山口日記

その日を記し、その日を残し、来るべき日を見据え、来るべき日を迎えるために。

2008-05-31 13:01:45

2008年05月31日 | 日記
ひさびさの沖縄での休み。昨日は部署の自称お偉いさんとやりあって、「切れそうだった」と同僚に話すと「切れてた」と言われ、他人の怒り具合なんて対して細かく分けられていないんだ、なんてどうでもいいことに気付いた。前の会社もある部分で切れちゃったところがあるから気を付けないとなにも続かないな。短気は治ったと思ってたんだけどな~。

今は会社を辞めた先輩の車をわけあって那覇まで届けに来た。週末に那覇に来るのも久々なので満喫して帰ろうと飲み屋の予約までしたのに、ホテルも予約してないし、替えの下着も持ってくるのも忘れた。いきあたりばったり行けるとこまで行ってきます。

おめでとう、ありがとう。

2008年05月26日 | 日記
結局、挨拶は当日の午前中まで持ち越して、ギリギリまでマン喫でタイプすることになった。他の客がうるさいとクレームを出すほどハイテンションにテンパっていた。知らないひとたちの前で話すことが苦手で、ひたすら緊張した。話の内容どうこうよりも、真っ白になって話が飛んでしまうことが怖かった。正直御祝いどころじゃなかった。酒で顔が真っ赤になるのも嫌だし、食事も喉を通らないし、手は震えるし、トイレには行きたくなるしで、端から見てたら滑稽極まりない有り様だっただろう。それでも幸運なことに、前の叔父さんの挨拶がお嫁サンバのカラオケで、もう空気は和やかなものになっていた。やっとのことでまわってきた挨拶は、原稿の粗筋だけを頭に入れ、なんとかそれをつなぎあわせ話しているうちに緊張がほぐれ、途中友人が作ってくれたスライドショーに移行している間、新郎と少し会話を交わしている時、これは私の体裁を取り繕うために話しているわけではないことにやっと気付いた。本当にいい家庭を築いて欲しいと言う気持ちを伝えなければ。その思いで話して締めくくった挨拶は無事終わった。

続々と友人が結婚する。みんな何を思い結婚するのか分からないけれど、彼女から妻へ、彼氏から夫になる姿はどこか頼もしさというのか余裕とも言えるものが感じられる。結婚式は嫁のためとも言うけれど、男も意識の変化をもたらす重要な儀式だろう。形式に囚われる必要はないけれど、儀式はそういった気持ちの導入と言う面で非常に強い影響をもたらすと思う。

さてさて、私は…

2008-05-22 23:53:44

2008年05月22日 | 日記
昼下がりのビーチで、会社の仲間と家族でバーベキューをした。白い砂浜を子どもが走り回り、その後を大人がついて走るすがたを見ていると、大人よりも速く走れると思い込んでいた少年時代を思い出し、あの時の大人たちもきっと自分の少年時代を思い出していたんだろうと、循環参照を起こしたエクセルではないけれど、延々と同じことが繰り返されているという恒久的な平穏を感じることが出来た。きっと戦争経験者の人たちははこんな時間を子どもに過ごしてもらいたくてがむしゃらに働いたんだろう。いまきっとそれが叶えられている。例えそれが本人が望み、得ていることを自覚していなかったとしても。



明日は友人の結婚式で奈良に帰る。彼はいち早く就職し堅実に働き続け結婚することを決めた。まっすぐと進む彼を心配する人はいないだろう。おめでとう。そして私がスピーチをするらしい。なぜか→キャプテンだから。そんな言葉久々に聞いた。9年振りに蒸し返されるこの事実も、スピーチではあたかも当然のようにあの人はキャプテンだと思われるのだろう。少しだけの懐かしさと大半の恥ずかしさをもっていってまいります。その前に話す内容を考えないと…飛行機で考えよ。

闘山羊

2008年05月11日 | 日記
先週の話。お昼に近くで闘山羊があるというのを思い出して歩いて出かけた。天気がいい一日で、小説だったらきっと夏の始まりを感じさせる懐かしい感覚で描写されるような空気だった。通りがかったカーブミラーに写る自分は、東京のショウウインドウに写っていた自分とはまるで別人で、呑気なあほ面になっていた。ちょうど一年前、退社を決意し、人間らしい生活を取り戻すことを誓った。その誓いは確かに実現し、平穏な生活を手に入れ、物質的な欲望からも少しずつ開放されてきた気がする。晴れ渡った青空とウージ畑を背に、緑から濃紺へとグラデーションする海を目指し歩く下り坂の途中、このまま年をとって行くのも物足りないな、なんて思うようになれたことは確かに幸せらしい。都会の生活がまぶしく見えるようになってくるのかもしれないと心の片隅には疑問が残るけれど、時たま来るお金もちの皆さんの交わす言葉、ふとした表情、瞳の動きを見ていると、それがまぶしく見えたときにはまた違った治療が必要な時なんだろう。

闘山羊会場の手前までくると、おっさんがぞろぞろと出てきて、そろってサトウキビ畑に掻き分けて入っていく。なんだろうと思っていると、いっせいに立ち小便をし始めた。これはやってしまったとすぐに分かったのは、闘山羊はすでに終了したこと、そしておっさんたちはビールを飲み、闘山羊に夢中で小便に行けなかったということだった。会場入り口はすでに出口としてしか機能しておらず、そこを逆行するはずもなく、通りがかりの他人を装いながら立小便の列の間をすり抜けていった。隣にはまだ興奮状態の雄の山羊たちがつながれていて、少しラリッた目をした山羊に視線を送りながら「メェ」と言って通り過ぎた。

戦い続ける人間は勇ましく、魅力を感じる。戦い続けるこの闘山羊がそれであれば、私は山羊小屋で繁殖期を待つ乳も出ない雄山羊だろう。しかしそれは戦わなければならない戦いではない。野生の山羊となり、戦わなければならない戦いに強さを発揮する山羊になるには、この小屋から出ていかなければいけないか。

アクティブに

2008年05月05日 | 日記
防水のデジカメを買った。欲しいとは思っていたけれど、その値段に足踏みさせられていたところ、アマゾンで激安で発見。ポチっと購入してしまったわけですが、その使いやすさに驚いてます。写真は海に潜りながら撮ったもの。防水だから、砂ももちろん大丈夫だし、落としても壊れないようになっているらしい。Gショックくらい手軽に防水機器が持てるようになるといい。あとは携帯だねぇ。次ぎかえるころにはスマートな防水携帯出てますように。

休み中に大学の友人が沖縄を訪ねてきた。特に何かを案内することもなく、ビーチでウェイクボードをすることに。ボードと一緒だろうと高をくくっていたら、案の定一発OKで遊べた。後はトリック覚えたらこれは楽しそうだ。今日も、海ではカイトボードとでも言うのでしょうか、パラセーリングみたいなのに引っ張られながら遊んでる人がいた。おれもアクティブにいこうか。一方では、カフォンとか三味とか楽器をやりたい気持ちも。どれもこれもなかなか一人でやるもんじゃないから、仲間を見つけないといけないな。それから沖縄料理を食べて飲んで二件目はほとんど寝てた。普段動かないとどっと疲れる。この夏はアクティブにいこう。その前に引っ越しますかね。