ひろかずのブログ・2

79歳のおじいさんです。散歩したこと、読んだこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、腹が立ったこと等々何でも書いてみます。

平荘町・上荘町をゆく(41) 報恩寺」(3) 宇都宮長老

2024-04-27 08:31:54 | 加古川市歴史探訪 平荘町・上荘町編

 

     平荘町・上荘町をゆく(41) 報恩寺」(3) 宇都宮長老


 報恩寺の五輪塔の左から2番目五輪塔に眠る主は、宇都宮長老です。
 宇都宮長老とは、どんな人物でしょうか。
 宇都宮長老について、『東播磨の歴史(2・中世)』(神戸新聞出版センター)で郷土史家の山本祐作氏は、分かりやすく解説されておられるのでお借りします。

       宇都宮長老と報恩寺

 ・・・・宇都宮長老がどんな人だったかについては、播磨の中世地誌『峰相記(みねあいき)』のなかに、宇都宮長老という僧が、宿願にて法華山(一乗寺)の講堂を造った。
 正中元年(1324)、十一月二十七日の上棟、建武二年(1335)に文観上人をもって供養おわんぬ(されました)。
 西国一の大堂である。・・・

 文観上人と宇都宮長老との結びつきが分かります。
 このことからも、法華山一乗寺が(真言)律宗寺院として栄えていたと同時に、宇都宮長老が法華山の前住職であり、その後報恩寺で亡くなったことが分かります。*以上『東播磨の歴史(2・中世)』より
 突然、僧・文観、「真言律宗」という宗派が登場します。
 文観・宇都宮長老・真言律宗について、また報恩寺との関係をさらに調べることにします。
 *『東播磨の歴史(2・中世)』(神戸新聞出版センター)参照

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