-10-04 02:27:43

日差しは刺々しさを失い、風は年老いたかのようなやさしさを身に纏うようになってきた。私はというとなにが起こるのかを考えることもせず、ただ車に乗り、船に揺られ、沖縄の原風景が残る島へと向かった。ただ華々しさだけを演出するために飾られた万国旗の下では、数十人のうちなんちゅが集まり、あるものは三線の音に体を任せ、あるものはそれを見て酒をのみ、あるものは話に興じていた。突然現れたよそ者に気付いたものの、態度には表さず、観察し推測し、歓迎して見定めようとする。人前が苦手な私には耐えられない状況でしたが、めずらしくサービス業が役に立ち人並みには立ち振る舞えたと思う。君が喜ぶのであればやらなければいけないな。正直にそう考えた。

今日上司が左遷された。制裁処分。臭い口から吐き出される汚い噂話に振り回され引きずり下ろされた。そして私も道連れとなった。ここを去ることにした。何もかもが醜く汚れているように見える。