山口日記

その日を記し、その日を残し、来るべき日を見据え、来るべき日を迎えるために。

やっぱりほしい

2006年05月28日 | 日記
空港にいる。全部投げ出して実家に帰ろうか、沖縄に乗り込むか北海道に引き篭るか…そんなことを考えながら営業あけにいつもなら普通に乗るところを快急に乗って空港に向かった。どこに行こうかまるで自販機でジュースを選ぶみたいに画面に向かって考えている。嘘。そんな小説みたいなことあるはずがない。ただ営業あけに彼女を迎えに羽田まで来ただけ。ひたすら眠い。アンバサとじゃがりこを携えて虚ろな目をしてトイレの前のベンチでひたすら携帯に向かっているだけ。家に帰ると迎えに行けるはずがなくて捨て身の守備でここまで来ました。気が付くと北海道を出てからもう二ヶ月がたっていてあの人この人はどうしてるだろうと気になる。出発の日の朝のことがつい昨日のことのように思い出される。なんでか早朝に家の前の道路で同居人とフリスビーをして友達を見送り、ふたり海辺の喫茶店でコーヒーを飲んだ。頭のなかではいろいろなことを考えているけどはなすことは懐かしい話や将来の話。今こうして割に合わない仕事が出来るのも彼と出会えたことも助けになっている。金でやりがいは買えないし、金で感じるやりがいなんてたいしたことはない。ふたりしてそう言い放ってから、でもお金って大切だし稼ぐって凄いよなってふたりして父親に対するジレンマを感じてしまうだろう、多分、そんな話はしたことはあるようなないようなあいまいなところだけど。


てか彼女を待つ空港で同居人を思い出すなんてどうなんだ?いいことでないことは確だからもうやめとこう。久々の連休寝ずに頑張ろう。一週間の睡眠時間30時間。今までの自分で考えるとまず無理なこと。あ~もっと給料くれ!!…あれ?

おはよう

2006年05月23日 | 日記
月に九日の休みと週休二日。五週目まである月ちゃんと考えなあかんやん。てことで今週休みがありません。

今日は帰国した姉と会った。一年半かけてユーラシア横断とでも言えば説明がつくんだろうか。会うのは本当に久しぶりで二人ともいつから会っていないのか分からないくらい久しぶりだった。品川の駅の公衆電話から電話がありそこに向かうと、彼氏と言うには少し軽い気がするしよくわからんが旅を共にしてきたパートナーもいて少し驚いた。伸ばしっぱなしの髭と髪と公衆電話が二人に異質感を与えていて、なんでかうれしくなった。それから恐ろしいほど綺麗なビル街を抜けた小さな飲み屋でひたすら話した。やっぱり話題は家族と旅の話。あの人たちはとんでもなく人間的な雰囲気を持っていて、家族だからか旅のせいなのかは分からないけれど、少し威圧的に、何でもかんでも熱っぽく語る人が多い環境から久しぶりに抜け出せた。やたらと熱く語ることをもてはやしていいことのようにしたてあげているけどそんなことはない。言葉の下にあるものを伝えるようとする事自体に疑問を感じるし、伝えようとするのではなくて滲出て理解より先に感じることが正しくて、こんなことをこんな風に考えてこんなことをしたからあなたはこう感じなさいなんて馬鹿なコミュニケーションなんて一ミリもいらない。そもそも無段階に存在する感情をここからここは『悲しい』だとかここらへんは『うれしい』だとか区切ることがバカバカしいと思うけど、ある程度の共通の標識みたいなものとして便利なのは確で、それを標識が本物であるかのように勘違いしてしまう人もいる。うれしいらへんの『ちょっと右』と少し付け加えられるのが私の言う人間的と言うやつで言葉に限らず瞳や口や手やさまざまな標識を出して無段階に近いほどの表現をし、受け手はその一つ一つをちゃんと読み取ることが必要で、しかもその両方は意識的に行われていない。そんなことを考えながら飲んでいたはずはなくて、飲んだあとにまた中途半端に寝てしまい、眠れぬ朝に無理して考えた。

男なのに

2006年05月17日 | 日記
眠れない。前日に寝過ぎて眠れないだけ。今日は休みだけど手荒れがひどくて、ろくにワイシャツのボタンもとめられなくなったから皮膚科に行くことにした。といってもどこにあるのかも分からないから暇そうにしているはずの母親に何件かピックアップして住所と電話番号を寝ている間にメールしてくれとメールで言うと昼には電話で起こされてしまった。しまったと思った頃には遅くて、疲れきっていて便利に使えると思って母親に頼んだのに、病院なんて言ったら彼女よりも余計な心配をする親に頼んでしまっていた。でも意外に電話では「これからお出掛けやから3件くらいメールしといたし、それでいい?」と、特有のお出掛け前の女の子のテンションになっていて、メールもみないでそれでいいと言ってもう一度寝たら、起きた頃には日がくれていた。急いでその三件のうちの場所の分かるところに電話をすると、完全予約制でかなり待ってもらうけどいいかと尋ねられ、どうせ本でも読むつもりだったからいいと伝えて出発した。隣駅に隣接するビルの5Fに看板をみつけて入ろうと思ったけど、5Fについてもそんなところは何もなく会社のオフィスでなんかおかしいなぁと思ったら、階層が縦で分けられていて3Fの間違いだった。でも変な違和感は実は場所ではなくて看板自体にあってなんとまあ女性外来専用の病院(美容整形なんかを主にしてるみたいだった)で、よくみると看板には筆で書いたような文字のような女性が書かれていた。さすがに入りづらいと断りの電話をしたが、他にやっている病院が見付からずなんとまあさらに恥ずかしい思いをしてもう一度男性はいいのかと尋ねてから勇気を振り絞って入ることにした。頭の片隅で母親を恨んでいたことは特筆することもなく分かるところでしょう。でもまあなんでか男なのに診てくれて、手荒れで点滴を打たれてすごい気持ちよくキマって帰ってまた寝てすぐ起きて今なんだけどいってよかった。イガイガした痛みが消えると気持ちも落ち着くもんです。しかしまあ美容院と皮膚科は男性のかたは気を付けて入ってください。男性であることに後悔してしまいそうなくらい恥ずかしいです。

2006/05/06

2006年05月06日 | 日記
全くゴールデンでもなんでもないただの5月の第一週が過ぎ、次はそろそろフレッシュマンにしかなれない五月病にでもなってみようかと思ったけど、名前は知ってるけど五月病がどんなものかよくしらない。多分疲れて環境にけちつけて逃避行したら五月病だろ。