2015 うすき竹宵

2015-11-09 15:25:08 | 臼杵
 「うすき竹宵」        
うすき竹宵の季節がやってきました。
少し小雨が気になるところではありますが、青葉を抱っこした青葉ママとばぁばと私の4人で自宅から歩いて行きました。
迎えてくれた「うすき竹宵」の文字が嬉しいですね。


ちょうど竹ぼんぼりに灯りを灯すところに出くわしました(午後5時から)
お願いしたら「良いよ」と快く点けさせてくれました。


この灯りが癒してくれますねぇ。


以前も書きましたが目指すのは「旧真光寺」です。
他の所はいつでも見ることができます。
でもここは午後5時を過ぎると観光客が増え続けて30分待ち1時間待ちとなります。
ここの竹ぼんぼりを見ないで竹宵は語れません。



臼杵が初めてと言う人は「仁王座 歴史の道」と聞けば教えてくれますよ。


「法音寺」
「旧真光寺」の横にありますのでここを見てからでも大丈夫です。


「旧真光寺」 
ここは必ず見てください。
幻想的な世界に引き込まれますよ。







「旧片切家石段」 
「旧真光寺」を出ると目の前にあるのが「旧片切家石段」です。




一方通行を道なりに下ってくると「畳屋町の八幡神社」に突き当たります。
ここから右に行くと臼杵のメイン道路である「中央町」になります。



途中には臼杵市のキャラクター「ほっとさん」



「久家本店」
「中央町」から「浜町」に移動すると見えてきたのが「久家の大蔵」です。
1860年創業の造り酒屋、一の井手久家本店がかつて貯蔵庫として使用していた酒蔵です



蔵の外壁や内部に施されたポルトガルと臼杵の交流を表した装飾タイル壁画アズレージョの壁画は一見の価値が有ります。


「ウスキボウル」の試飲です。
麦焼酎 常蔵(つねぞう)とかぼすのコラボが旨いです。


常蔵(つねぞう)・・旨すぎです、イケメンお兄さんごちそうさん。


雨というのに大勢の人が行き交っています。


雨が降っているので部屋の中に展示していました。




店もたくさん出店しています。



テントがあって雨が降っても大丈夫です。


「多福寺」
多福寺は我が家のお寺さんです。
ご住職はばぁばの同級生です。
下から見た竹ぼんぼりです。
ポスターなどではここの竹ぼんぼりがよく使われています。


階段に沿って龍を模した竹ぼんぼりが続いています。


そして登りきった所にあるのが「龍の玉」になっています。



階段の上り口の横にも見ごたえのある竹ぼんぼりがあります。


「臼杵城址」
ライトアップされています。


石垣にある「うすき竹宵」の文字がきれいです。


ここから「八坂神社」の方に行くと「大分銀行」と「労働金庫」の間にも綺麗な竹ぼんぼりがあります。




「稲葉家下屋敷」
道を挟んだところにあるのが「稲葉家下屋敷」です。


下が暗いので気をつけましょう。




ここまでが7日(土)までの写真です。
雨が降ったのでこの日は「般若姫行列」はありませんでした。
そこで次の日8日(日)にこの「般若姫行列」だけ見に行きました(笑)

「般若姫行列」
午後7時「うすき竹宵」の見所である「般若姫行列」が始まります。


国宝「臼杵石仏」は真名長者と呼ばれる人物によって造られたと伝えられています。



真名長者は名を小五郎といい、その妻は玉津姫と言いました。


また、二人のあいだに生まれた娘は般若姫と言いその美しさと気品は世間の評判となっていました。
「般若姫の娘 玉絵姫」


朝廷は、姫を妃として都へ差し出すように使者を遣わしますが、長者は一人娘という理由でこれを拒み、代わりに姫の姿を書き写した「玉絵箱」を献上しました。
「般若姫の母 玉津姫」


ところが、献上された玉絵箱を見て恋に落ちた若者がおりました。それは、後の用明天皇、当時は橘の豊日の皇子でした。
「般若姫」


皇子は姫に逢うため草深い臼杵に下り、牛飼いに身をやつして長者のもとに身を寄せ、やがて姫と結ばれました。


二人は幸せな時を過ごしますが、朝廷に呼び戻され懐妊していた姫を残して都へと帰っていきました。
しばらくして姫は玉絵姫というかわいい女の子を出産します。


そして、般若姫は生まれたばかりの玉絵姫を残し、皇子の待つ都を目指して臼杵の港から船出します。
ところが、途中嵐に遭い、般若姫は帰らぬ人となってしまいます。


ほのかな竹ぼんぼりのあかりが灯るなか、小五郎、玉津姫、玉絵姫、そして大勢の里人たちが待ち受ける中、臼杵の港に都から「玉絵箱」と般若姫の御霊を載せた船が到着いたします・・・。
     ---「般若姫伝説」より
                               
今年もうすきの町並みを竹ぼんぼりの優しい光が包みました。

来年は11月5日(土)、6日(日)に開催です。
是非、うすきにおいでください。
お待ちしています。







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