大分トリニータ 第13節 5月22日 対ヴェルディ 0-0 引き分け

2011-05-25 10:56:46 | 大分トリニータ


5月22日、私は映画を見に行った。

場所は「大分銀行ドーム」。
タイトルは「大分トリニータ VS 東京ヴェルディ」
映画監督は「田坂 和昭」。

新進気鋭の監督である。
俳優はまだまだ若いがその監督の下、日々実力を増しつつある個性派ぞろいだ。
上映開始時間は13時。
その4時間前。
今や遅しと、待ちきれない観客が続々とやってくる。


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まず、やってきたのが、ニータンの下に変な人形をぶら下げてやってきた「ま○さん」




「何?この人形?」と聞いたら「知らんかったらおじさんで」と言われた。
う~ん・・・・おじさんでいいや(笑)






続いて「ハニーちゃん」。え~と・・・・・・・、若返っていました。
あ・・いえ・・元々若いのです。(汗)




副会長、この靴がすごい似合ってました。




で、例によって話は尽きません。
次から次へと内容は変わっていきます。




いったい、何時間しゃべるんだろう。




この2人。周りにいる人達はもう目に入っていませんな。
トリの勝敗も気になるけど、この2人の行方も気になります。
見つめすぎ。(笑)




気を取り直して、本日の「G裏町内会」のゲーフラです。
一番手前のゲーフラは宮崎県から来た「ル○ア」さんです。
参戦、ありがとうございます。




そして「G裏町内会」の会長、副会長のゲーフラです。




選手が出てくると、一瞬にして雰囲気が変わります。
戦闘モードへと一気に加速します。




そして、「トリニータコール」。
日常のいろんな事はすべてどこかへ吹っ飛んでいきます。
心の中は100%トリニータで埋め尽くされます。




この日、女性のサブの「コールリーダー」を初めて見ました。
一生懸命に声を出していました。
好感の持てる姿に周りから「次節もぜひ」という声が多かったですよ。




ヴェルディサポ。人数の割には声は大きくゲーフラが多くてビックリした。





上を見ると選手の姿が。




どういう思いで見ているのだろうと、ふと考えてしまった。




実は、この日サポーターの出足が悪く、
もしかしたら7千人を割るのではないかと心配したが、
前節より少し増えてて良かった。
それにしても、今、この時期が面白いのになぁ。
なぜ、ドームに見に来ないのか不思議でしかたがない。



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試合は終わった。
普段の何倍も疲れた。




選手とて同じだろう。





お互い、笑顔はなかった。



負けなかった事を喜んでいいのか?




勝てなかった事を悔やんだほうがいいのか?




このドローという結果に戸惑っている



そんな気がしてならない。




しかし、なんにせよ




「負けたであろう」試合を食い止めたのは「けいすけ」である事は
間違いない。



気になるのは試合終了からG裏にくるまで「けいすけ」が
誰とも話をしないでずっとうつむいていた事だ。
「けいすけ」下を向くな。
前を見ろ。
ミスは誰にでもある。
P・Kを止めた。
勝ち点の1点が入った。
俺達にあるのはその事実だ。
前を向いてくれ。




「でか」・・・・何回も叫んだが
「無理はするな」と「頑張れ」がどうしても交錯してしまう。
無理はしないで、頑張ってくれは・・・やっぱり変なのか?





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そして、上映は終わった。

映画を上映する上で「すべての権限を持つ責任者」が
何を勘違いしたのか、
途中でカットをこれでもかとばかりに入れてきた。
そのカット数「37回」。

見ている観客はどこで笑い、どこで泣き、どこで感動したらいいのか
わからない。
いや、その以前の問題でどんなストーリーだったかも忘れてしまうではないか。

そこに自分という「個」を出す必要がそんなにあったのだろうか?

90分間のドラマはそこにいる人間の「阿吽の呼吸」というものも
必要だと思うのだがどうだろう?










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佐野植物園(5月19日)

2011-05-20 17:06:53 | 大分トリニータ

午前中、母を病院に連れて行き、その帰り3人で佐野植物園へ。

実はここはG・Wに行ったのだが、あまりにも人が多くて
車を止められず、その日はあきらめて帰ってしまった。

やっぱり、こういうところは平日に行くのが空いてて良い。






母の足が歳でずいぶん弱ってきたので、ここ最近は車椅子で行くようにしている。



さすがに平日は人が少ない、若い親子連れの姿がチラホラと。



まぁ、しょせん私に花の名前などわかるはずもなく、



きれい、と思った花を写真に収めるのみで



頼りない事、この上ない。



本来なら、デジカメの出番になるわけだが、



本当によくしたもので、こんな日に限って忘れてきた。



アイフォンのカメラで撮ったわけだが、



デジカメにかなうわけもなく、



赤の色が飛んでしまった。



おかげで何枚もボツにしてしまった。







最後に足湯に行ったのだが、私はこの足湯が一番のお気に入りとなった。



帰りの車の中、奥様が母に言った。
「今日は良かったなぁ、どことどこに行ったかおぼえちょんな?」

母は、病院に行った事も、大好きなお寿司を食べた事も忘れていた。

おそらく翌日には花を見に行った事も忘れている事だろう。

もし、この世に神様が本当にいるとしたら、
私の願いを叶えてくれるとしたら
一つだけお願いがある。

私の母は遅かれ早かれ自分の今まで生きてきた全てを忘れる日が
やってくるだろう。

私の父がそうであったように私の顔を不思議そうに眺めながら
「はじめまして」と私の人生の中で一番悲しく、一番残酷な言葉を
言う日がやってくるのだろう。

それでもいい。
そんな日が来る事は、もうすでに覚悟をしている。

私とのすべての思い出、私の子供達の生まれた時から、
今日までの全ての出来事、それらの全てを忘れてもいい。

ただ、24時間母を想い、365日母の心配をしてきた
私の奥様の事だけは最後の最後、母の記憶がなくなるその寸前まで
覚えていさせて貰いたい。

私の奥様の名前を呼んでやって欲しい。

「○○ちゃん」と呼んでやって欲しい。

そしてできるならば、一言「ありがとう」と、言ってやって欲しい。


































コメント (4)
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大分トリニータ 第12節 5月15日 対栃木 1-0 勝ち

2011-05-18 20:11:45 | 大分トリニータ


いつもの時間、いつものように西口でだべっている「G裏町内会」の面々。
みんなの挨拶は「今日は人が少ないね」だ。
確かに少ない。

ドームを一周した時にも人が少ないと感じたが、
この時間でも駐車場に空きがある。
聞くと運動会だという。
それにしても少ない。
相手は首位のチームというのになぁ。




本日(G裏町内会)のゲーフラです。




例によって、不器用な私は未だにゲーフラを作れません。




人数は少ないが気合は入ってます。



やっと見つけたエノ○ーニョ。今日はちゃんと起きてました。ラッキー。



11番。河原 和寿。改めて栃木なんだなぁ・・・・と。



そして、試合の途中でため息が出た「7133人」。つらい。




この瞬間を待ち望んだ若いカップルがこの下のお二人。



この2人。2人がこのG裏に応援に来はじめてから一度も勝った事がなかったらしい。
そのため肩身の狭い思いをしていたらしい。
言われればそうなのかと思うが、本人たちは気にしていたらしい。
まぁなんにせよ、仲が良いのでいいや。



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前半25分ジョンハンのゴールで一点先取したまま迎えた試合終了間際。
誰かが倒れた。
土岐田だ。
相手とからまり足を痛めたか、外に出る。

何ともいえない重い空気が流れる。
「まさかなぁ」という声が聞こえた。
前節の悪夢がよみがえった。
そしてその直後、試合中腰を痛そうに押さえていた「デカ」が倒れた。
事実上2人少ない状態だ。

「デカ、がんばれ」と言う大きな声が聞こえた。
それに端を発してあちこちから「デカー」、「ガンバレー」という声が
聞こえだした。

「モリシマ」コールがおきる。
(無理をするな)、という思いと(あと少しだ頑張れ)という
相反した思いが交錯する。

ロスタイムは3分。
この3分ですべてが決まる。
足にきている選手。
体のあちこちが悲鳴をあげている選手。
疲労は極限まできている。
「あきらめた方が負ける」
そういう状態であることはトリサポの誰もがわかっている。

「トリニータコール」がおきる。
声が一段と大きくなる。
右から、左から、後ろから、そしてドームの上からも「トリニータ」の声が
滝のように降ってくる。
その声にずぶぬれになりながら「トーリニータ」と叫ぶ言葉の中に
今の自分の想いをすべて込める。


長い笛が響いた。




勝った。





それまでの緊張から解き放たれた心はハイタッチとともに




どこまでも高く飛んでゆく。




90分間、一緒に戦った選手が



傷つきながら、でも誇らしげにG裏に帰ってくる。



「大分よりの使者」が歌える。
その瞬間が今、やってきた。



俺たちは勝った。



首位を倒した。



そして、チェ、ジョンハン。
彼がゴールを決めて勝ったのはこの試合が初めてだったと
後で知って驚いた。
ありがとうジョンハン。
おめでとうジョンハン。



これで終わったと思っていた。
そしていつものように「G裏町内会」の残ったメンバーで
勝った余韻に浸っていると誰かが「河原だ」と叫んだ。
栃木のユニを着た河原が少し緊張した表情でこちらに
歩いてきた。







その顔は「栃木の河原」ではなく昨年後半から見慣れた
「大分トリニータ」の河原だった。

G裏に向かって頭を下げた。



「かわはら」コールが大銀ドームに響き渡る。

私は夢中でシャッターを切った。
カメラを持つ手は震えていた。




帰り間際河原がユニで顔を覆った。
「泣いている」・・そう思ったとたん、何かがこみ上げてきた。
ほほに熱いものが流れた。
自分でも自分の感情がわからなかった。
下を向いた。
もう、こらえきれなかった。
流れ出るものを止めようとは思わなかった。

顔を上げたとき、去ってゆく河原の背中の白いユニが
ブルーに見えたのはそこにいたトリサポが見せた
「願い」だったのであろうか。



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今回も頂き物をありがとうございました。











コメント (2)
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大分トリニータ 第11節 5月8日 対鳥栖 2-1 負け

2011-05-09 11:53:30 | 大分トリニータ


一年中で一番忙しい日。
それはダントツで「母の日」です。
4人いるトリサポのだれもベアスタに行けません。

昼ご飯を食べる時間も無ければ、一杯の水を飲む時間も惜しいくらいの
忙しさです。

朝から気になって、気になってしかたがなかったトリの試合も
ツイッターを「ちら見」するのが精一杯でした。

奥様から来たベアスタの大勢のトリサポがうつった写メに感激し、
勝って欲しいと祈るばかりでした。

最後に負けたと知って呆然。
奥様に携帯で話を聞き、
たくさんのサポのそのときの気持ちを考えると
ナミダの出る思いでした。









「胸が張り裂けそうな想い」をした時に

自分自身を奮い立たせるために、
心を強く持つために
この色紙を見ます。


気持ちを切り替え、一人でも多くの仲間に声をかけ
「栃木戦」に臨みたいと思います。

共に闘いましょう。






















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大分トリニータ 第10節 5月4日 対徳島 2-2 引き分け

2011-05-05 19:37:35 | 大分トリニータ


チェの放ったボールがまるでスローモーションのように
遅く感じられた。
ゆっくり、ゆっくりゴールマウスに吸い込まれていった。
その瞬間ゴール裏は悲鳴にも似た歓声が上がった。
いやそう感じただけで実際はもう何も聞こえないくらい
興奮しまくっていた。
あちらこちらでハイタッチをしている。

私は腰の痛みもふくらはぎのしびれも
すべて忘れてハイタッチをしながら階段を飛び跳ねていた。

勝ったのではない。
決勝点ではもちろんない。
それでも喜びは最高潮に達していた。

正直、ロスタイム4分と知った時でもゴールは無理だと思った。
点の入る予感さえなかった。
ボールを回されて結局負けかと肩を落として帰る自分の姿を思い浮かべた。

前々日「ギックリ腰」をした私は、腰の痛みがふくらはぎまできてて、
イスに座り足をマッサージしながら見ていた。

とても立っていられる状況ではなかったが、
せめて最後の4分間は選手のガンバリを
立って見ようとゲーフラを杖代わりにして立った。

左にいるコアサポを見た。
私は自分自身が試合を諦めかけた時には、左で必死に声を出している
コアサポを見るようにしている。

そこには決してあきらめない応援の姿がいつもある。
その姿に感動し、又声を出し、気合を入れ直すようにしている。


前俊がボールをキープしたときに、誰かが「・・・・」と怒鳴った。
今となっては何を言ったのかは定かではない。
そこからきれいなパスでチェまで回った。
そしてシュート。

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ま○さんの息子さん。本日のこどもの日バージョンです。




入場までのこの時間も私にとって、なくてはならない時間です。





西口に「G裏町内会」のメンバーが続々集まってきます。


女性同士、お互いの近況報告をしているのでしょうか?
男性の私はなるべく近づかないようにしています。(笑)



残念。エ○キーニョが寝ていた。




いつもかわいいニータン。
たまにしか見ないが、な○いきそうなリッジー。笑




僕がエスコートした試合は負けた事がないというジンクスを持っているT君。
今日も期待しているよ。




「デカ」の左側にいるT君。
「デカ」のゴールが見てみたい。





本日の「G裏町内会」のみなさんのゲーフラです。
まずは「別○人」さん。




約一年ぶりのホーム大銀のM君。福井県からようこそ。
本当にひさしぶりです。




副会長。
夕べ遅くまでかけて作ったゲーフラ。
お疲れ様です。




そして会長。
やっぱりDFがすきなんですね。




そして、そして関東からお疲れ様です。




この2枚とも奥様作成でして、私は不器用なため借りてます。笑



まだある、まだある「負けてたまるか」ゲーフラ。




とても、一枚の写真に入りきれませんでした。笑



最後の最後に笑った大銀のトリサポは約、8、700人なりー。
あとの100人は徳島サポ。



ラスト、何十秒で追いついた貴重な一点。2-2 ドロです。







ホーム開幕とは違い、胸を張り、笑顔でやってくる選手。




キャプテンとして頼もしい「みやさん」。




もちろん「同点」で浮かれてられない。
でも、今日は喜びの反省会を開きます。




(サッカーは主審が最後の笛を吹くまで諦めてはいけない。)




その事を試合を通して教えてくれた選手に改めて感謝をします。




そんな反省をしている私を置き去りにしてさっさと帰る仲間たちよ。

「待ってくれー」



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この「G裏町内会」が全員揃うという事はまずない。
必ずいろんな事情でこれない人がいる。

だから、今日これない人の分まで声を出そうと思う。
今日これない人が、もし来ていたらこれくらいの声を
出すだろうな、というくらいの大声を出そうと思う。

大銀に見にくる事のできる自分を幸せだと思う。
「サッカー」を見に来ることが普通の事だと
感じている自分を幸せだと思う。

チェのゴールで同点になった。
それを同じ心で喜び合える仲間がいる事を幸せだと思う。

そしてその仲間がこんなにも近くにいる事を何よりも幸せだと思う。


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私はよほどの事がない限り北口の試合前のミーティングに行きます。
今回は駐車場から西口までの間さえもきつくて行きませんでしたが、
それを察してか、仲間のだれも行かなかった事が非常に心苦しく、
気を使わせまして、すいませんでした。

又、北口に行って今回心配していただいた方々にお礼を
言いたかったのですが、行けなかったためにに言いそびてしまいました。

ブログを借りてで申し訳ありませんが、
ミクシィ、ツイッターで心配していただいたみなさん
又、駐車場で「腰は大丈夫ですか」と声をかけていただいたみなさん
ご心配をおかけしました。
ありがとうございました。


今回もいろんな方に頂き物をしました。
ありがとうございました。


































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