さて、2019年 想い出を振り返る(後半)は横浜F・マリノス戦から。
第18節(アウェー)横浜F・マリノス戦(0-1 敗け)「5位」
試合の殆どの時間、大分陣内で戦った横浜。
ロングボールで相手の裏を狙う大分だったが、マリノスの守備はバランスを崩さず大分にスキを与えてくれない。
そんな中、後半29分、横浜広瀬選手のパスからエジガル ジュニオ選手に決勝ゴールを決められた。
アウェーでなんとか勝ち点を持ち帰りたかったが敗戦となり厳しい後半のスタートとなった。
順位は「5位」 勝ち点「29」変わらず
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2019年7月10日 公式よりリリース。
「田中達也選手 ガンバ大阪より完全移籍加入のお知らせ」
この度、ガンバ大阪より田中達也選手が大分トリニータへ完全移籍加入することが決定いたしましたので、お知らせいたします。
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第19節(ホーム)コンサドーレ札幌(2-1 勝利)「5位」
この日は「大分合同新聞社サンクスデー」
試合後、すぐにいただいた。
こちらは札幌サポさん。
800人ほどだろうか、遠く大分までありがとうございます。
前回の対戦ではアウェーで札幌を2-1と撃破している大分。
開始「20分」、札幌白井選手がカットインからシュート。
ポストに跳ね返ったボールが運悪く高木に当たり「オウンゴール」となった。
札幌先制。
しかし、札幌ゴールから3分後の「23分」、アドの同点ゴールが炸裂。
札幌が先制して「さぁ行くぞ」という出鼻をくじく同点ゴール。
ガッツポーズからの・・・
「ゆりかごダンス」
パパアド 赤ちゃん(女の子)誕生!
パパ木(高木) 赤ちゃん(男の子)誕生!
更にアドが魅せた。
自陣でボールをつなぐ札幌。
コヅが一瞬を見逃さなかった。
ボールを奪い、シュートを打つかと思われたが・・・・後ろにいるアドにヒールパス。
これがオシャレというかエロいというか・・・
アドがフリーで受け右足で振り抜いたボールはゴールネットに刺さった。
フジモンに並ぶ今季 8得点目のゴールが決勝点となった。
これで札幌戦はアウェー、ホーム2戦2勝。
試合後のニューと札幌のチャナティップ選手。
ユニの交換をした
2人でゆりかごダンス。
「2人共 赤ちゃん誕生 おめでとうございます」
順位は「5位」 勝ち点「32」 目標勝ち点まで残り「13」
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第20節(アウェー)川崎フロンターレ「1-3 敗け」「6位」
7月27日(土) 自走車中泊遠征3日目
台風の影響からか雨が降ったり止んだりの不安定な状況。
お初の「等々力陸上競技場」
アウェー席は1階と2階。
「馬場賢治選手へのメッセージ」
7月18日、ババケンがFC岐阜に期限付き移籍することが発表されたことを受けてのメッセージ。
幕には温かい言葉が並んでいた。
2018年のキャリアハイとなる12ゴールは圧巻だった。
発達障害の子どもたちにサッカーを体験してもらう川崎市主催の「えがお共創プロジェクト」
川崎、大分の両市から招かれた発達障害の子どもたち20人。
大分のゴール裏からは「よーきちくれた❤ありがとう」
また川崎ゴール裏からは「ようこそカワサキへ、きてくれて、ありがとう!!たのしんでね」の文字。
この日のオーロラビジョンは子どもたちのために漢字は使わず「ひらがな」
こういう細やかな気配りを見ていると、川崎フロンターレというチームが地域から愛されている理由が良く分かる。
俺たちの高木の登場、古巣に帰ってきて嬉しそう。
「トリサポ多くておおっ!ってなりました!」
ー高木Twitterよりー
そういえばこの日は星の誕生日。
「星くん 誕生日おめでとうございます!」
なんといっても川崎はタレント揃い。
サブでもう1チーム作っても充分優勝を狙えるのでは、と思ってしまうほど選手層が厚い。
そんな川崎に大分がどれだけ迫っていけるのか。
「5分」
長谷川からのサイドチェンジを受けたタナタツが仕掛ける。
DFをかわしカットインからシュート。
惜しくもサイドネットだったが切り返しの早さ、キレの鋭さ、スピード、シュートまでの流れ。
圧倒的な存在感を見せつけた大分デビューだった。
「28分 飲水タイム」
ここまでは大分ペースだったが飲水タイムから流れが変わる。
最前線からプレスをかける川崎だったが、大分のいなしにピンチを招いていたことで給水タイムに意見交換し、両サイドが突っ込まなくなった。
このため今まで「疑似4バック」で数的有利になっていたタナタツが動きを制限されるようになった。
ここから川崎の攻撃が続くが前半「0-0」
しかし「51分」川崎に先制ゴールを許す。
狭いところを精度の高いワンタッチパスで繋ぐ川崎。
最後は齋藤学選手に決められた。
「54分」長谷川がループパスを出す。
フジモンが裏を抜け深いところからマイナスのグランダーをアドに、これをきっちりゴール左に決めた。
「1-1」
アドは今季通算9得点、日本人単独トップとなる
しかし、自力に勝る川崎はその後2点を追加し、スコアは1-3。
大分のホームでは最小失点の「0-1」で敗けたけれど、その力の差は点差以上にあった。
何もさせてもらえなかった。
この日は「3-1」と3失点したけれど、充分に苦しめることができた。
敗けたけれど見応えのある良い試合だった
順位は「6位」 勝ち点「32」変わらず
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第21節(アウェー)サガン鳥栖(2-2 ドロー)「6位」
九州ダービー鳥栖戦、猛暑だった。
日曜日朝5時に自宅を出発し、帰ってきたのが翌月曜日の午前2時半。
猛暑の中を21時間30分、疲労困憊で帰宅した。
待機列に影は少なく昼過ぎには38度になる予報も。
37度を越すと生命の危険があり、外出を控えるように言われるがそれより暑い38度。
夏の鳥栖スタジアムはアウェーサポに厳しすぎた。
試合は鳥栖1点のリードから「63分」タナタツがカットインから相手DFを振り切りクロス。
三竿が合わせてゴール。
三竿の大分移籍初ゴールで「1-1」の同点。
大学を卒業してJ1大分のスタメンを勝ち取りトーレスに対しても物怖じしない長谷川。
「81分」智輝が逆転ゴールを決めるも結果は「2-2」で引き分けた。
残り13試合。
仮に全部引き分けても目標勝ち点に届くところまで来た。
相手はさらに大分対策を練り研究してくる。
割り切って勝ち点1を積み上げる切り替えも必要になってくるだろう。
順位は「6位」 勝ち点「33」 目標勝ち点まで残り「12」
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第22節(ホーム)ヴイッセル神戸(1-1 ドロー)「6位」
8月7日。
夕方、大分トリニータよりリリース。
「藤本憲明選手 ヴィッセル神戸へ完全移籍のお知らせ」
【コメント】
「いつも応援してくれているみなさん、この度ヴィッセル神戸に移籍することを決断しました。
眠れなくなるほど悩みました。
(中略)
ここまで僕を成長させてくれた仲間、スタッフ、いつもどんな時でも応援してくれたサポーターのみなさん、感謝しかありません。
本当にありがとうございました。 勇者であれLOVE TRINITA」
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藤本憲明選手の電撃移籍が発表されてから3日。
トリサポそれぞれが様々な感情の中で迎えた神戸戦。
試合前に心に誓った。
「この神戸戦は大分の誇りをかけて絶対に負けられない」
「藤本選手に何が何でもゴールをさせない」だった。
この日行われた「強」さんのライブ。
この日の私達の気持ちにまさにぴったりだった。
「俺たちは間違いなく クソッタレが原動力 今に見てろが背中押すから また虎視眈々と縛るシューズ
誇り高きユニホーム こけてもまた立ち上がる しつこいから悪しからず 折れない心 それこそがルール」
そしてキター!
8月5日に加入した「嶋田慎太郎」
大宮からレンタルの23歳。選手紹介は「SSポーズ」
2019年は8試合に出場。
神戸の藤本憲明選手紹介のとき、最大の強敵として最大の声でブーイングした。
神戸はタレント揃いの選手が居並ぶ。
世界のスーパースター「イニエスタ」選手。
個人的に一番怖い「古橋」選手。
「32分」
その2人でゴールを決められてしまう。
イニエスタ選手がドリブルで持ち込む。
小塚のアタックで倒れるもすぐに起き上がり古橋選手にパス。
これからの動きが早かった。
すばやく反転して右隅に決めたスーパーゴール。
これはさすがの高木も止めることはできなかった。
「0-1」 神戸 先制。
しかしこの試合、絶対に負けられない大分。
すぐに反撃。
「48分」
コーナーキックからの流れでレイが大きく蹴り出す。
相手DFのコントロールミスのこぼれ球を小塚がスルーパス。
これをニューがおさめ、DF2人の間を抜く絶妙のパスをアドに出す
アドがトラップからシュート。
GKが弾いたボールを左足で押し込んだ。
値千金の同点ゴール。
「アド 日本人トップの10得点目 2桁得点
「83分」
古橋 亨梧 → 藤本 憲明に交代。
当然ドームに起こる大ブーイング。
「86分」
それは突然起きた。
智輝からボールを奪おうとしたイニエスタ選手の後ろから出した足が智輝の足を蹴った。
倒された智輝が怒ってイニエスタ選手に詰め寄った。
そこでイニエスタ選手が智輝の胸の付近を小突いた。
ピッチ上では上下関係、有名無名は関係ない。
バチバチにやるからサッカーは面白いのだ。
最後にイニエスタ選手から握手したのはさすがの大人の対応。
これもサッカーの良いところ。
試合終了 1-1 ドロー
『フジモン!さらに大きくなれ!君はなれる!きっとなれる!』
『我が友よ 勇者よ 旅立つ人に 栄光あれ』
順位は「6位」 勝ち点「34」 目標勝点まで残り「11」
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第23節(ホーム)鹿島アントラーズ(0-1 敗け)「8位」
この日のコレオで描かれた「25」の文字。
「大分トリニータ、クラブ創設25周年」
「北村直登さんデザインのクラブ創設25周年シャツ」
限定25,000枚。
「なくなるくらい人が来てくれたらうれしい」とコメントしていた北村さん。
シャツが足りなくなるほど観客が来てくれた。
8月13日小林 裕紀選手 名古屋グランパスより完全移籍加入がリリースされた。
それからわずか4日後の鹿島戦でスタメンデビュー。
この日のスタジアムはゴール裏はもちろんメインもバクスタも360度観客で埋まった。
なんと観客数「28,574人」
もう少しで3万人に手が届くところまで来た。
大勢の鹿島サポさん。
試合は71分、サイドチェンジからゴールを決められた。
個の力の差は致し方がない。
それでもここから反撃ができるのが今の大分。
81分、アドの落としから途中から入ったさんぺーが難しい体勢からシュート。
しかし惜しくも枠の上だった。
結果は0-1。
鹿島から勝ち点を奪い取ることの難しさを改めて実感した試合だった。
試合後の三竿兄弟のユニ交換が微笑ましかった。
鹿島の20番 三竿健斗選手(弟)と大分の3番 三竿雄斗(兄)が兄弟なのは御存知の通り。
面白いのは誕生日。
2人は5歳違いなのだが誕生日(4月16日)が一緒。
こんな偶然もある。
東京Vユース出身の2人。
2017、2018と鹿島に在籍したが、兄の三竿雄斗がけがに苦しんだためお互いスタメンでの出場は初めてだった。
残り11試合。
入れ替え戦の16位のチームとの勝ち点差『10』
選手が汗をかき、走り、体を張って一生懸命に戦って積み上げてくれた点差。
順位は「8位」 勝ち点「34」変わらず
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第24節(アウェー)サンフレッチェ広島(0-0 ドロー)「8位」
今季初めての「ツアーバス遠征」
広島エディオンスタジアムに到着したのが午後5時過ぎ。
すでに開門時間は過ぎていた。
このスタジアムは今回で3回目。
歓迎の言葉に誘われるようにスタジアムの中へ
15節の湘南戦から9試合負けがない強豪中の強豪広島。
なにより18失点とF東の17失点についで失点の少なさでは2位の堅守を誇る。
ホームではその広島に成すすべもなく敗れてしまった。
この日はなんとしてもゴールをこじ開けリベンジしたい。
ボール支配率は大分。
しかし決定機は広島という流れ。
前半が終わって「0-0」
「ハーフタイム」
夏の夜空に上がった「花火」
惜しかったのは証明の光が花火とかぶったこと。
広島に集結したトリサポ「1100名」
残留のためにも勝ち点が欲しい大分、絶対に負けられない。
試合は両チーム攻守のスピードが早く、せめぎ合いの面白い試合ではあるがいつゴールをされるかわからない展開に目が離せない。
大分はチャンスは作れているものの決定機とはならずこの日はゴールが遠かった。
結果は0-0 スコアレスドロー。
広島に押し込まれながらも耐えた大分、アウェーで勝ち点「1」は価値がある。
監督のコメントにあるように
「いまの広島さんの勢い、そしてわれわれの現状を考えれば、こういうゲーム展開もあり得ることだと考えていた。
本当に今日は90分間、選手が切らさずに集中して体を張って勝点1を取ってくれた。
選手のおかげだと思う。」
さらにさんぺーのコメント
「最近は分析されてなかなか以前のように勝点が積めていないが、今日の試合で勝点1取れたのはすごく大きかったと思う。」
シュートの数。
広島「17本」
大分「3本」
圧倒的に攻め込まれたわけだが、逆に考えればシュートを17本打たれても最後の最後のところで踏ん張った大分のDFの底力に今更ながら驚かされる。
そのなかでもキャプテンのりの体を張った頑張りは当然評価されるわけだが、私個人のMOMはなんといっても神セーブを連発し、無失点で抑えた高木。
残り10試合。
順位は「8位」 勝ち点「35」 目標勝ち点まで残り「10」
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『子供たちの手が離れたら、車で日本一周をしたいね』と嫁。
『うん、今は無理だけどいつか行こう』と私。
その『いつか』も毎日の生活の中に埋もれ、時間だけが過ぎていき、気がつけば私も嫁も60歳を過ぎ、日本一周は夢物語に・・・。
しかし、それが現実味を帯び始めたのが2018年のツエーゲン金沢戦。
初めて行った自走車中泊遠征、4泊5日の旅だった。
『日本一周は無理でも北海道一周だったら行けるかも』と思い始めたのが昨年の秋。
そして決めた。
「北海道に行こう」
7月29日に大分を出発し3日後の8月31日の松本山雅vs大分に参戦。
翌9月1日に新潟からフェリーに乗り19時間後の9月2日に北海道・小樽に到着。
大分を出発して5日目。
小樽を北海道一周の1歩にしここから約50日間を超える自走車中泊旅が始まった。
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第25節(アウェー)松本山雅FC(0-0 ドロー)「8位」
2019年8月31日(土) 天気「晴れ」 気温「21℃」
この日は松本山雅さんとの試合の日。
ここ信州松本に来るのも今回で3回目となる。
行った先々で必ずといっていいほど山雅が好きな皆さんに出逢う。
それも、人も山雅も大好きな方々ばかり。
松本全体がアルウィンのようなアウェー感を感じることがあるが、それは決して嫌ということではなく、戦うことを忘れてしまいそうになるほどの温かさがある街なのだ。
仲間のサポさんの後輩がやってるというお蕎麦屋さんへ。
そば処 木鶏 さん
そしてアルウィンへ。
試合の応援はもちろんだが、皆さんお会いしたかった方々ばかり。
ホームでお会いしたり、アウェーでお会いしたり。
もちろんここアルウィンでしか会えない方々も。
皆さん元気そうで一安心。
(顔だしはご本人に許可をいただいています)
試合結果は0-0 のスコアレスドロー。
お互い勝ち点1を積み上げた。
嬉しかったことは伊佐くんの復帰。
9月1日(日)
松本を離れ、新潟に移動。
新潟港からフェリーで北海道の小樽港を目指す。
日本海の船旅は初めて。
それにしても船旅はとても楽チン。
両手を広げて寝れるベッドが幸せだった。
旅に出るとなんでもないごく普通のことでも幸せを感じることができる。
昨日の道の駅で買ったスイカを食べ、ビールを飲み、ゆっくりシャワーを浴び横になるとお昼寝タイム。
すっかり疲れも取れ、デッキに出るとまさに夕陽が沈む瞬間。
旅が始まる「ドラの音」が聞こえた…気がした。
順位は「8位」 勝ち点「36」 目標勝ち点まで残り「9」
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第26節(ホーム・大分市営陸上競技場)湘南ベルマーレ(2-1 勝利)
この日は大分vs湘南の試合.
北海道にいる私たちはDAZNから市陸に向けてシラシンケン応援しようと早めに夕食を済ませスマホを片手に準備万端。
しかし電波が悪いのかDAZNが入ったり入らなかったり。
最後はクルクル回る。
DAZNは諦めみんなのツイートを頼りにさんぺーと伊佐のゴールを知り、終盤1点返されたものの勝利を確信。
片野坂 監督 コメント
「まずはラグビーW杯がある中で大分市営陸上競技場を使わせていただき、ベストなピッチを準備していただいたことに本当に感謝しています。
関係者の皆さまの多大なるサポートのおかげで今日、良いピッチでプレーすることができ、勝点3につながったと思います。
(中略)
我々トリニータは本当にいろんな方に支えられ、協力していただき、プレーできている。
今後もその感謝を忘れずに、今後もピッチで皆さんの声援に応え、喜んでもらえる試合を続けていきたいと思います。」
頼もしい伊佐のコメント。
『今から次の試合に向けて準備したい!』
伊佐!さんぺー!リーグ戦今季初ゴールおめでとう!
残り8試合。 勝ち点「39」 目標勝ち点まで残り『6』
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第27節(ホーム・大分市営陸上競技場)ジュビロ磐田(1-2 敗け)「8位」
前節同様、ラグビーの関係で大分市営陸上競技場となったジュビロ磐田との一戦。
現在8位の大分と18位と苦しい磐田の対戦。
「66分」先制したのは磐田。
しかし「80分」さんぺーを小川選手が倒し大分PKのチャンス。
これをさんぺー自身が決め1-1の同点。
試合はこのままドローで終わるかと思われたが90+6分、松本 昌也選手のクロスに山本選手が頭で合わせ決勝点を決めた。
残り7試合。
順位は「8位」 勝ち点「39」変わらず
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第28節(アウェー)名古屋グランパス戦(1-1 ドロー)
この試合を見に行けるかどうか微妙な日程だったが無理ができず、北海道からDAZNで声援を送った。
試合はアウェイの大分が先制しながらも、試合終了間際に名古屋が追いつき、1-1のドロー。
勝点1を分け合う結果となった。
大分は1トップにごっちゃんが入り、トップ下には小塚とさんぺーが入った。
試合の序盤は、静かな立ち上がり。
試合が動いたのは52分。
レイのクロスが逆サイドに流れボールを収めたタナタツが中央に。
三平が頭で合わせてゴールネットを揺らし先制点は大分。
しかし90+1分、名古屋赤崎選手に同点ゴールを決められ1-1のドロー決着となった。
順位は「8位」 勝ち点「40」 目標勝ち点まで残り「5」
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第29節(アウェー)浦和レッズ戦(1-0 勝利)「7位」
第29節 アウェー浦和vs大分。
私たちにとって埼スタはお初。
前日の夕方、下見と場所取りに行ったものの、当日の朝7時の列整理に間に合わず、結局列に入れていただくことになったAさんお世話になりました。
「お手数をおかけしました」
試合は前半大分ペース。
しかしエンドが変わった後半、ペースは浦和に!
『やられた!』と思った場面が何度もあった。
そのたびに高木がスーパーセーブを見せ、DFが体を張り、選手全員がゴール前に立ちはだかった。
0-0で迎えた『90分』大分に絶体絶命のピンチが訪れた。
ファブリシオ選手がカウンターで持ち上がり、ペナルティエリア手前で大分DFをかわし高木と1対1に。
しかしここも高木がスーパーセーブ。
高木のこのスーパーセーブから勝負の流れは大分へ。
アディショナルタイム90分+3分。
このままいけばスコアレスドロー。
『埼スタで勝ってレッズサポを黙らせたい』
そう言っていたフジモンはいない。
しかし大分にはごっちゃんが、さんぺーが、伊佐が・・・まだまだゴールを決めきれる選手はたくさんいる。
前がかりになった浦和。
アディショナルタイム、残り30秒。
大分がボールを持った。
しかし勝利の女神は簡単にマイボールとはさせてくれない。
まるでピンボールのようにさまよったボールはJ3を知るさんぺーの腹に当たり、途中ガンバから大分へと来たタナタツの元へ。
タナタツが持ち上がる。
そのタナタツをオーバーラップした選手がいた。
鹿島から来た三竿だ。
怪我で苦しんだ三竿にボールが繋がる。
『最後はアディショナルタイムだったので、もう出し切ればいいかなと思った』
ゴール前には伊佐とごっちゃんの姿。
『最初はニアに流し込もうと思ったのだが伊佐が結構疲れていて、ファーに後藤が見えたので、しっかり後藤の前のスペースに落とせば絶対に決めてくれると思った』
試合後そうコメントした三竿がクロスを上げる。
ごっちゃんが頭で叩きつけた。
ボールは元大分トリニータ西川周作選手の横を抜けネットに刺さった。
試合開始から93分。
入った瞬間、埼スタが凍りついた…と感じた。
ゴールを決めたごっちゃんは一瞬大分サポに向かった。
しかし次の瞬間100mダッシュをするかのように監督の元へと走った。
同時にごっちゃんに向かって走っていた監督。
『後藤は最後まで90分間、タフに戦える。
シュート力のところでも、ずっと一緒にやっているが、一発を持っている選手なので。
強度の高いゲームになると思ったので、強度を保てる選手をピッチに残しておきたいと。
それで後藤を頂点とシャドーとで回す形を取った』
と試合後、片野坂監督は語った。
こっちゃんを信じ90分間使った監督。
その監督の気持ちに応えて決勝ゴールを決めたごっちゃん。
ゴールまでの道のりは長かった。
そのごっちゃんの苦しみを一番近くで見てきた監督もまた苦しかったのではないだろうか。
完全アウェーの埼スタでレッズに勝つ!
その夢が叶った。
『何を置いても埼スタに行く』
J1に昇格した時からずっとそのことを言い続けた嫁。
忘れもしない2013年8月17日 ... 前半20分までに3点のリードを奪った大分だったが、前半のうちに1点を返されるとと、後半の3得点で逆転された。
このときの悔しい想いを埼スタで絶対にリベンジしたかった。
赤一色の埼スタの一角に陣取った青いサポたち。
その場に自分がいる。
なんという幸せ!
雨の中、よくぞ戦ってくれた。
よくぞ勝ってくれた。
埼スタに流れる、"大分よりの使者"
『最高で最愛の大分トリニータ』
誰よりも先にごっちゃんに駆け寄りごっちゃんを抱きしめた監督。
この場面が今の大分をなによりも現している。
情に流されることなく常に冷静沈着。
しかし誰よりもトリニータを選手を熱く愛する片野坂監督。
私個人の2019年の想い出の試合は間違いなくこの試合 レッズvcトリニータ ごっちゃん渾身のヘディング決勝ゴールだ。
残り5試合。
順位は「7位」 勝ち点「43」 目標勝ち点まで残り「2」
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第30節(ホーム)FC東京戦(0-2 敗け)「8位」
いつだったか忘れたが片野坂監督が
『J2の上位とJ1の下位の差はあまりないが、優勝を狙っているJ1の上位とは明らかに力の差がある』
というようなコメントをしたことがあるが、 FC東京戦の試合でそのことを実感として思い知らされた。
FC東京のパスの速さ、精度、プレスのかけ方、決めるべきところで決め切る力。
2点取った後は、リスク管理をしっかりしながら追加点を狙うしたたかさ。
全てにおいて歯が立たなかった。
今季対戦した中で、何もさせてくれなかったと感じたのは川崎とFC東京の2チーム。
もちろん他のチームも上位にいるチームは怖さがあるチームばかりであったが、特に何もさせてもらえないと感じたのはこの2チームが群を抜いていた。
来季も同じカテゴリー。
必ずリベンジしたいと思っている。
30節FC東京戦を終えて今季の目標であった「J1残留」が決定した。
今季18番目からスタートした大分が残り4試合を残してJ1残留。
この事がいかに難しいことなのかは、どこのチームも残留に向けて血涙を流したことからも分かる。
監督を替え、選手を補強し、開幕から積み上げてきた戦術を変えてまで残留を目指す。
それはこの世界では当たり前のことなのだが、お金のあるチームだからこそできることでもある。
大分の財政状況は厳しい。
その中で的確な選手補強をし、相手チームを研究し、対策を練り、チームとして戦術を駆使し、着実に勝ち点を積み上げていった片野坂トリニータ。
その結果、30試合の中で連敗はわずかに1回。
13節の川崎戦と14節の FC東京戦のみ。
毎試合、毎試合苦しみながらも全員で勝ち点を積み上げてきた。
ここまで「11勝10分9敗」 勝ち点「43」
「J1残留が決定した!」
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第31節(ホーム)ガンバ大阪戦(2-1 勝利)「7位」
勝ち点5差で9位につけているG大阪との直接対決。
ここに勝てば一桁順位も見えてくる。
これは先着1万名に配布した片野坂監督のお面。
女性4人が片さんのお面をつけたのだが…(笑)
開始「11分」 ガンバ宇佐美選手からニアを鮮やかに決められ大分0-1のビハインド。
この日は何点入れられるのか分からないと恐怖に感じるほどガンバの入りは良かった。
「39分」 そんな圧を撥ね退けたのが日本代表に選ばれたトモキ。
「リスタートしたら相手が止まっていたのでチャンスだと思って勢いよく前に行った。
今週、クロスからの練習をしていたので、その成果が出てよかった。」
トモキの好判断でリスタートし、アドをオーバーラップしてからの鋭いクロス。
これに合わせたのがさんぺー。
一度ファーに走ったさんぺーだったが、ニアに方向チェンジ。
これで相手DFの対応が一瞬遅れた。
相手GKの股の間を抜けたボールはそのままネットに刺さった。
これで1-1。
そしてさんぺーのこのパフォーマンス。
これですよこれこれ!
やっぱりさんぺーはこのパフォーマンスが似合う。
後半の「64分」大分CKのチャンス。キッカーはコヅ。
アドが落としたボールは先制ゴールのアシストをしたトモキの前に。
右足で蹴ったボールは勢いよくネットに刺さった。
センターバックながら今季4得点目。
試合 終了。
2-1 大分逆転勝ち。
残り3試合。
31試合を終えて順位は「7位」 勝ち点「46」 勝ち点「50」まで残り「4」
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第32節(アウェー)清水エスパルス(1-1 ドロー)「7位」
11月21日、今季最後となる自走車中泊遠征に出発。
21日、22日と高速のSA(サービスエリア)に泊まり23日(試合当日)清水エスパルスの本拠地『IAIスタジアム日本平』へ。
私たち2人はこの"日本平"はお初。
待機列に荷物を置き、いつものようにスタジアム散策へ。
歩いているとフックにご対面!
といってものぼり旗。
「久しぶり」
遠くに兵さん(元大分トリニータの兵働氏)の姿が見えた。
『懐かしぃ!』
レイチェルプロデュースのワンちゃん用のバッグ。
それにしても何でパンダ?
聞くとレイチェル大好きなTさん、犬はいないけどレイチェルがプロデュースしてるし…と迷いに迷って買ったもののワンちゃんがいないのでパンダを入れているようだ。
いつかレイチェルにサインをいただきたい、と熱望していたけど、貰ったのだろうか?
スタジアムの中を散策中、榎社長を発見。
なんとトリニータのグッズを販売していた。
『ご苦労様です』
パーカーを買ったTさん、先ほどのバッグを社長に担いでもらって、『はい、パンダ!』
本当に腰の低い気さくな社長さん。
『ありがとうございました』
さて選手入場。
清水はこの試合に勝てば他会場の結果次第で残留を決められる可能性がある。
かたや大分はすでに残留を決定。
当然、清水は開始から攻撃をかけてくることは予想できた。
2分、3分、19分と清水から攻められる大分。
徐々に盛り返した大分は『45分』レイの縦パスをアドがヒールで落とす。
さんぺーが受け左に鋭いパス。
DFとGKの間に転がるボール。
これに逆サイドから走り込んだ選手がいた。
タナタツだ!
GKの横をすり抜けボールはネットに突き刺さった。
ゴールしたことを確認したタナタツ。
『雄叫び』をあげた!
コバユウから頭をポンポンされる「タナタツ」
しかし、清水の猛攻撃にあい、88分ついにゴールを決められ同点で試合終了。
試合後、トリサポの元に挨拶に来てくれたフック。
突然の移籍発表からオレンジユニのフックを見たときは本当にショックだった。
念願だったフックとのお別れがちゃんとした形でできて良かった。
こうしてフックとのりが笑ってる姿を見てると胸が熱くなってきた。
残り2試合 順位「7位」 勝ち点「47」 勝ち点「50」まで残り「3」
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第33節(アウェー)ベガルタ仙台(0-2 敗け)「7位」
2019年11月30日(土) ベガルタ仙台vs大分トリニータ戦に清水戦から大分に帰らずに仙台戦に来た。
今季最後の自走車中泊遠征。
自宅を出て10日目。
気になったのがすでに冬が近づいていることを実感として感じた寒さ。
11月28日の最低気温は「-3℃」
車の中にあるカーテンが朝カチカチに凍っていた。
身の危険を感じ29日の車中泊はやめて急遽ホテルへ。
エアコンが暑すぎたというハプニングもなんのその、元気に仙台のスタジアムへやってきた。
待機列で待っている間に今季で引退を発表した丸ちゃんの弾幕に寄せ書き。
「ユアテックスタジアム仙台」
専用スタジアムは見やすい。
スタメン発表を見たときの驚き。
「え! 羽田健人がスタメン?」
「DF 49 羽田 健人」
堂々のプロ初出場、初スタメン!
片野坂監督もコメントしているようにほぼぶっつけ本番だったようだ。
仙台はこの試合に勝つか引き分けでJ1残留が決定。
気になるのは残留を決めている大分と、この試合に勝てば残留が決まる仙台とのモチベーションの差。
「26分」仙台コーナーキックから先制ゴール。
これは仙台が用意してきたプレーだったのだろう。
ここまで大分のペースだっただけにこの1点は仙台に勢いを与えてしまった。
追加点を入れられ0-2で試合終了。
うまくやられた、というのが正直な感想だ。
残り1試合 順位は「7位」 勝ち点「47」変わらず。
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第34節(ホーム最終戦)セレッソ大阪戦(0-2 敗け)「9位」
12月8日に行われた「2019Jリーグアウォーズ」にて大分トリニータが「優秀監督賞(J1)」及び「フェアプレー賞(J1)」 の2つを受賞した。
ちなみに片野坂監督はJ2のときにも優秀監督賞を受賞。
2019年12月7日
元大分トリニータの清武選手が率いる強豪C大阪との一戦。
勝てば勝ち点「50」及び一桁順位が決定する大分。
しかし相手はあのロティーナ監督。
大分にとって厳しい相手。
だが今日はなんとしても勝ちたい!
先日引退を発表した丸ちゃんのためにも勝って花道を飾りたいところだし、展開次第では最後の勇姿を見ることできるかもしれない。
試合が動いたのは「29分」
清武選手が倒され大分ゴール前でFK。
これをソウザ選手に決められ0-1。
前半 C大阪1点リードで折り返す。
しかし後半もC大阪の固い守りにゴールを割れず、逆に54分にゴールを決められ「0-2」で敗れた。
試合後、清武選手が挨拶に来てくれた。
「キヨ 挨拶に来てくれてありがとう!」
「2019年 ホーム最終戦セレモニー」
「丸ちゃん、大分を2度も助けてくれてありがとうございました」
選手の皆さん、よくぞ1年間戦ってくれました。
12勝11分11敗 勝ち点「47」 得失点「0」 順位は「9」 という素晴らしい成績でした。
どんな相手でも90分間,自分たちのサッカーをやり続けたトリニータ。
しっかりした太い幹を軸に進化、成熟させてきた片野坂サッカー。
来季はどんなサッカーを見せてくれるのか?
どんなサッカーが待っているのか?
楽しみで仕方がありません。
榎社長を始め、片野坂監督、コーチ、スタッフの皆さん
ボランティアの皆さん、スポンサーの皆さん
そして共に戦ったサポーターの皆さん
J1残留、一桁順位の9位!
本当におめでとうございます。
感謝ばかりの1年間でした。
ありがとうございました。
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さて2020シーズンコロナ禍で中断していたJリーグも6月27日、J3が開幕しJ2が再開しました。
そして7月4日、いよいよ私達のクラブ、J1大分トリニータが再開します。
自粛でサッカーが無い期間、私達は選手からのリモートでコロナと戦う勇気と元気をいただきました。
今度は私達の番です。
選手はもちろんサッカー関係者の皆さんの背中を、お疲れ様と感謝の気持ちを込めて力いっぱい押したいと思います。
「やっと帰ってきた! Jリーグがある日常!」
2020年7月4日 J1リーグ 再開!
第18節(アウェー)横浜F・マリノス戦(0-1 敗け)「5位」
試合の殆どの時間、大分陣内で戦った横浜。
ロングボールで相手の裏を狙う大分だったが、マリノスの守備はバランスを崩さず大分にスキを与えてくれない。
そんな中、後半29分、横浜広瀬選手のパスからエジガル ジュニオ選手に決勝ゴールを決められた。
アウェーでなんとか勝ち点を持ち帰りたかったが敗戦となり厳しい後半のスタートとなった。
順位は「5位」 勝ち点「29」変わらず
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2019年7月10日 公式よりリリース。
「田中達也選手 ガンバ大阪より完全移籍加入のお知らせ」
この度、ガンバ大阪より田中達也選手が大分トリニータへ完全移籍加入することが決定いたしましたので、お知らせいたします。
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第19節(ホーム)コンサドーレ札幌(2-1 勝利)「5位」
この日は「大分合同新聞社サンクスデー」
試合後、すぐにいただいた。
こちらは札幌サポさん。
800人ほどだろうか、遠く大分までありがとうございます。
前回の対戦ではアウェーで札幌を2-1と撃破している大分。
開始「20分」、札幌白井選手がカットインからシュート。
ポストに跳ね返ったボールが運悪く高木に当たり「オウンゴール」となった。
札幌先制。
しかし、札幌ゴールから3分後の「23分」、アドの同点ゴールが炸裂。
札幌が先制して「さぁ行くぞ」という出鼻をくじく同点ゴール。
ガッツポーズからの・・・
「ゆりかごダンス」
パパアド 赤ちゃん(女の子)誕生!
パパ木(高木) 赤ちゃん(男の子)誕生!
更にアドが魅せた。
自陣でボールをつなぐ札幌。
コヅが一瞬を見逃さなかった。
ボールを奪い、シュートを打つかと思われたが・・・・後ろにいるアドにヒールパス。
これがオシャレというかエロいというか・・・
アドがフリーで受け右足で振り抜いたボールはゴールネットに刺さった。
フジモンに並ぶ今季 8得点目のゴールが決勝点となった。
これで札幌戦はアウェー、ホーム2戦2勝。
試合後のニューと札幌のチャナティップ選手。
ユニの交換をした
2人でゆりかごダンス。
「2人共 赤ちゃん誕生 おめでとうございます」
順位は「5位」 勝ち点「32」 目標勝ち点まで残り「13」
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第20節(アウェー)川崎フロンターレ「1-3 敗け」「6位」
7月27日(土) 自走車中泊遠征3日目
台風の影響からか雨が降ったり止んだりの不安定な状況。
お初の「等々力陸上競技場」
アウェー席は1階と2階。
「馬場賢治選手へのメッセージ」
7月18日、ババケンがFC岐阜に期限付き移籍することが発表されたことを受けてのメッセージ。
幕には温かい言葉が並んでいた。
2018年のキャリアハイとなる12ゴールは圧巻だった。
発達障害の子どもたちにサッカーを体験してもらう川崎市主催の「えがお共創プロジェクト」
川崎、大分の両市から招かれた発達障害の子どもたち20人。
大分のゴール裏からは「よーきちくれた❤ありがとう」
また川崎ゴール裏からは「ようこそカワサキへ、きてくれて、ありがとう!!たのしんでね」の文字。
この日のオーロラビジョンは子どもたちのために漢字は使わず「ひらがな」
こういう細やかな気配りを見ていると、川崎フロンターレというチームが地域から愛されている理由が良く分かる。
俺たちの高木の登場、古巣に帰ってきて嬉しそう。
「トリサポ多くておおっ!ってなりました!」
ー高木Twitterよりー
そういえばこの日は星の誕生日。
「星くん 誕生日おめでとうございます!」
なんといっても川崎はタレント揃い。
サブでもう1チーム作っても充分優勝を狙えるのでは、と思ってしまうほど選手層が厚い。
そんな川崎に大分がどれだけ迫っていけるのか。
「5分」
長谷川からのサイドチェンジを受けたタナタツが仕掛ける。
DFをかわしカットインからシュート。
惜しくもサイドネットだったが切り返しの早さ、キレの鋭さ、スピード、シュートまでの流れ。
圧倒的な存在感を見せつけた大分デビューだった。
「28分 飲水タイム」
ここまでは大分ペースだったが飲水タイムから流れが変わる。
最前線からプレスをかける川崎だったが、大分のいなしにピンチを招いていたことで給水タイムに意見交換し、両サイドが突っ込まなくなった。
このため今まで「疑似4バック」で数的有利になっていたタナタツが動きを制限されるようになった。
ここから川崎の攻撃が続くが前半「0-0」
しかし「51分」川崎に先制ゴールを許す。
狭いところを精度の高いワンタッチパスで繋ぐ川崎。
最後は齋藤学選手に決められた。
「54分」長谷川がループパスを出す。
フジモンが裏を抜け深いところからマイナスのグランダーをアドに、これをきっちりゴール左に決めた。
「1-1」
アドは今季通算9得点、日本人単独トップとなる
しかし、自力に勝る川崎はその後2点を追加し、スコアは1-3。
大分のホームでは最小失点の「0-1」で敗けたけれど、その力の差は点差以上にあった。
何もさせてもらえなかった。
この日は「3-1」と3失点したけれど、充分に苦しめることができた。
敗けたけれど見応えのある良い試合だった
順位は「6位」 勝ち点「32」変わらず
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第21節(アウェー)サガン鳥栖(2-2 ドロー)「6位」
九州ダービー鳥栖戦、猛暑だった。
日曜日朝5時に自宅を出発し、帰ってきたのが翌月曜日の午前2時半。
猛暑の中を21時間30分、疲労困憊で帰宅した。
待機列に影は少なく昼過ぎには38度になる予報も。
37度を越すと生命の危険があり、外出を控えるように言われるがそれより暑い38度。
夏の鳥栖スタジアムはアウェーサポに厳しすぎた。
試合は鳥栖1点のリードから「63分」タナタツがカットインから相手DFを振り切りクロス。
三竿が合わせてゴール。
三竿の大分移籍初ゴールで「1-1」の同点。
大学を卒業してJ1大分のスタメンを勝ち取りトーレスに対しても物怖じしない長谷川。
「81分」智輝が逆転ゴールを決めるも結果は「2-2」で引き分けた。
残り13試合。
仮に全部引き分けても目標勝ち点に届くところまで来た。
相手はさらに大分対策を練り研究してくる。
割り切って勝ち点1を積み上げる切り替えも必要になってくるだろう。
順位は「6位」 勝ち点「33」 目標勝ち点まで残り「12」
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第22節(ホーム)ヴイッセル神戸(1-1 ドロー)「6位」
8月7日。
夕方、大分トリニータよりリリース。
「藤本憲明選手 ヴィッセル神戸へ完全移籍のお知らせ」
【コメント】
「いつも応援してくれているみなさん、この度ヴィッセル神戸に移籍することを決断しました。
眠れなくなるほど悩みました。
(中略)
ここまで僕を成長させてくれた仲間、スタッフ、いつもどんな時でも応援してくれたサポーターのみなさん、感謝しかありません。
本当にありがとうございました。 勇者であれLOVE TRINITA」
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藤本憲明選手の電撃移籍が発表されてから3日。
トリサポそれぞれが様々な感情の中で迎えた神戸戦。
試合前に心に誓った。
「この神戸戦は大分の誇りをかけて絶対に負けられない」
「藤本選手に何が何でもゴールをさせない」だった。
この日行われた「強」さんのライブ。
この日の私達の気持ちにまさにぴったりだった。
「俺たちは間違いなく クソッタレが原動力 今に見てろが背中押すから また虎視眈々と縛るシューズ
誇り高きユニホーム こけてもまた立ち上がる しつこいから悪しからず 折れない心 それこそがルール」
そしてキター!
8月5日に加入した「嶋田慎太郎」
大宮からレンタルの23歳。選手紹介は「SSポーズ」
2019年は8試合に出場。
神戸の藤本憲明選手紹介のとき、最大の強敵として最大の声でブーイングした。
神戸はタレント揃いの選手が居並ぶ。
世界のスーパースター「イニエスタ」選手。
個人的に一番怖い「古橋」選手。
「32分」
その2人でゴールを決められてしまう。
イニエスタ選手がドリブルで持ち込む。
小塚のアタックで倒れるもすぐに起き上がり古橋選手にパス。
これからの動きが早かった。
すばやく反転して右隅に決めたスーパーゴール。
これはさすがの高木も止めることはできなかった。
「0-1」 神戸 先制。
しかしこの試合、絶対に負けられない大分。
すぐに反撃。
「48分」
コーナーキックからの流れでレイが大きく蹴り出す。
相手DFのコントロールミスのこぼれ球を小塚がスルーパス。
これをニューがおさめ、DF2人の間を抜く絶妙のパスをアドに出す
アドがトラップからシュート。
GKが弾いたボールを左足で押し込んだ。
値千金の同点ゴール。
「アド 日本人トップの10得点目 2桁得点
「83分」
古橋 亨梧 → 藤本 憲明に交代。
当然ドームに起こる大ブーイング。
「86分」
それは突然起きた。
智輝からボールを奪おうとしたイニエスタ選手の後ろから出した足が智輝の足を蹴った。
倒された智輝が怒ってイニエスタ選手に詰め寄った。
そこでイニエスタ選手が智輝の胸の付近を小突いた。
ピッチ上では上下関係、有名無名は関係ない。
バチバチにやるからサッカーは面白いのだ。
最後にイニエスタ選手から握手したのはさすがの大人の対応。
これもサッカーの良いところ。
試合終了 1-1 ドロー
『フジモン!さらに大きくなれ!君はなれる!きっとなれる!』
『我が友よ 勇者よ 旅立つ人に 栄光あれ』
順位は「6位」 勝ち点「34」 目標勝点まで残り「11」
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第23節(ホーム)鹿島アントラーズ(0-1 敗け)「8位」
この日のコレオで描かれた「25」の文字。
「大分トリニータ、クラブ創設25周年」
「北村直登さんデザインのクラブ創設25周年シャツ」
限定25,000枚。
「なくなるくらい人が来てくれたらうれしい」とコメントしていた北村さん。
シャツが足りなくなるほど観客が来てくれた。
8月13日小林 裕紀選手 名古屋グランパスより完全移籍加入がリリースされた。
それからわずか4日後の鹿島戦でスタメンデビュー。
この日のスタジアムはゴール裏はもちろんメインもバクスタも360度観客で埋まった。
なんと観客数「28,574人」
もう少しで3万人に手が届くところまで来た。
大勢の鹿島サポさん。
試合は71分、サイドチェンジからゴールを決められた。
個の力の差は致し方がない。
それでもここから反撃ができるのが今の大分。
81分、アドの落としから途中から入ったさんぺーが難しい体勢からシュート。
しかし惜しくも枠の上だった。
結果は0-1。
鹿島から勝ち点を奪い取ることの難しさを改めて実感した試合だった。
試合後の三竿兄弟のユニ交換が微笑ましかった。
鹿島の20番 三竿健斗選手(弟)と大分の3番 三竿雄斗(兄)が兄弟なのは御存知の通り。
面白いのは誕生日。
2人は5歳違いなのだが誕生日(4月16日)が一緒。
こんな偶然もある。
東京Vユース出身の2人。
2017、2018と鹿島に在籍したが、兄の三竿雄斗がけがに苦しんだためお互いスタメンでの出場は初めてだった。
残り11試合。
入れ替え戦の16位のチームとの勝ち点差『10』
選手が汗をかき、走り、体を張って一生懸命に戦って積み上げてくれた点差。
順位は「8位」 勝ち点「34」変わらず
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第24節(アウェー)サンフレッチェ広島(0-0 ドロー)「8位」
今季初めての「ツアーバス遠征」
広島エディオンスタジアムに到着したのが午後5時過ぎ。
すでに開門時間は過ぎていた。
このスタジアムは今回で3回目。
歓迎の言葉に誘われるようにスタジアムの中へ
15節の湘南戦から9試合負けがない強豪中の強豪広島。
なにより18失点とF東の17失点についで失点の少なさでは2位の堅守を誇る。
ホームではその広島に成すすべもなく敗れてしまった。
この日はなんとしてもゴールをこじ開けリベンジしたい。
ボール支配率は大分。
しかし決定機は広島という流れ。
前半が終わって「0-0」
「ハーフタイム」
夏の夜空に上がった「花火」
惜しかったのは証明の光が花火とかぶったこと。
広島に集結したトリサポ「1100名」
残留のためにも勝ち点が欲しい大分、絶対に負けられない。
試合は両チーム攻守のスピードが早く、せめぎ合いの面白い試合ではあるがいつゴールをされるかわからない展開に目が離せない。
大分はチャンスは作れているものの決定機とはならずこの日はゴールが遠かった。
結果は0-0 スコアレスドロー。
広島に押し込まれながらも耐えた大分、アウェーで勝ち点「1」は価値がある。
監督のコメントにあるように
「いまの広島さんの勢い、そしてわれわれの現状を考えれば、こういうゲーム展開もあり得ることだと考えていた。
本当に今日は90分間、選手が切らさずに集中して体を張って勝点1を取ってくれた。
選手のおかげだと思う。」
さらにさんぺーのコメント
「最近は分析されてなかなか以前のように勝点が積めていないが、今日の試合で勝点1取れたのはすごく大きかったと思う。」
シュートの数。
広島「17本」
大分「3本」
圧倒的に攻め込まれたわけだが、逆に考えればシュートを17本打たれても最後の最後のところで踏ん張った大分のDFの底力に今更ながら驚かされる。
そのなかでもキャプテンのりの体を張った頑張りは当然評価されるわけだが、私個人のMOMはなんといっても神セーブを連発し、無失点で抑えた高木。
残り10試合。
順位は「8位」 勝ち点「35」 目標勝ち点まで残り「10」
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『子供たちの手が離れたら、車で日本一周をしたいね』と嫁。
『うん、今は無理だけどいつか行こう』と私。
その『いつか』も毎日の生活の中に埋もれ、時間だけが過ぎていき、気がつけば私も嫁も60歳を過ぎ、日本一周は夢物語に・・・。
しかし、それが現実味を帯び始めたのが2018年のツエーゲン金沢戦。
初めて行った自走車中泊遠征、4泊5日の旅だった。
『日本一周は無理でも北海道一周だったら行けるかも』と思い始めたのが昨年の秋。
そして決めた。
「北海道に行こう」
7月29日に大分を出発し3日後の8月31日の松本山雅vs大分に参戦。
翌9月1日に新潟からフェリーに乗り19時間後の9月2日に北海道・小樽に到着。
大分を出発して5日目。
小樽を北海道一周の1歩にしここから約50日間を超える自走車中泊旅が始まった。
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第25節(アウェー)松本山雅FC(0-0 ドロー)「8位」
2019年8月31日(土) 天気「晴れ」 気温「21℃」
この日は松本山雅さんとの試合の日。
ここ信州松本に来るのも今回で3回目となる。
行った先々で必ずといっていいほど山雅が好きな皆さんに出逢う。
それも、人も山雅も大好きな方々ばかり。
松本全体がアルウィンのようなアウェー感を感じることがあるが、それは決して嫌ということではなく、戦うことを忘れてしまいそうになるほどの温かさがある街なのだ。
仲間のサポさんの後輩がやってるというお蕎麦屋さんへ。
そば処 木鶏 さん
そしてアルウィンへ。
試合の応援はもちろんだが、皆さんお会いしたかった方々ばかり。
ホームでお会いしたり、アウェーでお会いしたり。
もちろんここアルウィンでしか会えない方々も。
皆さん元気そうで一安心。
(顔だしはご本人に許可をいただいています)
試合結果は0-0 のスコアレスドロー。
お互い勝ち点1を積み上げた。
嬉しかったことは伊佐くんの復帰。
9月1日(日)
松本を離れ、新潟に移動。
新潟港からフェリーで北海道の小樽港を目指す。
日本海の船旅は初めて。
それにしても船旅はとても楽チン。
両手を広げて寝れるベッドが幸せだった。
旅に出るとなんでもないごく普通のことでも幸せを感じることができる。
昨日の道の駅で買ったスイカを食べ、ビールを飲み、ゆっくりシャワーを浴び横になるとお昼寝タイム。
すっかり疲れも取れ、デッキに出るとまさに夕陽が沈む瞬間。
旅が始まる「ドラの音」が聞こえた…気がした。
順位は「8位」 勝ち点「36」 目標勝ち点まで残り「9」
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第26節(ホーム・大分市営陸上競技場)湘南ベルマーレ(2-1 勝利)
この日は大分vs湘南の試合.
北海道にいる私たちはDAZNから市陸に向けてシラシンケン応援しようと早めに夕食を済ませスマホを片手に準備万端。
しかし電波が悪いのかDAZNが入ったり入らなかったり。
最後はクルクル回る。
DAZNは諦めみんなのツイートを頼りにさんぺーと伊佐のゴールを知り、終盤1点返されたものの勝利を確信。
片野坂 監督 コメント
「まずはラグビーW杯がある中で大分市営陸上競技場を使わせていただき、ベストなピッチを準備していただいたことに本当に感謝しています。
関係者の皆さまの多大なるサポートのおかげで今日、良いピッチでプレーすることができ、勝点3につながったと思います。
(中略)
我々トリニータは本当にいろんな方に支えられ、協力していただき、プレーできている。
今後もその感謝を忘れずに、今後もピッチで皆さんの声援に応え、喜んでもらえる試合を続けていきたいと思います。」
頼もしい伊佐のコメント。
『今から次の試合に向けて準備したい!』
伊佐!さんぺー!リーグ戦今季初ゴールおめでとう!
残り8試合。 勝ち点「39」 目標勝ち点まで残り『6』
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第27節(ホーム・大分市営陸上競技場)ジュビロ磐田(1-2 敗け)「8位」
前節同様、ラグビーの関係で大分市営陸上競技場となったジュビロ磐田との一戦。
現在8位の大分と18位と苦しい磐田の対戦。
「66分」先制したのは磐田。
しかし「80分」さんぺーを小川選手が倒し大分PKのチャンス。
これをさんぺー自身が決め1-1の同点。
試合はこのままドローで終わるかと思われたが90+6分、松本 昌也選手のクロスに山本選手が頭で合わせ決勝点を決めた。
残り7試合。
順位は「8位」 勝ち点「39」変わらず
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第28節(アウェー)名古屋グランパス戦(1-1 ドロー)
この試合を見に行けるかどうか微妙な日程だったが無理ができず、北海道からDAZNで声援を送った。
試合はアウェイの大分が先制しながらも、試合終了間際に名古屋が追いつき、1-1のドロー。
勝点1を分け合う結果となった。
大分は1トップにごっちゃんが入り、トップ下には小塚とさんぺーが入った。
試合の序盤は、静かな立ち上がり。
試合が動いたのは52分。
レイのクロスが逆サイドに流れボールを収めたタナタツが中央に。
三平が頭で合わせてゴールネットを揺らし先制点は大分。
しかし90+1分、名古屋赤崎選手に同点ゴールを決められ1-1のドロー決着となった。
順位は「8位」 勝ち点「40」 目標勝ち点まで残り「5」
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第29節(アウェー)浦和レッズ戦(1-0 勝利)「7位」
第29節 アウェー浦和vs大分。
私たちにとって埼スタはお初。
前日の夕方、下見と場所取りに行ったものの、当日の朝7時の列整理に間に合わず、結局列に入れていただくことになったAさんお世話になりました。
「お手数をおかけしました」
試合は前半大分ペース。
しかしエンドが変わった後半、ペースは浦和に!
『やられた!』と思った場面が何度もあった。
そのたびに高木がスーパーセーブを見せ、DFが体を張り、選手全員がゴール前に立ちはだかった。
0-0で迎えた『90分』大分に絶体絶命のピンチが訪れた。
ファブリシオ選手がカウンターで持ち上がり、ペナルティエリア手前で大分DFをかわし高木と1対1に。
しかしここも高木がスーパーセーブ。
高木のこのスーパーセーブから勝負の流れは大分へ。
アディショナルタイム90分+3分。
このままいけばスコアレスドロー。
『埼スタで勝ってレッズサポを黙らせたい』
そう言っていたフジモンはいない。
しかし大分にはごっちゃんが、さんぺーが、伊佐が・・・まだまだゴールを決めきれる選手はたくさんいる。
前がかりになった浦和。
アディショナルタイム、残り30秒。
大分がボールを持った。
しかし勝利の女神は簡単にマイボールとはさせてくれない。
まるでピンボールのようにさまよったボールはJ3を知るさんぺーの腹に当たり、途中ガンバから大分へと来たタナタツの元へ。
タナタツが持ち上がる。
そのタナタツをオーバーラップした選手がいた。
鹿島から来た三竿だ。
怪我で苦しんだ三竿にボールが繋がる。
『最後はアディショナルタイムだったので、もう出し切ればいいかなと思った』
ゴール前には伊佐とごっちゃんの姿。
『最初はニアに流し込もうと思ったのだが伊佐が結構疲れていて、ファーに後藤が見えたので、しっかり後藤の前のスペースに落とせば絶対に決めてくれると思った』
試合後そうコメントした三竿がクロスを上げる。
ごっちゃんが頭で叩きつけた。
ボールは元大分トリニータ西川周作選手の横を抜けネットに刺さった。
試合開始から93分。
入った瞬間、埼スタが凍りついた…と感じた。
ゴールを決めたごっちゃんは一瞬大分サポに向かった。
しかし次の瞬間100mダッシュをするかのように監督の元へと走った。
同時にごっちゃんに向かって走っていた監督。
『後藤は最後まで90分間、タフに戦える。
シュート力のところでも、ずっと一緒にやっているが、一発を持っている選手なので。
強度の高いゲームになると思ったので、強度を保てる選手をピッチに残しておきたいと。
それで後藤を頂点とシャドーとで回す形を取った』
と試合後、片野坂監督は語った。
こっちゃんを信じ90分間使った監督。
その監督の気持ちに応えて決勝ゴールを決めたごっちゃん。
ゴールまでの道のりは長かった。
そのごっちゃんの苦しみを一番近くで見てきた監督もまた苦しかったのではないだろうか。
完全アウェーの埼スタでレッズに勝つ!
その夢が叶った。
『何を置いても埼スタに行く』
J1に昇格した時からずっとそのことを言い続けた嫁。
忘れもしない2013年8月17日 ... 前半20分までに3点のリードを奪った大分だったが、前半のうちに1点を返されるとと、後半の3得点で逆転された。
このときの悔しい想いを埼スタで絶対にリベンジしたかった。
赤一色の埼スタの一角に陣取った青いサポたち。
その場に自分がいる。
なんという幸せ!
雨の中、よくぞ戦ってくれた。
よくぞ勝ってくれた。
埼スタに流れる、"大分よりの使者"
『最高で最愛の大分トリニータ』
誰よりも先にごっちゃんに駆け寄りごっちゃんを抱きしめた監督。
この場面が今の大分をなによりも現している。
情に流されることなく常に冷静沈着。
しかし誰よりもトリニータを選手を熱く愛する片野坂監督。
私個人の2019年の想い出の試合は間違いなくこの試合 レッズvcトリニータ ごっちゃん渾身のヘディング決勝ゴールだ。
残り5試合。
順位は「7位」 勝ち点「43」 目標勝ち点まで残り「2」
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第30節(ホーム)FC東京戦(0-2 敗け)「8位」
いつだったか忘れたが片野坂監督が
『J2の上位とJ1の下位の差はあまりないが、優勝を狙っているJ1の上位とは明らかに力の差がある』
というようなコメントをしたことがあるが、 FC東京戦の試合でそのことを実感として思い知らされた。
FC東京のパスの速さ、精度、プレスのかけ方、決めるべきところで決め切る力。
2点取った後は、リスク管理をしっかりしながら追加点を狙うしたたかさ。
全てにおいて歯が立たなかった。
今季対戦した中で、何もさせてくれなかったと感じたのは川崎とFC東京の2チーム。
もちろん他のチームも上位にいるチームは怖さがあるチームばかりであったが、特に何もさせてもらえないと感じたのはこの2チームが群を抜いていた。
来季も同じカテゴリー。
必ずリベンジしたいと思っている。
30節FC東京戦を終えて今季の目標であった「J1残留」が決定した。
今季18番目からスタートした大分が残り4試合を残してJ1残留。
この事がいかに難しいことなのかは、どこのチームも残留に向けて血涙を流したことからも分かる。
監督を替え、選手を補強し、開幕から積み上げてきた戦術を変えてまで残留を目指す。
それはこの世界では当たり前のことなのだが、お金のあるチームだからこそできることでもある。
大分の財政状況は厳しい。
その中で的確な選手補強をし、相手チームを研究し、対策を練り、チームとして戦術を駆使し、着実に勝ち点を積み上げていった片野坂トリニータ。
その結果、30試合の中で連敗はわずかに1回。
13節の川崎戦と14節の FC東京戦のみ。
毎試合、毎試合苦しみながらも全員で勝ち点を積み上げてきた。
ここまで「11勝10分9敗」 勝ち点「43」
「J1残留が決定した!」
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第31節(ホーム)ガンバ大阪戦(2-1 勝利)「7位」
勝ち点5差で9位につけているG大阪との直接対決。
ここに勝てば一桁順位も見えてくる。
これは先着1万名に配布した片野坂監督のお面。
女性4人が片さんのお面をつけたのだが…(笑)
開始「11分」 ガンバ宇佐美選手からニアを鮮やかに決められ大分0-1のビハインド。
この日は何点入れられるのか分からないと恐怖に感じるほどガンバの入りは良かった。
「39分」 そんな圧を撥ね退けたのが日本代表に選ばれたトモキ。
「リスタートしたら相手が止まっていたのでチャンスだと思って勢いよく前に行った。
今週、クロスからの練習をしていたので、その成果が出てよかった。」
トモキの好判断でリスタートし、アドをオーバーラップしてからの鋭いクロス。
これに合わせたのがさんぺー。
一度ファーに走ったさんぺーだったが、ニアに方向チェンジ。
これで相手DFの対応が一瞬遅れた。
相手GKの股の間を抜けたボールはそのままネットに刺さった。
これで1-1。
そしてさんぺーのこのパフォーマンス。
これですよこれこれ!
やっぱりさんぺーはこのパフォーマンスが似合う。
後半の「64分」大分CKのチャンス。キッカーはコヅ。
アドが落としたボールは先制ゴールのアシストをしたトモキの前に。
右足で蹴ったボールは勢いよくネットに刺さった。
センターバックながら今季4得点目。
試合 終了。
2-1 大分逆転勝ち。
残り3試合。
31試合を終えて順位は「7位」 勝ち点「46」 勝ち点「50」まで残り「4」
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第32節(アウェー)清水エスパルス(1-1 ドロー)「7位」
11月21日、今季最後となる自走車中泊遠征に出発。
21日、22日と高速のSA(サービスエリア)に泊まり23日(試合当日)清水エスパルスの本拠地『IAIスタジアム日本平』へ。
私たち2人はこの"日本平"はお初。
待機列に荷物を置き、いつものようにスタジアム散策へ。
歩いているとフックにご対面!
といってものぼり旗。
「久しぶり」
遠くに兵さん(元大分トリニータの兵働氏)の姿が見えた。
『懐かしぃ!』
レイチェルプロデュースのワンちゃん用のバッグ。
それにしても何でパンダ?
聞くとレイチェル大好きなTさん、犬はいないけどレイチェルがプロデュースしてるし…と迷いに迷って買ったもののワンちゃんがいないのでパンダを入れているようだ。
いつかレイチェルにサインをいただきたい、と熱望していたけど、貰ったのだろうか?
スタジアムの中を散策中、榎社長を発見。
なんとトリニータのグッズを販売していた。
『ご苦労様です』
パーカーを買ったTさん、先ほどのバッグを社長に担いでもらって、『はい、パンダ!』
本当に腰の低い気さくな社長さん。
『ありがとうございました』
さて選手入場。
清水はこの試合に勝てば他会場の結果次第で残留を決められる可能性がある。
かたや大分はすでに残留を決定。
当然、清水は開始から攻撃をかけてくることは予想できた。
2分、3分、19分と清水から攻められる大分。
徐々に盛り返した大分は『45分』レイの縦パスをアドがヒールで落とす。
さんぺーが受け左に鋭いパス。
DFとGKの間に転がるボール。
これに逆サイドから走り込んだ選手がいた。
タナタツだ!
GKの横をすり抜けボールはネットに突き刺さった。
ゴールしたことを確認したタナタツ。
『雄叫び』をあげた!
コバユウから頭をポンポンされる「タナタツ」
しかし、清水の猛攻撃にあい、88分ついにゴールを決められ同点で試合終了。
試合後、トリサポの元に挨拶に来てくれたフック。
突然の移籍発表からオレンジユニのフックを見たときは本当にショックだった。
念願だったフックとのお別れがちゃんとした形でできて良かった。
こうしてフックとのりが笑ってる姿を見てると胸が熱くなってきた。
残り2試合 順位「7位」 勝ち点「47」 勝ち点「50」まで残り「3」
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第33節(アウェー)ベガルタ仙台(0-2 敗け)「7位」
2019年11月30日(土) ベガルタ仙台vs大分トリニータ戦に清水戦から大分に帰らずに仙台戦に来た。
今季最後の自走車中泊遠征。
自宅を出て10日目。
気になったのがすでに冬が近づいていることを実感として感じた寒さ。
11月28日の最低気温は「-3℃」
車の中にあるカーテンが朝カチカチに凍っていた。
身の危険を感じ29日の車中泊はやめて急遽ホテルへ。
エアコンが暑すぎたというハプニングもなんのその、元気に仙台のスタジアムへやってきた。
待機列で待っている間に今季で引退を発表した丸ちゃんの弾幕に寄せ書き。
「ユアテックスタジアム仙台」
専用スタジアムは見やすい。
スタメン発表を見たときの驚き。
「え! 羽田健人がスタメン?」
「DF 49 羽田 健人」
堂々のプロ初出場、初スタメン!
片野坂監督もコメントしているようにほぼぶっつけ本番だったようだ。
仙台はこの試合に勝つか引き分けでJ1残留が決定。
気になるのは残留を決めている大分と、この試合に勝てば残留が決まる仙台とのモチベーションの差。
「26分」仙台コーナーキックから先制ゴール。
これは仙台が用意してきたプレーだったのだろう。
ここまで大分のペースだっただけにこの1点は仙台に勢いを与えてしまった。
追加点を入れられ0-2で試合終了。
うまくやられた、というのが正直な感想だ。
残り1試合 順位は「7位」 勝ち点「47」変わらず。
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第34節(ホーム最終戦)セレッソ大阪戦(0-2 敗け)「9位」
12月8日に行われた「2019Jリーグアウォーズ」にて大分トリニータが「優秀監督賞(J1)」及び「フェアプレー賞(J1)」 の2つを受賞した。
ちなみに片野坂監督はJ2のときにも優秀監督賞を受賞。
2019年12月7日
元大分トリニータの清武選手が率いる強豪C大阪との一戦。
勝てば勝ち点「50」及び一桁順位が決定する大分。
しかし相手はあのロティーナ監督。
大分にとって厳しい相手。
だが今日はなんとしても勝ちたい!
先日引退を発表した丸ちゃんのためにも勝って花道を飾りたいところだし、展開次第では最後の勇姿を見ることできるかもしれない。
試合が動いたのは「29分」
清武選手が倒され大分ゴール前でFK。
これをソウザ選手に決められ0-1。
前半 C大阪1点リードで折り返す。
しかし後半もC大阪の固い守りにゴールを割れず、逆に54分にゴールを決められ「0-2」で敗れた。
試合後、清武選手が挨拶に来てくれた。
「キヨ 挨拶に来てくれてありがとう!」
「2019年 ホーム最終戦セレモニー」
「丸ちゃん、大分を2度も助けてくれてありがとうございました」
選手の皆さん、よくぞ1年間戦ってくれました。
12勝11分11敗 勝ち点「47」 得失点「0」 順位は「9」 という素晴らしい成績でした。
どんな相手でも90分間,自分たちのサッカーをやり続けたトリニータ。
しっかりした太い幹を軸に進化、成熟させてきた片野坂サッカー。
来季はどんなサッカーを見せてくれるのか?
どんなサッカーが待っているのか?
楽しみで仕方がありません。
榎社長を始め、片野坂監督、コーチ、スタッフの皆さん
ボランティアの皆さん、スポンサーの皆さん
そして共に戦ったサポーターの皆さん
J1残留、一桁順位の9位!
本当におめでとうございます。
感謝ばかりの1年間でした。
ありがとうございました。
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さて2020シーズンコロナ禍で中断していたJリーグも6月27日、J3が開幕しJ2が再開しました。
そして7月4日、いよいよ私達のクラブ、J1大分トリニータが再開します。
自粛でサッカーが無い期間、私達は選手からのリモートでコロナと戦う勇気と元気をいただきました。
今度は私達の番です。
選手はもちろんサッカー関係者の皆さんの背中を、お疲れ様と感謝の気持ちを込めて力いっぱい押したいと思います。
「やっと帰ってきた! Jリーグがある日常!」
2020年7月4日 J1リーグ 再開!