ひろかずのブログ・2

79歳のおじいさんです。散歩したこと、読んだこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、腹が立ったこと等々何でも書いてみます。

西郷隆盛の写真

2020-03-28 14:53:26 | 歴史・文学

    西郷の写真がない

  いま、『西郷の貌(かお)・加治将一著』を読んでいますので、この記事を取り上げました。この小説は「古写真が暴いた明治政府の偽造史」です。

 不思議なことに西郷隆盛の写真は現在、存在していません。不思議なことです。

 一般的に、現在私たちが西郷隆盛の貌と信じている西郷隆盛の貌は、イタリア人のキヨソーネの描いた肖像画です。

 キヨソーネは、西郷にあった形跡すらありません。

 彼は二人の近親者をモデルに制作しています。

 その近親者とは、西郷弟の西郷従道(さいごうつぐみち)と従兄弟(いとこの)大山巌(いわお)です。

 目元を従道から、顔の輪郭や鼻・口は大山をモデルにしています。

 もう一度、繰り返します。不思議なことに西郷隆盛の貌(写真)はないのです。

 なぜ、西郷の写真はないのか?なぜ偽造しなければならなかったのでしょう。

 不思議です。何か重大な裏がありそうです。

 そんな中で発見された西郷隆盛の写真です。

 2018・1・16の「ひろかずの日記」に、朝日新聞(DIGITAL)の下記の記事を掲載しました。

 はて、本当の西郷隆盛像でしょうか。

   西郷隆盛の新肖像画を発見?

       縁者「特徴そろっている」

 西郷隆盛を描いた可能性がある新しい肖像画が、鹿児島県枕崎市で見つかった。

 作者や制作年は不明で、西郷の遺品などを管理している鹿児島市の西郷南洲顕彰館が今月から一般公開して情報を求めている。

 西郷ゆかりの縁者は「祖先から聞いていた西郷さんの特徴がそろっている」と期待している。

 肖像画が保管されていたのは、枕崎市宮田町の丸谷兼彦さん(87)、昭子さん(83)夫妻宅。油絵で描かれ、サイズは縦54センチ、横45センチ。

 署名はなく、だれがいつ描いたのか全くわかっていない。ただ、1926年ごろには昭子さんの実家の仏間に掲げられていたという。
 これまでに外部に持ち出されたことはなく、兼彦さんは「西郷さんの肖像か真偽のほどはわからないが、維新150周年の記念の年に多くの人に見てもらえたら」と話す。

 *写真:新たに見つかった西郷隆盛とみられる肖像画

 

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