山口日記

その日を記し、その日を残し、来るべき日を見据え、来るべき日を迎えるために。

日陰

2006年11月30日 | 日記
本当にうれしいことがあった。ありがとうございます。心からそう伝えたい。

今日は朝の8時から部での飲み会。12月に向けてがんばりましょうといった決起会だ。呑むというより、話すと言うより、聞くと言うより、見てると言う感じで始まった。自分はこの部が好きだ。なんでかって部長が好きだから。かかわりがあるわけではないけれど、何か高校生のときに年不相応な高価なものを買ってもらって身に付けていたような優越感を味あわせてくれる人だ。そんな部長から部の人間全員の前で表彰してもらった。自分が居る店、居た店、全部数字が良くない。だから評価のされようがない。これは卑屈にもなってないし、当たり前のことで、状態がいい店が前年を割るはずがない。例え近隣に競合店ができたとしても。そんな状況の中自分なりにがんばってきた。でも結果が出なかった。頑張りが足りないんだろう。そう心に言い聞かせながらくやしい思いもしてきた。たかが飲み会での表彰だけど、こんな自分にも光は当たっていて、見ていてくれた人が居たんだと素直にうれしい気持ちになった。本当にうれしかった初めて報われたと感じた。いろんな人に評価してもらってきた。素直にうれしかった。でも今日は特別なんだ。光が当たらないと思っていたところに急に光が差し込んだような感覚。本当にがんばろうと思った。昔の上司やいろんなひとにおめでとうといってもらえた。うれしかった。自分が影にいると言うような感覚を持っていたこと知っていてくれていた兄さん(行く先々に兄さんと呼ぶしかないような存在の人が居るな。上司だったり先輩だったりするけれどなんかそんな風には呼びたくない関係ができるって自分にしてもうれしい)に、「見てる人は見てるんだよ」って笑顔で声をかけてもらったときは「あ~馬鹿だったな。」そう反省した。もっと信じていいんだ。余計なことを考えずにがんばろう。今日またスタートです。ついでに商品でエアーベッドもらいました。ハルマサつよしには悪いけど今だったら最高に快適な睡眠環境が作れるよ。いつでもおいでなさい。

結末からスタートへ

2006年11月28日 | 日記
目が覚めると携帯がなっていて研修の時間をとっくに過ぎていることに気付く。研修会場は家から10分程度のところで慌てて家を飛び出す。上司に連絡しようと携帯を片手に自転車にまたがると鍵がない。家の鍵をしようとして自転車の鍵を挿そうとした記憶があったからきっといつもと違うポッケットに入れたのかと思ったけど見つからない。家の鍵もついていたから青ざめる。しかし急がないといけないからタクシーを拾うとした瞬間、財布に現金が入っていないことを思い出す。すべてがうまくいかない。とにかく走った。弾正橋を超え、京橋の駅を曲がり高島屋を目指して走る。寝癖も身だしなみも心もすべて乱れながら。まだ休みの遊び疲れが取れていないような間抜けな顔をしたサラリーマンよりも間抜けな姿で。何度も何度もこのままこの会社を辞めてしまおうかと考えた。AM11:00の研修と言えば普通の人の感覚で言えば朝の5時から研修があるような物で連日寝不足な私たちの生活の中ではかなりきついものがある。さらには課題もある。いつやるんだ?結局、昨日は朝まで課題をやって雨の中自転車で帰って、シャワーを浴びて爽快に研修に行くはずが濡れたスーツを脱ぐと寒くてとっさに布団にもぐりこんだ瞬間意志とは関係なく眠りについていた。すべて自分が悪い。こんなことくらいで逃げ出していたらとにかく恥だ。目の前の遅刻したと言う恥を隠すために大きな恥で余計に塗り固めてしまうようなことだけど、そのときは目の前にあるこの恥が嫌で仕方が無かった。会場についても息を整えるよりも、その場に居る恥ずかしさで頭がはちきれそうだった。時間がたち冷静に人の言葉が耳に入るようになって来た頃、家の鍵が無いことや、家が汚いこと、やろうと思ってやっていない仕事とプライベート、公共料金や携帯の解約などなどいつかやろうと思いながらいつまでたってもやらないことが頭に浮かび今日のこの結末がすべての事柄が結びついて得られた結果だと納得した。すべてをやろう、そう思った。研修も終わりそれからは休みだ。友達のスーツ選びに付き合った後早速行動に出た。まず皮膚科に行く。手荒れを治す。これを言い訳に仕事が不十分になる自分も、弱音を吐く自分も嫌だったから。月曜は病院が込むことも忘れて待つ。堕ちる。寝坊したと言っても2時間も寝ていないから眠い。次に家の鍵をなんとかする。自転車置き場までは10メートルも無いので、絶対に部屋に忘れたと思って管理会社に共同玄関のロックを開けてもらおうとすると住人の人が開けたときに一緒に入ってくださいと言う。むかついてどうしようもなくて、何とかして入るから通報されても慌てないで連絡くださいと言って、塀を乗り越える。家のノブを引く。鍵がかかってる。かばんをひっくり返す。見つからない。本当に青ざめる。眠気と疲れですぐそこにあるベッドが異常なほどに恋しくなる。共同玄関が閉まってしまわないようにかばんを挟んで玄関の床を探し回る。見つからない。かばんをひっくり返す。三回これを繰り返す。警察に行こうと思う。鍵もないのになぜか自転車にまたがる。本当に馬鹿だ。涙が出そうになる。ふと自転車にぶっさしてあるかさの中を見ると鍵が入っている。もうどうしようもないわ。救いようのない馬鹿だ。家の鍵を空けたとき、幼い頃に家族旅行から帰ってきて味わうような、妙な安心感に包まれた。落ち着いてタバコを一本吸ってジーパンを履き今着ていたスーツをかばんに突っ込んでクリーニング屋に出しに行く。出すのはいいけどいつ取りに行くのか分からない。いいから出せとも一着もかばんに押し込んできた。友達に付き合ったスーツ屋で自分がエラクみすぼらしく見えた。これじゃあイカン。「シャンとせい!!」よく母親に言われた言葉だ。バリッとしたスーツを着て寝癖のない頭で出勤する。クリーニング屋を出たらそのままドコモに行ってなくした携帯を解約して散髪屋へ行った。散発中も堕ちる。「お疲れですね」姉さんの言葉に悲しくなる。元気ですね。そう言われたいよ。家に帰って部屋を片付けよとしたけれど体がもう動かない。寝ることにした。今は朝の6時。さてさてとっとと部屋を片付けて出勤しますか!!負けない。こんなところで躓かない。くだらないと思うのであればやっつけてやる。ただ眠らなくてもいい体と心が欲しい。

街角で

2006年11月18日 | 日記

久々に午前中に起きた。オフィス街にある私の家の前は、午前中ということだけでなく土曜ということもあって人気がなかった。いつもだったら帰ってくるような時間に起きて出かける気分では、同じ場所と時間であってもまったく違い場所に感じる。防火管理責任者という資格を取りに秋葉原にきたわけだけど、受ければ誰でも取れるよな資格でどうでもいい。でもこれが無いと店舗を経営することも店長といった責任者になることもできないから仕方がない。これを取れば一応私も店をできるようになる。後は経験だ。11月にはいって休みといえる休みは一度もなくて体力的に非常につらい。でも、前にも書いたように今目の前にある問題を解決することで、自分の成長が期待できることもあって精神的には疲れていない。ただ、こうして秋葉原の街でノートパソコンを開いて日記を書いている私はものすごいPCオタクにしか見えないということが不満だ。どうしてこんなところでPCを開くのかといえば最近小さなメビウスを買ったから。秋葉原でミーティングが会った日の空き時間に偶然3万円で見つけた。こんな掘り出し物があるのかと思うくらいによくて満足している。それにどうしようかと思っていたウィルコムのデータ通信もこれで活用できる。店舗業務をするようになればどこにでも自分のPCがあれば非常に便利だ。ついでに会社からは外部ネットワークに接続することができないからこうした通信機器を持つことも武器になる。それにしてもA4サイズで超薄型のこいつは最高だ。pentium?で頭はよくないけれどエクセルくらいしかまわすことがないからそれで十分だし中古のくせに電池の持ちがいい。こいつで店長業務をがんばるとしよう。もうすぐ講習に戻らなくちゃいけないけれど、ひとつだけ書きたいことがあって、結婚の話は急にくるというのは本当で、なんだか私の周りが浮かれ始めている。この感じがたまらなく嫌だ・・・。


日本酒

2006年11月09日 | 日記

日本酒を飲むことにしました。理由は体によさそうだから。全く根拠なし。ちびちび飲むのはウイスキーを飲んでいたけどなんか軽く何か食べながら呑めるようなものじゃないから他に晩酌を求めた。焼酎はいろいろ飲んだけれど日本酒は知識なし。勉強もかねて。今日は白鹿の山田錦。コンビニにあったから。さてさていつまで続くかな。なんといっても缶ビール一本でノックダウンな私ですから。本当です。今テキーラいっきしたら死ねます。こうも体質って変わるものですかね。日本酒か。寿司食いてぇ。それにしても日本酒って「超」とか「特」とか好きですね。「山田錦百%使用」だって。なんか文字化けしたみたい。


鍛錬

2006年11月06日 | 日記
体がついていかない。かもしれない。あまりことをきっちりと整理することが出来ないから、行き当たりばったりな作業で無駄が多い。だから逆に目標を大きく持って一つのことをやっている意識を持つようにしてる。事を細分化することで確実にこなしていく人も居るだろうけど、私がそれをやったら頭を抱えて余計に無駄な時間を使うことになるだろう。それにしても飲食店を経営するのは難しい。システムを永続的に保持することは到底無理な話だろう。それは人間が原動力になる時点で分かりきっていることだけど。おそらく常にいい人材を集める、育てることが一番大切だ。仕入れだとかサービスだとかそんな作業は人さえ居れば何とかできるだろうし、常に良い状態に変更していくのもまた人間。ほっといたら乞食になってしまうよな人間さえも経営者レベルに教育できるようなシステムが必要だ。またその教育もマニュアルでもなく紛れもない人間だ。飲食に関わらずそうだろう。人間力が必要だな。そういう面では今の仕事で鍛えられそうだ。明日は早起きして宴会のスタンバイだ・・・。大学院まで出て何をしてるんだお前は!!?人間鍛えてるんです。

異動しました

2006年11月04日 | 日記
人の悪いところばかり指摘して改善しようとすることにうんざりとする。よくいる上司の悪口ばかり言ってるやつだとか、部下をしかりつけてばっかりのやつとか。褒めることで悪いところが直ったり、直させたりしたい。「良くしたい」という強い気持ちを感じたとしても、悪いところがないかびくびくして怒られて改善だなんて思えない。と、思うのもあまり状態の良くない店舗に異動して良くしたい気持ちが同じでもやり方が全く違うメンバーさんを見てそう思った。まあ気持ちで負けることなんてありえないけど目指すところは同じだ。今は本当にこれをやらないと進めない、これをやりきったときの自分にあこがれる、そんな気持ちで一杯だ。この店が活気と笑顔であふれかえった時私は絶対に進むことができる。ただ、眠れないけど・・・。異動先の店にはたくさん同業者が来る。呑みながら仕事のことで笑って悲しんで怒って喧嘩して泣いて・・・今日は俺まで泣きそうになった。本当に人を相手にやる商売って楽しいと思った。がんばりますか~。