2020 大分トリニータ さんぺー 君だけを見てる! 8年間ありがとう !

2020-12-27 18:12:34 | 動画 大分トリニータ
大分トリニータ 三平和司選手の動画を作りました。

8年間大分トリニータに在籍し、J3・J2・J1を共に戦ってくれたさんぺー。
溢れんばかりの情熱で大分を愛し、サポーターを愛してくれたさんぺー。

勇気と元気をもらえた君の踊り!
前を向くことを教えてくれた君の笑顔!
感謝しかありません!

「ありがとうございました」


なお
「始まりのホイッスル」を了承いただいたトリサポであるシンガーソングライターの中村慎吾さん。
ホーム最終戦の動画を提供していただいたトリサポさん。
本当にありがとうございました。

                                 
「2020 大分トリニータ さんぺー 君だけを見てる! 8年間ありがとう !」








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2020-12-19 最終節(アウェー)サガン鳥栖戦 (2-2 ドロー)わっちゃん先制・ヤマトJ1初&バースデーゴール

2020-12-21 15:49:55 | 大分トリニータ
『タタン、タ、タン、タン! タタン、タ、タン、タン!』

「あ!タイコの音が聞こえる!
鳥栖サポさんがコールの練習をやってるんかなぁ?」と嫁。

今日はサガン鳥栖との最終戦。
ここは鳥栖駅の駐車場。
気持ちは凄くわかる。

バトルオブ九州!
当然ながらテンションはMAX状態。
そりぁ聞くもの観るもの全てサッカー関係と思うよねぇ。
似てる、たしかに似てる。
でもねぇ。
残念ながら『タタン、タ、タン、タン』は貨物列車の通る音だから(笑)



もう〜、最後の最後までブログネタをありがとう(笑)
嫁さま、今季も感謝、感謝でした♪


はい!
ということで、開幕戦のアウェーセレッソ大阪戦からずっと行けなかったバトルオブ九州・サガン鳥栖戦にやってきました。
朝7時に臼杵を出て到着が9時30分。
ここは駅のすぐ前がスタジアムという『駅前不動産スタジアム』です。



開門が12時。


この日の私たちの席はメイン側3階の一番上。


様々なことを考慮して初めてアウェー指定席にしました。


トリサポになってアウェーゴール裏以外は初めて。
ちょっと複雑な思いです。


この日の選手の中に退団が発表された4人の内、誰か1人でも来ないかなぁ、と期待していましたが残念ながら名前はありませんでした。



それでも片野坂監督が最適任と選んだ今日のメンバー。


来たくても来れなかった仲間の分までしっかり応援します。
遊び気分はここまで!
戦闘態勢に入ります。


サガン鳥栖はJ1に上がってから1度も降格したことのないチーム。
それだけでも凄いことです。


片野坂サッカーの集大成となるサガン鳥栖との最終戦。


絶対に負けられない意地と意地がぶつかったバトルオブ九州。


声は出せないが気合は十分!


しかし立ち上がり「3分」
左サイドを突破され、中央からシュートを打たれたが、これは枠の上。
この最初の時間帯が怖い。


専スタの3階から観るとタナタツのヘディングがこう観える(笑)
新鮮だが反面違和感もある(笑)


さらに「15分」
今度は右サイドからドリブルで持ち込まれシュートを打たれたがムンが好セーブを魅せた。


大分の反撃は「20分」
大分コーナーキックのチャンスにキッカー野村からヤマトがボレーシュート。
しかしこれは相手GKが好セーブをみせた。



彼がボールを持つと何かをやってくれる。
ヤマトの動きに期待と魅力を感じる。


試合が動いたのは「32分」


大分スローインから相手DFを背負った知念がタメを作り、こぼれ球をわっちゃんがゴール右隅に決めた。


知念とわっちゃんの息がピタリと合ったゴールだ。


決めた瞬間、何かを叫びながらサブメンバーの元に走るわっちゃん。


興奮したわっちゃんの後ろ頭を「ペシッ!」は皇帝のり(笑)


「吠える」わっちゃん!
それを待つ3人。
これが良いんだよなぁ。


第5節ガンバ大阪戦以来となる今季2ゴール目だ。



11試合ぶりのスタメンに起用されたわっちゃんが知念とのコンビで決めた先制ゴール。


すっかりお馴染みとなったさんぺーの「ゴールパフォーマンス」
みんなでやる姿につい涙。


ふざけ顔のわっちゃんも、吠えるわっちゃんも好きだけど、このわっちゃんも好きだ。


前半終了。
大分 1-0 と1点リードで折り返した。

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「後半開始」


「49分」
小屋松選手におしゃれなヒールで決められ「1-1」の同点。


「61分 」
小出 悠太 → 松本 怜
渡 大生 → 野村 直輝に交代。


危なかったのは「63分」
中野選手のクロスにムンがクリアできず、ファーのロペス選手にフリーでヘディングされた。
枠を外れたが危なかった。


「78分」
知念 慶 → 伊佐 耕平に交代。

交代直後の「78分」大分にチャンス。


ムンのキックからレイが頭で落とし、伊佐からレイと繋ぎ


レイがクロスを上げる。


これがヤマトにドンピシャ。
トラップから右隅に豪快に決めた。

先制ゴールを決めたわっちゃんの元に走る。


12月19日。
この日が31歳の誕生日のヤマト。


J1初ゴールが自身の誕生日とは!


なんて持っている男なんだろう。


試合後のヤマトのコメント
   
「ちょうどもう一個前に(松本)怜くんがニアにクロスを入れた場面があって、そこで飲水タイムになり、そのときに「後ろが空いてるよ」「ああ、空いてるね」と話をした矢先のプレーだった」


「まず怜くんがそこを見てくれたということと、トラップからシュートというイメージはあった。
いいところに飛んでくれたと思っている。」




伊佐はもちろんだが、知念、わっちゃん、タカザワがさんぺーのゴールパフォーマンスを笑顔でやっている姿がなんともいえず良い。


みんなトリニータファミリーなんだよなぁ。
大分再び「2-1」と鳥栖を1点リード。


しかし「82分」に林選手に決められ「2-2」の同点。

「87分 」
田中 達也 → 刀根 亮輔
羽田 健人 → 髙澤 優也に交代


その後、お互いゴールを割ることなく「2-2」のドロー。
勝ち点「1」を分け合う結果となった。



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12月19日。

私の2020シーズンが終わりました。


アウェーで観るバンデーラ。
迫力ある太鼓の音に揃った手拍子。


声は聞こえないが、心に響いたトリニータ・コール。
全てが鳥肌ものでした。


思えば辛いシーズンでした。
開幕戦は2月22日のセレッソ大阪。


そこからコロナ禍で開催が延期され第2節は5ヶ月後の7月4日。
しかも無観客試合でした。


もう今季はトリニータの試合を観れないかもしれない。
もし観れたとしてもいつまた延期、または中止になるかもしれない。
(ポスター貼りも迷惑になることを一番に考えて断念しました)


そんな不安もありながらこの日、J1・34試合がすべて終えられたことに安堵するとともに、Jリーグ関係者の努力には感謝しかありません。
「ありがとうございました」


さらに最後は5連戦のように、タイトな試合が続く中で声も出せず、チャントも歌えずひたすら心の中でしか応援できない中、


「11位」という立派な成績を残してくれた大分の監督、スタッフ、選手の皆さんにも感謝です。
「ありがとうございました」


来季も更新してくれる選手、大分に来てくれる選手には感謝の言葉を!


トリニータのために戦ってくれた選手にはねぎらいの言葉とエールを!
「ありがとうございました」


この時期辛い別れもありますが、大分のサッカーを観れること、トリニータを応援できることがいかに幸せなことなのかをもう一度心に刻みつけたいと思っています。



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最終戦が終わった翌日。
12月20日(日)
試合前に「必勝祈願」をする臼杵福良天満宮に「御礼参り」に行ってきました。


コロナ禍の中、過密日程のスケジュールが続くと選手は怪我をしやすくなります。


勝つことももちろん大事ですが、それと同じように「怪我をしないこと」も大事なこと。
選手に怪我が無いように毎試合ごとにお願いをしてきました。


私たち夫婦にできることはそう多くはありません。
ただ自分にできることを自分のできる範囲でこれかもやり通そうと思っています。



人は人、自分は自分。
アディショナルタイムの人生もまた楽しいものです。



まだまだトリニータと共に歩いていきます。
来季もよろしくお願いします!

2020シーズン ありがとうございました!

良いお年を!!

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最後に。

今季、会えなかった皆さん
来季こそ会いましょう!

今季、会えた皆さん
来季も絶対会いましょう。

ではまた!











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2020-12-12 ホーム最終戦 コンサドーレ札幌(1-1 ドロー)退団4選手チャントに感謝!

2020-12-14 20:51:55 | 大分トリニータ
「ホーム最終戦」
いつもはワクワクする気持ちで迎えるホーム最終戦。
しかしこの日は冬の空のようにどんよりと重く、スタジアムに行くのが嫌で嫌でたまりませんでした。



12月8日に出された公式からのリリース。
さんぺー、コテ、前田、星の退団。
驚きとともに頭の中が真っ白になり何も考えられず、何も手につかず、日付が変わるまでぼんやりと時間を過ごしました。


朝起きて「もしかして夢だったのかも」、ともう一度リリースを確認するほどそのショックは大きいものでした。


試合当日、駐車場で最初に会ったのが山口からの「星くんサポ」さん。
3年前、SNSでスポパに1人で来ることを知った嫁が、その日スポパに行く仲間2人(女性)に知らせたのがきっかけで親しくなりました。



そこからこの日まで星くん一筋に応援する姿をずっと見てきました。
そんな彼女ともこの日が最後。
別れは選手だけではありません、その選手を慕って大分を応援してくれていた個サポさんとの別れでもあるのです。


それでも涙を隠し明るく気丈に振る舞う彼女たち。
姉のように慕い妹のように可愛がる、まるで姉妹のように親しくなった彼女たちでさえそうなのです。



寂しいのは自分だけではない。
もっともっと辛いサポさんがたくさんいる。



「今日を楽しもう」
「もし4人の内1人でも出ることがあれば力いっぱい拍手をしてホーム最後のプレーを目に焼き付けよう」
「退団していく選手を気持ちよく送り出そう」
前向きな気持に変わっていきました。

            
「退団する4人の段幕」

三平和司、小手川宏基、前田凌佑、星雄次4人の段幕です。


ゴール裏に貼っていたものですがこれ以外にもあったかもしれません。
(もし撮り忘れていたらすいません)


選手を想うサポーターの気持ち。



選手も感慨深いものがあるだろうね。


強風に捲れる段幕を何度も直していた優しいサポさんがいました。
ありがとうございました。


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「1年前の約束」
昨年のホーム最終戦。
「私達が選手のグッズを持っているとその選手が移籍するというジンクスがあるので、このグッズの選手を応援しているサポさんに渡してくれませんか」
とお願いされました。
伊佐とトモキのグッズです。
お名前を聞きましたが教えていただけませんでした。


今季、ホーム戦で渡そうと思っていたのですがコロナの関係でこの日まで渡せませんでした。


この日それぞれのグッズを渡すことができ皆さん大変喜んでいました。
1年前の約束を果たすことができ、ホッとしています。
ありがとうございました。


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「野村のルーティーン」 

この日のキックオフは15時。
その1時間半前である13時30分。
野村のルーティーンが始まる。


中央までゆっくり歩き、そこから直角に曲がりゴールネットのポストの右と左を触りゆっくり歩いて帰っていく。
この日ゴールを決めた野村。
いつか機会があれば想いを聞いてみたいものです。


「皇帝のりがいない」
衝撃だったのが「皇帝のり」の名前がスタメンにもサブにもなかったこと。
なにがあったんだろう?
様々な憶測が飛んだが前節の試合の中で頭を強く打ったことで大事をとったようだ。
これで連続出場が166試合で止まったわけだがのりの将来を考えると記録より身体のほうが大事なのは言うまでもない。
う~ん、それでものり自身は出たかっただろうね。


代わりに入ったのが6試合ぶりの「羽田」
マッチアップの相手はジェイ選手。
頑張れ!羽田!


嬉しかったのが退団のリリースがあったさんぺー、コテ


前田、星がサブに入ったこと。


片さんに感謝!

    
「試合開始」

札幌との直近5試合の対戦成績は大分の3勝2分けと相性のいい相手。
ご存知のように相手の監督(ミシャ)と片さんは広島時代の師弟関係。
お互い相手の手を知り尽くした対戦相手となる。
「3-4-2-1」のミラーゲームが予想される。


ゲームキャプテンは高木。


気をつけたいのがゲームの入り。
「5分」
野村が積極的にミドルシュートを打つ。


不動のセンターバックのりの代わりを任された羽田。
何年も唯一無二の存在だったのりの代わりなんて緊張しないほうがおかしい。


もしかしてプレッシャーに潰されてポカをしなければいいが、と勝手に親戚のおっちゃんの気持ちでハラハラドキドキ。


ところがどうだ身長差6センチ(羽田184センチ、ジェイ190センチ)をモノともせず、あのジェイ選手を相手に一歩も引かず対等、いやそれ以上に戦っているではないか。


親戚のおっちゃんも時間が経つにつれて不安より安心のほうが大きくなり、最後は大船の上で昼寝ができるほどに…(ちょっと言い過ぎた(笑))
結局、ジェイ選手をシュート1本に抑えた羽田。
いやはや大したものだわ。


サブメンバーもここまで動きなし。


試合が動いたのが「23分」
敵陣奥深くでボールを奪った知念が左足で浮かしたパスを


相手DFと接触しながらヤマトが前へ出す


いち早く反応した野村が体勢を崩しながらシュート!


ゴール左隅に決めた!

       
「ゴ~~~~ル!!」

  

サブメンバーの元へと走る野村。
トモキ、知念、ヤマト遅れるな(笑)


コバユウ、レイも加わった。


待ち受けるサブ組。


野村が… 吠えた!


ここまで3日3晩走り続けた野村(笑)
ゴールは目の前だ!
頑張れ!

頭の中で24時間テレビのエンディング「サライ」が流れる中…(笑)


「ゴール!」
もみくちゃにされる野村。
もう誰が誰だかわからない(笑)


気づけばトモキの顔。
あれあれ? 野村はどこにいった?


今日の前田はおとなしいなぁ、と思っていたが…そんなことはなかった(笑)
トモキの頭を「クシャクシャ」
やっぱりいつもの前田だった(笑)



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ふと気がつくと両ボランチ(コバユウと長谷川)が最終ラインまで下がっていた。
最終ラインの2人(トモキと三竿)がWB(レイとタナタツ)の位置に上がって、レイとタナタツがシャドー(野村とヤマト)の位置まで上がり、シャドー(野村とヤマト)の2人がボランチにいた。
しばらくすると元の位置に戻ってたりして…。
ミラーゲームの札幌対策とはいえよくこんな複雑なことができるもんだよね。
片さんの戦術は頭を使うって聞くけどまさにそれだって思った。
マンツーマンでくる札幌の選手も戸惑ったことだろう。




大分が1点先制したものの前半の終わりになると危ない場面も増えてきた。


怖かったのは4番の菅選手。
35分、大分ゴール前でレイが菅選手の前に上手く身体を入れ事なきを得たが危ない場面だった。


さらに42分の場面では一瞬のスキをつかれ菅選手にシュートまで打たれた。


ジェイ選手も怖いが菅選手もそれ以上に怖かった。


このど迫力のジェイ選手。
もし自分だったら…って考えたくないなぁ。


立ち向かう勇気がすごいわ。



前半終了 1-0 
大分1点のリードで折り返した。

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「ハーフタイム」



何度も観てきた風景なのにいつもと違う


笑っている顔に寂しさを感じているのは自分が寂しいから…


選手が前を向いている以上自分も前を向かなければ…


今までの感謝を込めて拍手で笑顔で…




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後半開始。
「46*分 」
キム ミンテ → アンデルソン ロペス
菅 大輝 → ドウグラス オリヴェイラに交代。
後半の頭から2人交代の札幌。
ただでさえ驚異なのに前3人が巨漢揃いの外国人3人なんて違反だわ(笑)


「62分」大分チャンス。
長谷川からのキラーパスを受けた知念が相手DFをかわして持ち込み、逆サイドに上がってきたレイにパス。
これをレイがダイレクトシュート。


決まったかに見えたがボールはラインの上。
レイ、ナイスシュートだった!


「63分 」
大分3枚替え。



町田 也真人 → 三平 和司
田中 達也 → 星 雄次
松本 怜 → 刀根 亮輔に交代。


彼らのプレーをホームで観ることができるのはこれが最後。
1秒たりとも見逃したくない。


さんぺー、ゴールを決めてくれ!
あのゴールパフォーマンスをみんなの前でやってくれ!


星! なんとかゴールを!


「75分」
札幌にゴールを決められ「1-1」の同点。


「85分 」
長谷川 雄志 → 前田 凌佑
野村 直輝 → 渡 大生に交代。

前田! ゴールを頼む!



しかしお互いゴールを割ることなく試合終了 1-1  ドロー。
勝ち点1を分け合う結果となった。


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「セレモニー」
試合後に行われた「セレモニー」
退団するさんぺー、コテ、前田、星のチャントがオーロラビジョンに映像とともに流れました。


12月8日、リリースで知った4人の退団。
自分のトリサポとしての感謝の気持ちをなんとかして選手に伝えたい。
その気持ちを抑えきれず夢中でツイートしたのがこの文面でした。
          
「大分FCさん、ホーム最終戦でこの4人のチャントをリモートで流してください。
お願いします。
お願いします!
お願いします!!」 


自分の偽らざる心の叫びでした。



でも冷静さを欠いていました。
#(ハッシュタグ)の無いツイートが大分FCさんに届くわけがありませんし「この4人」と書きながら誰の名前も書いていませんでした。


この不備にいち早く気がついたサポさんがいました。
コメント付きのリツイートに「#Oita trinita」と入れるようにとツイートしてくれたのです。
本当に感謝しかありません、ありがとうございました。


さらにたくさんの方々に「いいね」と「リツイート」をしていただきました。
中には直接大分FCさんにお願いをしたくれたサポさんもいました。


大分FCさん、スタッフ、関係者の皆さん、トリサポの皆さん、自分の不備満載のツイートに賛同していただいた皆さん。
本当にありがとうございました。


この時間だけはカメラを置き、4人の選手に想いを馳せ、チャントと映像を心に焼き付けました。


素晴らしい映像と、素晴らしい言葉。
観終わった後も涙が止まりませんでした。


関わっていただいた全ての皆さんに改めてお礼を申し上げます。
     
「ありがとうございました!」



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セレモニーの締めは「榎社長」「片野坂監督」「キャプテンのり」の3人の挨拶で終わりました。




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「 星 雄次」



星を最初に観たのは2018年1月13日の新加入選手発表会。
冷たい風が吹く寒い日でしたが笑顔がとても爽やかな実直そうな青年、という印象でした。
この日のコメントでは
「選手として試合に出ることがチームに貢献できる一番の道だと思うので試合に出て、チームの勝利に貢献できるように頑張りたい」


その言葉どおり2018年は37試合に出場し、5得点をあげました。
移籍後最初のゴールは2018年3月21日 第5節(ホーム)水戸戦 


ただ星は本当にこういうことが苦手なんだとはっきりわかった日でもありました(笑)


そして思い出すのは2018年のJ1昇格をかけた最終戦(アウェー)山形との一戦で決めた星の先制ゴール。


勝てば”J1昇格”
負ければ3位、もしくは4位となりPOもありうる大事な戦い。


レイのワンタッチを受けトモキがそのまま駆け上がりグランダーのクロスを出す。
このときフジモンとババケンがディフェンダーの3人を引き連れニアに入る。
ぽっかり空いた中央に駆け込んだ星が右足を振り抜き、ゴール右に決めた。


大きな大きなJ1昇格へのゴールだった。
                      
「 星 雄次大分に来てくれてありがとう!」




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「小手川宏基 」



2017年、大分に完全移籍し5年振りに復帰したコテ。


そんなコテの初ゴールは2017年4月30日(ホーム)京都サンガ戦でした。


京都から3-0とリードされた後のコテの意地の1点でしたが、なにせそれまで3失点の大分。
コテの移籍後初ゴールを祝う状態ではありませんでした。


「コテの怒った顔を観たことがない」
どの選手もそう言います。
そんなクールなコテがこの日感情を爆発させたのです。

2018年10月7日第36節(ホーム)京都戦。
0-1とリードされコテが同点ゴールを決め1-1の同点にし、さらに逆転ゴールを決めた瞬間です。

クールな男、コテの雄叫び!!


誰よりもコテを知るさんぺー。
誰よりもさんぺーを知るコテ。
そんな2人がゴール裏に駆けてくる。
さんぺーの喜ぶ顔に胸が熱くなった。


この日は今季最高の4回シュートを打ち2回ゴールを決めたコテ。
そして(暫定ですが)この試合でトリニータは首位奪還しました!!! 
                      
「小手川宏基 大分に来てくれてありがとう!」




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「前田凌佑 」

「永遠のヤンチャ坊主前田」
2017年、ヴィッセル神戸より大分に育成型期限付き移籍の前田。


彼の初ゴールは2017年第23節(アウェー)愛媛戦。
2-1と愛媛リードで迎えたアディショナルタイムに同点ゴールを叩き込んだのが前田の初ゴールでした。
                            
初ゴール!
みんなの気持ちがこもったゴール!
引き分けは悔しいですが次はホームなので絶対に勝つ! 
 前田 ツイッターより


ヤンチャ坊主で知られている前田ですが、片野坂監督に返り討ちにあったことがありました。
2019年4月18日 この日は片野坂監督の誕生日。
大分では誕生日を水掛けでお祝いするという風習があります(笑)

まずこの日はさんぺー、フジモンが監督に水をかけ


そこにキャプテンのり、小塚、フックが加わり5人で「ブシューっ!」


やっと終わったと安心した片さんでしたが「ヤンチャンくん」がまだいました。


手には2本のペットボトル。
もちろん容赦なんてするわけありません(笑)


耳をふさいで耐える監督の後ろに回って「大笑い」


油断大敵、逆に監督に押し倒された「ヤンチャンくん」
これで形勢は完全に逆転。


監督に水をかけられずぶ濡れになったヤンチャくん。
さすが監督。
身体を鍛えているだけのことはあります(笑)


そんなヤンチャ坊主な前田ですが、涙もろく熱い一面も魅せました。
2018年9月1日(アウェー)福岡 九州ダービーの一戦です。
0-0の時間が続き、まさに1点を争う死闘!


アディショナルタイム残り数分で福岡に得点され大分は敗れてしまいました。



サポから声が飛びます。
「前田 泣くな~!」
「これから、これから」



2,000人近いトリサポが集結した福岡を観て「まるでホームみたい」試合後そうツイートした前田。
ヤンチャで熱く涙もろい「前田凌佑 」
                      
「大分に来てくれてありがとう!」



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「三平 和司 」

「さんぺーの笑顔が大分を照らした」

さんぺーの経歴を簡単に書くと
2011年、湘南ベレマーレより大分トリニータに期限付き移籍。
2012年、「大分でやり残したことがある」という理由から期限付き移籍を延長し大分に残留。
2013年より京都サンガF.C.に完全移籍し2014年までの2年間京都サンガに在籍。

2015年、大分に完全移籍で3年振りに復帰。



その選手への思い入れがその長さで決まるとは決して思いませんが、さんぺーとの8年間は私にとってもトリサポにとっても本当に濃いものでした。


オフでどんなにふざけていても試合になると必死でボールを追い、周りの選手を活かしながらチームの勝利を一番に考えるというオン・オフのスイッチを見事に使い分けられることはもちろん、
ド派手なゴールパフォーマンス、さまざまなインタビューで魅せるコメントの早さやセンス、さらに相手の笑顔を誘うエンターテイメントの高さ。


そしてなによりもその底抜けな明るさで周りの人々を幸せな気持ちにさせてきたさんぺー。
さんぺーがどんなにふざけても『さんぺーだから』で許せるほどトリサポに愛されてきたさんぺー。


2018年4月1日 第7節(ホーム)千葉戦 4-0で勝利したときのラインダンスでのこと。
始まったのは「チューチュートレイン」
先頭は高木。


それにさんぺー、伊佐、キヨピー、容平、卑弥呼様と続き



フジモン、フック、バズと最後まで一つになったパフォーマンス。
でもこれってさんぺーがいたから、だと思います。
全員が参加して最後までやり抜くことってありそうでありませんでした。
もしかしたら最初で最後かもしれない。
さんぺーが持っているものの大きさ、選手への影響力の強さを改めて感じたパフォーマンスでした。



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三平和司、小手川宏基、前田凌佑、星雄次。
あなた達と掴んだ栄光は忘れません。
2016年のJ3優勝。
2018年のJ1昇格。
あなた達がいたから日本で最高峰の舞台に立てているのです。
あなた達がいたからたくさんの仲間と出会うことができたのです


    
さんぺー、コテ、前田、星。
大分に来てくれてありがとう!
大分を愛してくれてありがとう!!


    
ずっとずっと大分の選手だから!!




最後に
今節もわざわざ私たちの席までご挨拶に来ていただいた皆さん、
京都から来ていただいたさんぺーサポの皆さん
お気遣いいただいた皆さん、

ありがとうございました。









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2020-12-6 第31節(ホーム)ベガルタ仙台戦(0-2 敗け)

2020-12-08 16:44:52 | 大分トリニータ
『ジィジ、唐揚げがカワイイよ』と我が家に来るなり得意げにしゃべる孫。

えええ?
唐揚げは『カワイイ』じゃなく『美味しい』じゃないの?

聞くと"唐揚げ"という名前のネコを飼い始めたようで、生まれて6ヶ月になる女の子。
なぜそんな面白い名前にしたのかは置いといて、飼い始めた動機を聞くと"道の真ん中で震えていて可哀想だったから”

すぐに医者に連れてって予防接種やらなんやらして飼うことにしたようです。


『じゃあ試合前に会いに行こう』
ということで試合当日、我が家に遊びに来ていた孫を送ったついでに"唐揚げちゃん"とご対面…のはずが孫の声で玄関に出てきた唐揚げでしたが、私の姿を見ると脱兎の如く寝室のベットの下に逃げ込んでそれっきり!
『ジィジは優しいから唐揚げ出ておいで』と孫が言ってくれたが…ダメ!


結局姿を観たのは数秒間。
ニャンとも仕方がない(笑)
ということで、試合に負けた心を癒してもらおうと、試合後に『唐揚げ』の写メを送ってもらいました。

道の真ん中で震えていたネコちゃんが孫と一緒に安心しきって寝ている姿を観ると『良かったなぁ』って。
命の大事さ、尊さを家族となった『唐揚げ』と共に学び成長してくれたら、と願っています。


それにしても女の子なのになんで”唐揚げ”って名前にしたんだろうねぇ(笑)

おっといけねぇ、これはネコちゃんブログではなくトリニータブログだった。
負けるとついつい現実逃避してしまうといういつもの悪いクセが…(笑)
では残り5試合となった連戦の最初の試合、ベガルタ仙台戦を振り返ってみましょう。


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この日は「ネットワンダイバーシティー&インクルージョンデー」


ご存知のように2009年3月よりユニフォームスポンサー契約を締結して頂いています。
ありがとうございます。


ところでこのキャラクターの名前を知っていますか?


「コアルータン」といいます。
ネットワンシステムズ株式会社 坂田玲子さんがデザインしたものです。


ネットワンシステムズ様、いつもトリニータを支えていただきありがとうございます。
来季もよろしくお願いします。



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第31節(ホーム)ベガルタ仙台戦。 

残り5試合、連戦の初戦。
相手は現在最下位の18位に沈む仙台だが、大分がJ2、J3と降格している間もずっとJ1にい続けた実力のあるチーム。


勝てなくて苦しんだ時もあったがここ5試合は2勝1分2敗と五分の戦いをしている怖い相手。


特にガンバ大阪に4-0と圧勝した試合は記憶に新しいところ。


先制点だけは絶対にやれないチーム。
と思っていたが、なんと開始18秒(公式は1分)で先制された。


第4節の神戸戦の古橋選手のように開始1分で豪快に決められたゴールならあきらめもつくが、あのコロコロゴールを納得するのはかなりきつい。
とはいえコロコロだろうが1点は1点。


まぁこれはこれで仕方がないし、事故だと思うことにして切り替えよう。
きっと取り返してくれる、まぁ1点だし…大丈夫。

大分仙台ゴールを攻める。
「4分」、「5分」とコーナーキックのチャンスを掴む、がゴールを割ることはできない。


そんな矢先「8分」
のりが相手選手と接触して倒れた。


片側の目を抑えている。

現在164試合連続フルタイム出場中の記録を更新しているのり。
もちろん大分の要だし気持ちの支えとなっている唯一無二の存在。
大丈夫だろうか。


大分も仕掛けてクロスまではいくがシュートまでが遠い。


前回の対戦では23番のシマオ マテに競り勝ちし、得点を決めた知念もこの日は思うようにプレーをさせてもらえない。


ピッチを支配しているのは大分。
しかし1点リードされているからか、ボールを持たされている感は強い。
さらに悪いことに「29分」長谷川、「38分」ヤマトがイエローカードをもらう。


何かがおかしい。
どこかがおかしい。


全体的にプレーが噛み合っていないし、ひとりひとりがバラバラな気がする。
いつもの大分ではない。


「43分」大分6回目のコーナーキックの場面。
高木が監督から呼ばれた。
点差はわずかに1点。
しかしその1点がいつもより遠く感じる。


1-0 大分1点ビハインドで前半を終えた。

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「ハーフタイム」

私はハーフタイムはできるだけトイレに行かないようにしている。


どんなアクシデントがあるかわからない中で、いつでも試合に入れるようにするのがサブメンバーの仕事。


それは私が思っている以上に大変なんだろうな、と思う。


勝っている試合はその流れを切らないようにしないといけないし、負けている試合は悪い流れを断ち切らなければいけない。
逆に90分間、いつでも出れる体を作っても出れないときもある。
それはそれで別の大変さがあるだろうし…。


そんなサブメンバーの表情はこの日も楽しげだった。



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「後半開始」
「46*分」
島川 俊郎 → 小林 裕紀に交代。


後半に入っても流れは変わらなかった。
ボールを保持し攻めるのは大分。
しかしシュートまではいけないというもどかしさ。



1点先制したことで仙台に気持ちの余裕と勢いを与えてしまった気がする。


お互いの呼吸が合わなかったり一瞬の判断の遅れだったりでなかなか決定機が作れない大分。
ただ「51分」の場面でのりが足を滑らせたことを考えると「芝」がおかしかったのかもしれない。


「52分」には仙台にボールを奪われあわやゴールのピンチ。



あの最初のゴールが時間を追うごとに大きくのしかかってくるとは思いもしなかった。


「65分」
知念 慶 → 髙澤 優也
町田 也真人 → 伊佐 耕平に交代。


この試合何度もあった大分コーナーキックのチャンス。
開幕戦C大阪の清武がショートコーナーを多用し、一転して大分の裏をかいてゴールを決めたようになにか大きな変化を起こすという選択肢はしなかった。
ある選手のコメントにあったように「大分の選手は真面目すぎる」の言葉。
それは決して悪いことではないけど…う~ん。




そんな閉塞感の中「71分」
長谷川がミドルシュート。
コレは良い。
いつもと違ったことをしないと何も起こらない。



再び試合が動いたのが「74分」
山田選手のシュートを高木がクリア。
これで得たコーナーキックを仙台に決められ万事休す。
「0-2」とその差を2点に広げられた。


「82分」
長谷川 雄志 → 高畑 奎汰に交代。

問題のPKの場面。
相手のミスから野村が拾って柔らかいボールを中央に上げる。
そのこぼれ球を伊佐がシュート。


ペナルティエリア内でシマオマテ選手の左腕に当たった。
「ハンド」と誰もが思った…が


清水 勇人主審はノーファールの判定。


抗議する伊佐。


それは当然のこと。
たった一つのプレーで流れがガラッと変わるなんてサッカーではよくある話。
ましてやPKで点が入り「0-2」から「1-2」になれば仙台は動揺するだろうし、大分は押せ押せになったかもしれないのだ。


同点から逆転もあり得たかもしれない。

伊佐がこれだけ「ハンドアピール」をする以上、私の中では200%伊佐が正しい。


試合終了。
0-2 完封負け。



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トリサポになって10数年。
毎年この時期になると覚悟をしているのが選手との別れ。


「この選手たちとまた来季一緒にこのドームで戦っているのだろうか?」
「もしかしたら生でプレーを観ることができるのはこの日が最後だったのではないだろうか?」
様々な感情が湧いてきます。


毎年、毎年10人前後の選手が入れ替わる大分。
来季だけは特別に誰も入れ替えがない、ということはないだろうしそれは考えられません。



選手のステップアップだったり、戦術との兼ね合いだったりで自分の輝ける場所を求めて大分を去っていくことは仕方がないこと。


毎年そう思いながらも割り切れない自分がいることも私自身が一番よくわかっています。


仕方がない、と自分に言い聞かせながらも寂しく辛い。


さらに選手との別れは同時にその選手を応援し、大分を応援してくれている個サポさんとの別れでもあるのです。


選手を追って大分にやってきた個サポさんと春に出会い親しくなり、別れの冬がやってきます。


数年のときもあれば、1年だけのときもありました。


そしてこの時期に交わす個サポさんとの挨拶。




「来季も推しの選手がいれば大分に来ますが、もしかしたら今日が最後かもしれません。ありがとうございました」
「来季もきっと会えますように、祈っています。こちらこそありがとうございました」


このブログをアップしようとしたまさにその時、大分公式からの発表に頭の中が真っ白になって手が震えてきました。

さんぺー、前田、星、コテ。
みんなで掴んだJ1昇格のメンバー。
まさか、と思っていたことが現実になってしまいました。

辛く、悲しい。
今は何も考えたくないし、なにも手につかない。

残り4試合。
悔いのないようにシラシンケン応援することだけが今できること。

       
頑張れ 大分トリニータ!!
頑張れ 星! 大分19番!
頑張れ 小手川! 大分20番!
頑張れ さんぺー! 大分27番!
頑張れ 前田! 大分32番!!


最後に
今節もわざわざ私たちの席までご挨拶に来ていただいた皆さん、
お気遣いいただいた皆さん、

ありがとうございました。















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