山口日記

その日を記し、その日を残し、来るべき日を見据え、来るべき日を迎えるために。

学習空間

2019年01月30日 | 日記


研修続きの東京出張では、仕事を片付けるのではなく、豪華なホテル空間の中で学ぶ時間を過ごすことは、心身ともに充実させてくれる時間で、寝るでも遊ぶでもない、学ぶ贅沢を味わえた。機会があればそんな時間を積んでいきたい。

上司の上司に当たる人が、間の上司について見限るような発言をすると、私はもう見限られた上司を建てる必要もなく、でも切り捨てる必要なく、足の裏の米粒のように、さほど影響はないけれど、走っていたらどうしてもとってしまいたくなるような、どうでもいいけど問題のある存在となってしまう。

そんなところに甘んじることなく、抜きに出て来い、と。やりますよ。

ここではない何処か

2019年01月22日 | 日記


無意識に絡める足の指。器用に組むものだ。彼の足は私を探してくる。隣で眠る彼の足は私の身体の何処かに触れている。お腹の下に突っ込んでくることが多い。時には顔面にかかと落としをしてきたり、喉仏をごりごりと押し付けたり、サイコな一面を見せるときもある。今も腰に足の裏を当てている。

目の前のことをがむしゃらにやるということがこんなにもできないのかと情けなくなり、とにかくやってみる。本当にずっと仕事のことを考えているような気がする。作業をしたり、対応をするわけではなく、どうするべきかをひたすら考える。ロイヤルティマネージメントなんて部署を作ったものの、ゴールに霞がかかるどころか何処に向かって歩き始めれば良いのかすら分からない。しかし、ゴールを定めれば全力疾走できる準備はできてきたし、ある程度どこに向かうかは定まってきた。そこに留まらなければ、好きなところに向かえばいいと分かった。

トラクターのタイヤ

2019年01月20日 | 日記


どうしてトラクターのタイヤは大っきいのとちっちゃいが着いてるの?

そう聞く息子に感動して、考えもしなかった、とってもいい質問だ!と一緒に調べることにした。スタックしないように、段差に対応できるように、小回りが効くように、なんて一緒に想像しながらスマホで調べると、「5歳児の質問」と言う表題とともに粗方正解であることが分かった。と、同時に私が親バカで、自分のモノサシで凄いことにしてしまったことも分かった。トラクターは共通しておかしな格好をしているので、先入観を持たない人間には共通してなんだあれ?と思われるけれど、見慣れた無頓着な人間にはもう気付くことすらできないことで、きっとそんなことで目の前の世界のほとんどのことに気づけていないのだろうと悲しくもなり、まだまだいろいろあるんだろうと楽しくもなる。

目的地

2019年01月08日 | 日記


自分がなんの仕事をしているのか分からないけれど、あの仕事は私にしかできない仕事だと言われて、どこか嬉しい気持ちになるのはどうしてか。マーケティングの仕事は余りあるほど手解きがあり、どれを選ぶのかを悩まされた。そしてまたインターナルマーケティングとか、クオリティマネージャーとか、ブランディングとか、掴み所のない仕事をしている。前回は荒野を耕せと言われた気分だが、今回は目的地は南の島なのに雪原に突き落とされた気分だ。ポジティブに言えばなんとかするだろうと思われている、ネガティブに言えばできなくても遠い出来事で痛手はない。なんかレストランみたいに目的がはっきりしていて、手段にも実態があって、結果も数字で出るってすごく分かりやすてエキサイティングだった。シンプルでいい。今、レストランに戻ったらどんな風にマネジメントするんだろうと考えるとワクワクする。それだけ引き出しが増えたんだと思う。レストランを離れてみて良かった。もっと面白いことをするために、雪原から南の島を目指そう。雪原も楽しみながら。

「毒キノコを見分けることが出来る」と言う息子に危機を感じる。仲間ハズレにされてヘコむ息子に胸が締め付けられる。譲ることができない息子にそりゃハブられると私がヘコむ。練習嫌いな息子が自分のようで私がヘコむ。一緒に進んで行こう。伴走するつもりも、後押しするつもりもない。ただ、行き先をともにできればその道のりが私の宝。見たことのない景色を見に行こう。