ひろかずのブログ・2

79歳のおじいさんです。散歩したこと、読んだこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、腹が立ったこと等々何でも書いてみます。

首都崩壊

2018-03-22 07:56:21 | 余話として

        首都崩壊

 散歩をしながらいろいろなことを考えます。

 夜は、11時ごろに寝ます。

 そして、それからベッドでしばらく本を読みます。たいがい小説です。

 いま、『首都崩壊(高嶋哲夫)(幻冬舎文庫)を読んでいます。

 文庫と言いながら574pの読みごたえのある本です。

 恐ろしい内容の本です。

 というのは、近い将来東京に起こる東京大地震の話です。確実に現実となる内容です。

 恐ろしいのは、それでも、みんなその事実を考えないで生活していることです。

 これが現実になると、日本は滅びます。

 原発の問題は、これからも深刻な問題として残っていきますが、阪神・淡路の地震の時も、東日本大震災でもなんとか持ちこたえました。

 でも、東京に今度こんな地震が起きたなら、それこそ日本崩壊です。被害の規模が違いすぎます。

 日本が沈没してしまう問題は、東京を襲う大震災だけではおわりません。

 日本発の大不況が地球を駆け巡ります。

 近い将来、富士山も爆発するかもしれません。

 自然の大災害は、多くの建物を破壊し、けた外れの被害をもたらすだけではなく、大変な数の人が亡くなります。

 まさに政治、地獄のような世界が展開されます。

 頭では考えるのですが、行動とクロスしません。

 ある意味では、世界で一番ヤバイ国が日本でしょう。

 首都だけでも大急ぎで移転する必要があります。

 しかし、利害が絡まり、これが政治問題になることは、絶対にないでしょうし、もし、そうなれば大反対の声一色になるはずです。

 いつ起こるか知れないのでマスコミも及び腰です。

 でも、日本の崩壊を待つだけでいいのでしょうか。

 学者の役割が大きいのですが、森友問題などを知るとき、政治家の前に学者の声はあまりに無力です。

 少し臆病すぎるようですが、近ごろ散歩をしながら、時々こんなことを考えることがあります。

 いまの私には、散歩をしながら車にぶつかる問題の方が大問題なのですが・・・(no147

*写真:小説『首都崩壊(高嶋哲夫)』カバー

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