山口日記

その日を記し、その日を残し、来るべき日を見据え、来るべき日を迎えるために。

生意気

2012年06月05日 | 日記
風邪を引いた。ゴロゴロする連休。しんどいのだけれど、学校が休めて嬉しい小学生のような高揚感がある。とは言っても今は病院。長いこと待たされそうなんで日記を書く。写真は以前撮った伊江島の写真。写真加工アプリを使うとだいたいの写真がそれらしく見えるものですごい。百聞は一見にしかず、とはよく言ったもんで、この写真に漂う空気感を文章で表そうとすると、何時間机にかじりついてもできる気がしない。

沖縄に来てもうすぐ5年がたとうとしています。沖縄への移住者の大半が5年以内に内地に帰らざるを得ない状況になってしまうという話を聞いて、大丈夫だろうかと不安な中、沖縄に引っ越してきました。実際に沖縄の地から出ていかないといけないのか…と考えさせられることが二回。経済的な理由が一番でした。それでも運良く食いつなぎここまできました。沖縄の嫁さんをもらったことも、しぶとく頑張れた一つの理由でしょう。どうしてそんなことを考えるのかというと、毎日伊江島を見ていた学生時代と移住したてのころのことを思い出したから。今もですが、若僧がえらそうにしていたなと、それをよく見守ってくれていたな、と、自分が後輩をたくさん持つようになっていくにつれ、自分は生意気だったなと恥ずかしくなります。この写真のように、静かに力強い雰囲気を身に付けるにはあと何年かかるのでしょうかね。