大分トリニータ 第30節 8月22日 東京V 2-1 勝ち

2012-08-23 22:50:10 | 大分トリニータ


その瞬間私は身じろぎもしなかった。

たった今、ゴールを決めたジョンハンだけをじっと見ていた。
彼はG裏に走りこんできた。
ものすごい形相だった。
ユニを脱ぎ、それを叩きつけるように投げた。
背番号10番をつけたユニが舞った。

その思いを考えると胸が熱くなった。

30試合目にして初ゴール。

焦ったであろう。
苛立ったであろう。
10番を重く感じた事もあったろう。
寝れない夜だってあったろう。

彼はG裏のサポーターにその体の全てで喜びを表した。

彼がユニを脱いだ瞬間「あ!イエローを出される」と思った。

でも彼の、ジョンハンの喜びを見てると、そんな些細な事など
どうでもいいことだと反省した。

ふと、われに返って周りを見るとOさんが泣いている。

その前の席にいる「G裏町内会3人娘?」もこちらを向いて
顔をくしゃくしゃにして泣いている。

みんな待っていた。

負けず嫌いな彼の性格をみんなしっていて
何とか、何とかゴールを決めて貰いたいと
みんな願っていた。

ジョンハン、初ゴールおめでとう。

なーに、ハットトリックだってやった君だから
まだまだゴールは量産できる。

今からだ、チェ・ジョンハン。



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ニータンが毎回着ているコスプレ。
いったいどんな人が作っているのか?
実は前々から気になっていた。

実際にお会いできた。
何と何とがっちりしたハンサムさんだった。
ビックリ。

「ニータンコスプレ同好会」という。
ボランティアということなのだが
試合そのものも見れないということだ。

頭が下がる。

こんな人達に支えられてトリニータは運営されているんだということを
改めて感じた。
本当にありがとうございます。






今日はご存知「ポッポおじさんの大分からあげスペシャルデー」。
何と先着5千人にからあげをプレゼントしていた。
もちろんいただいた。
これがいい味なんだ。
ありがとうございました。








サッカー帽の奥様と「ポッポおじさん」








実は「西」が大好きな「ラブちゃん」
やっと作った「西」のゲーフラ。
「テレ屋」のためゲーフラを揚げきらんのだって。
彼氏君、替わりに揚げてやれ。
と言ったら彼氏君も「テレ屋」なんだって。
あ~あ、勝手にしてくれ~~。








「レインボーフラッペ」
石神選手の左足が生み出す、ゴールへの架け橋となる
虹のような軌跡をイメージ。

なーんて歌い文句についつい買った。
2個で1000円なり。








大、大、大好きな「トリニータコール」。
気合が入る。

さぁ今日はどんなドラマが待っているのか。






平日にも関わらず「7007人」のサポが大銀ドームに集まってくれた。
もしかしたら5千人も厳しいかなと思ったがやっぱりトリサポ。
2連敗の現状を良くしっている。









この勝利は本当に大きい。
負けても引き分けても厳しくなる。
「勝つ」しかない状況で「勝つ」
これが後に繋がっていく。








アディショナルタイム「4分」の表示が出た時のどよめきはすごかった。
「冗談だろ」の声が周りに起きたほどだ。






そして、勝った瞬間。
関東から来てくれた「Kちゃん」にありがとうの声。
実は彼女まだ負け知らず。
今年初の大銀参戦から「2勝1分け」の成績。
9月2日の「甲府戦」も来る事が決定している。
「勝利の女神」様、頼むよ。笑







「ジョンハン」大好きなOさん。
彼がゴールを決めた時から涙が止まらないようだ。






















サンペイの笑顔が好きだ。
この笑顔をいつも最高だと思ってきた。








でも、今日は・・・

今日はこの男だ。








チェ・ジョンハン。
君の笑顔が見たかった。

最高のゴールをありがとう。








「G裏町内会」居残り組のみなさん。
いつにもまして話は尽きない。
実は駐車場に着いても延々と話は尽きなかった。
最高の仲間と最高の勝利を分かち合う。
時間はいくらあっても足りない。笑






正直に書こう。

実はどんな試合になるのか不安でしょうがなかった。
どんな試合でも受け止めようと心に決めていた。
どんな結果でも私自身が夢をお願いし
夢を託された以上その事に最後まで責任を持とうと
決意していた。

だが・・・・・・。

試合途中で身震いがしてきた。

選手のやる気がビンビン伝わってくる。
気迫が痛いように肌を刺してくる。

それを受けてサポーターの声が一段と大きくなる。

選手の動作一つ一つに機敏に反応する。

こんな気持ちのこもった試合が見れる事の嬉しさ。

ドームがサポーターと選手の一体感で一つの生き物となる。

今日、ドームに来た自分も含めたトリサポは
本当に幸せだと思う。

勝ったからだけではない。

夢に繋がる「気持ち」を見れたからだ。
夢が現実に変わろうとする、その変わり目に
立ち会えたからだ。

あと12試合。

再び走り始めたトリニータを止める事は
誰にもできない。


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◆大分トリニータJ1昇格支援金受付額    ※8月22日(水)現在

       120,047,880円

【株式会社大分フットボールクラブ 代表取締役 青野浩志コメント】
「大分トリニータJ1昇格支援金」が1億2千万円を超える結果となり、
改めて県民・サポーターの皆様の大分トリニータに対する「熱い思い」をひしひしと感じますとともに、
ご支援をいただいた全ての皆様に心より御礼申し上げます。
皆様の思いに応えるべく、残り12試合、チーム・フロント一丸となって「昇格」を目指して最後の最後まで戦い抜きます。
今後ともご支援・ご声援よろしくお願い申し上げます。


支援して下さったみなさん、本当にありがとうございます。







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臼杵フェリー乗り場にて

2012-08-20 09:30:30 | 大分トリニータ



朝早く、サヨリを狙ってシーバス(スズキ)が岸壁近くに
寄ってくるという情報があったので、早速フェリー乗り場に
行く事に。
朝5時半。すでに多くの釣り人がいる。
でも何か違う。どうも狙っている魚が違うようだ。
ゼンゴ?
でも、サビキでもないし、といって根魚でもないし・・・。

朝3時半が最干潮のため、今の時間(午前6時)は満ち潮が動いていて
絶好の時間・・・・のはずなのに。

シーバスのボイルも無ければえさとなるはずのサヨリもいない。

もうすぐ太陽が昇るととても釣りどころではなくなる。

今から1時間だけの釣り。


あれこれルアーを替えるがまったくバイトしてこない。

まぁいいや。

気分転換にはもってこいの場所だよなここは。

ここは気合を抜くところ。

本番は明後日の大銀ドーム。

夢が現実に変わる試合。

そんな試合を期待する。
































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最後の夏・・(ありがとう)

2012-08-12 06:21:08 | ありがとう


終わった。

夏の繁忙期が終わった。
7月から始まった約1ヵ月半の繁忙期。
前半は雨に後半は暑さにやられた。

正直、今年はもう無理かもしれないと思った。
体をだましだましやってきたがそれももう限界に近い。
夜は寝るというよりも倒れこむ感覚に近い。

ただ、それでも今年やってこれたのはいろんな方の
励ましの言葉があったからに他ならない。

言葉なんてその人の儀礼的なものにすぎないよ、と言う人も
いるかもしれない。

でも、

このまま倒れたらどんなに楽かもしれないと思っているときに
「大丈夫な」「頑張ってな」とかけられる一言。

もしかしたらただの日常的な挨拶程度の言葉だったのかもしれない。

それでもうれしい。
それでも頑張ろうと思う。

笑顔で感謝されるとそれだけで折れそうになる心が支えられる。

ある日の事。

朝の2時に起きて仕事をし夕方には寝ないといけない
という人が自分の会社の玄関先で私を待っていた。

いきなり

「わしより若いくせにあと半年でリタイアするらしいな」

「許さんで」

「リタイアする時はわしの方が先じゃけんな」

「まだまだ、がんばろうな」

肩をポンとたたかれた。

誰から聞いたのだろう。
いや、それよりもその事だけを言うために
玄関先でずっと待ってくれてたのか。

返す言葉も無かった。

ありがたかった。

気持ちが嬉しかった。

いろんな人に支えられ、励まされ、かわいがられ、
私の今日がある。

私にとって最後の夏の繁忙期が終わった。

関わった全ての人に、家族に感謝。

本当にありがとう。






















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