空港にいる。全部投げ出して実家に帰ろうか、沖縄に乗り込むか北海道に引き篭るか…そんなことを考えながら営業あけにいつもなら普通に乗るところを快急に乗って空港に向かった。どこに行こうかまるで自販機でジュースを選ぶみたいに画面に向かって考えている。嘘。そんな小説みたいなことあるはずがない。ただ営業あけに彼女を迎えに羽田まで来ただけ。ひたすら眠い。アンバサとじゃがりこを携えて虚ろな目をしてトイレの前のベンチでひたすら携帯に向かっているだけ。家に帰ると迎えに行けるはずがなくて捨て身の守備でここまで来ました。気が付くと北海道を出てからもう二ヶ月がたっていてあの人この人はどうしてるだろうと気になる。出発の日の朝のことがつい昨日のことのように思い出される。なんでか早朝に家の前の道路で同居人とフリスビーをして友達を見送り、ふたり海辺の喫茶店でコーヒーを飲んだ。頭のなかではいろいろなことを考えているけどはなすことは懐かしい話や将来の話。今こうして割に合わない仕事が出来るのも彼と出会えたことも助けになっている。金でやりがいは買えないし、金で感じるやりがいなんてたいしたことはない。ふたりしてそう言い放ってから、でもお金って大切だし稼ぐって凄いよなってふたりして父親に対するジレンマを感じてしまうだろう、多分、そんな話はしたことはあるようなないようなあいまいなところだけど。
てか彼女を待つ空港で同居人を思い出すなんてどうなんだ?いいことでないことは確だからもうやめとこう。久々の連休寝ずに頑張ろう。一週間の睡眠時間30時間。今までの自分で考えるとまず無理なこと。あ~もっと給料くれ!!…あれ?
てか彼女を待つ空港で同居人を思い出すなんてどうなんだ?いいことでないことは確だからもうやめとこう。久々の連休寝ずに頑張ろう。一週間の睡眠時間30時間。今までの自分で考えるとまず無理なこと。あ~もっと給料くれ!!…あれ?