2018-2-4 香港・マカオに行ってきました(その2・・完結)

2018-02-15 21:51:14 | 
2018年2月6日(火)3日目 天気は晴れ 気温は8度。
10度を下回ることがないという香港にしては珍しく寒い朝です。
遠くの方が少しもやっています。
ホテルの下に見えるのは「ゴールドコーストビーチ」
人工のビーチで砂浜の長さは 545mです。


午前7時30分 ホテルを出発。
これから朝食に向かいます。


午前8時 会場に到着。


この日は「ワンタン麺」
量が少なく感じましたが、食べ始めると意外と多くてこれだけで満腹になりました。



「香港からマカオへ」
同じ中国圏ですが、パスポートは必要です。
ただし「マカオに入る、出る」の入・出国カードは要りません。


ただ、香港からの出国カードは必要ですし、香港に入る入国カードも必要ですのでここを勘違いしないように。
私たちはここを完全に間違っていて、どちらも必要ないって思っていました(笑)


香港からマカオへは高速船で約1時間です。
値段が面白いんです。
香港からマカオへの値段は171HK$(約2565円)です。
が、マカオから香港の値段は160HK$(約2430円)と11HK$(約165円)安いんです。


高速フェリー(カタマラン)には「ターボジェット」と「コタイジェット」の2種類あります。
「ターボジェット」は赤が基調で、設備は古め。
「コタイジェット」は青が基調で全体的に綺麗(シートは革)だそうです。


私たちは「ターボジェット」でした。
残念、青(トリニータブルー)が良かったのですが(笑)


この船は本当に早かったのですが、少し揺れるので船に酔う人は薬が必要かもしれません。


船内にはドリンクやポテトなどを売っていました。



トイレの数も多かったので混雑することはありませんでした。
ただし男性も女性も同じトイレです。


席はすべて指定席です。
これは入るときにチケットを見せるのですが、この時に一人一人見せるのではなく、
4人なら4枚まとめて見せると席がバラバラにならないように近くにしてくれます。
知っておくと便利です。


私たちの席は窓際でした。


ただし窓は海水で汚れてよく見えません。
隣にトリニータブルーの「コタイジェット」のかっこいい船体が見えただけに残念でした(笑)


船外には出れませんので「外の景色をゆっくり見て船旅を」、などと思っているとがっかりしてしまいます(笑)


「マカオ」



この橋の下を通るとマカオの港に到着です。
初のマカオにワクワクします。






イミグレーション(入国審査)もめちゃくちゃスムーズで、ほとんど待つことなく通れたのはラッキーでした。




エスカレーターを上がるとこの日お世話になるバスが待っていました。



綺麗なバスです。
半日ですが宜しくお願いします。




ガイドさんの日本語があまりに上手いので驚いていると日本人でした(笑)
やはり聞きやすいですね。


この日もいつも通り席は一番後ろに陣取ります(笑)
面白いのは一度席が決まると、みなさん最初の日から帰る日までずっと一緒なんですね。
これも日本人の気質なんでしょうかね(笑)


マカオの建物はヨーロッパの雰囲気がありオシャレです。
香港の鉛筆のように細い建物とはまるで違うのが分かります。
高層住宅はあまり見かけません。




さてマカオといって最初に思い浮かべるのは何でしょう?
そうです世界遺産とカジノですね。


そのカジノですが現在はラスベガスを抜いて世界一の売り上げを誇るのがこのマカオだそうです。


「カジノ」
はい、ここがそうです。
ただしこの周りには「質屋」さんがたくさんあります。
なぜか?  理由は分かりますね?
勝つ人はごくわずか、圧倒的に負ける人が多いわけですから質屋は絶対に必要なんです(笑)
ただしギャンブルをする人は、自分はその「数少ない勝ち組」だと信じて疑いません(笑)
だからカジノはすたらないんですね。
・・・と若いころ、嫌ってほど痛い目にあった本人(私)が言うのですから間違いはありません(笑)


さてここから重要なんですが、最初に香港の通貨は「香港ドル」、マカオの通貨は「パタカ」ですよと書きました。
このマカオでは香港ドルもパタカも使えますが、香港では「パタカ」は使えません。
もちろん日本でも両替はしてくれません。
つまり「パタカ」はこのマカオのみでしか使えないんです。


1HK$=1パタカ=約15円 になります。
日本円をパタカに換えれますが、パタカを日本円にはできません。
ということでお釣りをパタカで貰った場合は必ずマカオで使い切りましょう。


「マカオの人口密度」
マカオの1平方キロメートルあたりの人口密度が約2万3000人です。
世界で最も人口密度の高い地域として知られています。
シンガポールの約2.6倍、香港の約3.1倍、東京都の約3.4倍です。
香港よりもさらにぎゅうぎゅうにした感じですね。


「マカオ 世界遺産」
マカオの世界遺産の数は全部で30ヶ所です。
そのすべてがマカオ半島内にあり、その面積はわずか9.3平方kmととても狭いんです。
時間さえあれば全部を歩いて回れそうです(私は無理ですが)


「聖ポール天主堂跡」
まずはその代表格「聖ポール天主堂跡」です。
後ろから。


横からになります。


正面から。
火災で壁だけが残っています。




天主堂の建設には、日本人キリシタンも携わっていたと言われています。
ファサードに施された彫刻です。
聖母マリアが7つの頭を持つ龍を踏みつけたものがあります。
これは一説によると、龍はキリシタンに踏絵を強制した徳川家康ではないかと言われています。




もう一つ、これは日本で見かける「狛犬」に似ています。




「ナーチャ廟、旧城壁 」
ナーチャ廟は聖ポール天主堂跡のすぐ横にある小さなお寺(1888年創建)
ナーチャとは暴れん坊の男の子で、西遊記にも登場します。


その横には旧城壁があります。
この壁は17世紀初期にポルトガル人が外敵を防ぐために築いたものです。


つまり西洋、中国、ポルトガルの建造物をこの場所で見ることができるわけです。


ここから下に降りてみましょう。
香港はコンクリートでしたが、マカオはこのような石畳が多く見れました。


「バズ」を撮ろとしたら、その横の配線の裸状態が気になりました。
これで火災など、大丈夫なんでしょうか?
心配ですね。


ここの階段ではいろいろな国の人が聖ポール天主堂跡を背景にして撮っていました。


これはご存知「エッグタルト」
マカオの名物グルメです。
濃厚なクリームと外のサクサクとした食感が特徴です。
1個=10パタカ(150円)と安い。




さてここから「セナド広場」に移動します。
見ての通り、人であふれかえっています(笑)
実は女性のガイドさん、普通は持っている目印になる長い棒を持っていないために何人かのシニアさんが迷子になりかけました。
やはりこんなに混雑する場所では必要かもしれません。


ミルクティーなどおいしいそうなソフトドリンクを売っていましたが、買う時間がなかったので残念ながらスルーしました。


「聖ドミニコ教会」
16世紀後半のバロック様式の教会です。
色はレモンイエロー。
かつてはポルトガル領だったことを感じさせます。


よく見ると「A」と「M」の組み合わせですね。
これはアベ・マリア様からとった頭文字のようです。


「セナド広場」
白と黒のモザイク模様が美しい広場です。


マカオでも香港と同じく「春節」をお祝いするカウントダウンが始まっていました。










ここはマカオでもっとも有名な土産店「鉅記」です。


この建物に風車がありました。


マカオでは風車は「順風満帆」の意味を持ち縁起物とされています。


「バス」
香港のバスは2階建てのダブルデッカータイプが主流ですが、マカオは道路が狭いせいかバスは小型です。
2階建てはありませんでした。


さて移動して昼食の時間です。


「昼食 ポルトガル風料理 ビュッフェ」
ここからエレベーターで3階に上がりますが、


実は1階が「カジノ」なんです。
自由になる時間は40分間。
どうする? どうしよう? 行くか? やめるか?


とりあえず ご飯を食べて考えよう(笑)


まずはビール。


ビュッフェだから時間もかからないし、簡単に済ませて。
さぁどうしようか?


と迷っていると・・・。
嫁「近くにスーパーマーケットがあるから付き合ってね」
私「え? でもカジノがあるし・・」
嫁「カジノで何するの?」
私「スロットマシンがいいかな?」
嫁「スロットなら日本でもできるんじゃないの?」
私「それはそうだけど・・・」


ということで、これはカジノのコインではなく「パカオ」という硬貨です(笑)
つまりスーパーマーケットで買ったおつりです。
で結局カジノは入り口を見ただけで終わりました(笑)



マカオといえば世界遺産、カジノの他にすっかり有名になったマカオタワーに移動します。


「マカオタワー」


                 
バンジージャンプ

マカオタワーといえばバンジージャンプです。
233メートルの高さから自由落下時の時速200キロ。
世界一の高さとして、現在ギネス記録に認定されています。
中国語で「笨豬跳(バカな豚が飛ぶ)」と書きます(笑)

料金はHK$3,488(52320円)と値段も世界一かも(笑)


            
「スカイウォーク X 」 

さらにマカオタワーの展望台の外側(幅1.8メートル)を家族や友達と一緒に歩くスカイウォーク X。

料金はHK$788(11820円)

           
「スカイジャンプ」

バンジーはちょっと。。。という方に
自由降下ではなくハーネスで落ちるスピードを調節。
時速75キロメートルの速さで17秒間のジャンプを楽しめます。

料金はHK$2,588(38820)



                 
「タワークライム」

マカオタワーの61階(地上233mの高さ)から、338メートルまでをはしごを使って登るアトラクション。
1日2回のみ: 11:00am または3:00pm

料金はHK$2,288(34320円)


ちなみに私は「高所恐怖症」なので全てスルーです。
世の中で一番怖い乗り物は「観覧車」(これはホント)


さて時間がありません。
またまた移動です。


「媽閣廟(マコミュウ)」

媽閣廟の読み方はマコミュウ。
媽閣廟は航海の女神「阿媽(マー)」を祭ったマカオ最古の寺院です。


この「阿媽閣」の広東読みが「マカオ」の音でマカオの地名の由来になったと言われています。


「媽閣廟」は、後ろに山、前に海という風水上非常によい位置にあり、パワースポットといわれています。


これで香港のパワースポットとマカオのパワースポットを制覇しました(笑)
お店の前には「4m」ちかくある線香を売っていました(笑)
これで3日3晩 燃え続けるそうです。
逆にたったそれだけしか燃えないの?って思ってしまいますよね。
(人によっては1年燃え続けるという説もあり)
値段は45000円って安いのか? 高いのか?


「許願球」 
日本の絵馬のようなものです。
カップル、夫婦が長く一緒にいられるように願うとご利益があるそうですよ。
もちろん独身女性は良きパートナーを募集するのもありですから。


廟内には「百年夫婦樹」という木があります。
この木に結んでいる方もいました。
値段は40パタカ(約600円)です。  


バスに帰るのに道路を横断します。


しかし、信号がすぐに赤に変わるので真ん中で待っています。
1回の信号で渡るには走るしかないのかもしれません(笑)
もう一つ、マカオでは点滅が始まったら青信号でも渡れないそうです。


さてマカオの観光が終わりました。
これから再び 香港に帰ります。
マカオタワー、サヨウナラ。
もし今度来ることがあってもバンジーをすることは無いからね(笑)


カジノ サヨウナラ。
もし今度来ることがあってもカジノをすることは無い・・・ことも無いかも(笑)


さぁ「ターボジェット」で香港に帰ります。
約1時間の船旅です。
揺れなければ良いのですが(笑)


値段は来たときよりも11HK$(165円)安くて160HK$(2400円)です。
同じ船で同じ会社で値段が違うって面白いですね。

「香港に到着  ハプニング」    
いつもなら1回や2回はあるハプニングが今回はなくて良かったなぁ、なんて思ったのが間違いでした(笑)


やっぱり起こりました(笑)
バスのドアが開かないんんです(笑)


運転手さんがガイドさんになにか指示をします。
車の下に手をやってガチャガチャ動かしていますがドアは開きません。
5分、10分と時間が過ぎていきます。


そのうちツアーの男性も一緒になってガチャガチャやり始めました。
さらに5分後。
やっとドアが開きました。
このとき「1度あることは2度目もあるかも」といや~な予感がしてきました(笑)


 「女人街」  
バスで向かっているのは「女人街」です。
何やら怪しいネーミングですが一言でいうと衣類や雑貨などの「露店」が並ぶストリートのことです。


ここで孫たちのお土産を買うつもりでした。
しかし先程のハプニングで時間が少し短縮されてしまいました。


買う時間は「30分間」
まず1軒目に声をかけた店員さんは売る気が無いのか返事をしません。
続いて2軒目。
値段が書いていないが日本で300円から500円くらいと見当をつけて「いくら?」と聞くと「200HK$(3000円)」との返事。
「じゃあね」と去ろうとすると「いくらなら買う?」と聞いてきましたが時間がないのでさっさと次に行きます。


3件目。
やっと値段が書いているお店がありました(本当にこんな店は珍しい)
それも1個の値段、3個の値段、5個の値段、7個、10個と個数ごとに書いているのも嬉しい。
時間がないのでまとめ買い。
値引き交渉は一切しません。
それでも孫たちのお土産が買えただけ良かった。
こういう場所が面白い人もいるだろうけど、私は苦手で仕方がない(笑)


さてこれからバスで夕食会場に移動します。

ここからはガイドさんの話。
「香港の人を見て絶対に中国人とは呼ばないでください」
香港の人もマカオの人も中国人と呼ばれるのを嫌っているそうです。
「私は香港人ですから」とガイドさんは何度もおっしゃっていました。



さてここで問題です。
「酒家店」と「酒家」の違いが分かりますか?



「酒家店」=レストラン
「酒家」=ホテル  
逆な感じがしますね(笑)


「夕食 広東料理」


ここも春節の飾り付けをしていました。


2階にエスカレーターで上がります。


何は無くてもまずはビール(笑)


香港で食べる最後の食事になります。
明日は飛行機の中での朝食となります。


いつものように円卓の料理はすべて嫁に取ってもらいます(笑)


ここで香港の食事マナーです。
日本人は皿を持ち上げますが香港ではマナー違反となります。


今回のツアーでも最後に少し残った食べ物の皿を持ち上げて自分の皿にかきこんでいましたが、これはだめですね。






早目に食べたので外に出て写真を撮ることにしました。
道向こうに香港の「スタバ」が見えます。
値段を調べてみました(少し違うかもですが)

カフェラテ(tall)  香港33HK$(495円) 日本=370円
フラペチーノ(tall) 香港39HK$(585円) 日本=420円
香港の方が高いですね。


日本の居酒屋 焼き鳥 がありました。
値段は香港価格なんでしょうかねぇ、行きたかったなぁ(笑)


クロネコヤマトの宅急便の方がいました。
話しかけたかったのですが仕事中らしかったので遠慮しました。


お腹もいっぱいになり次に向かったのは「シンフォニーオブライツ」


「シンフォニーオブライツ」
「世界最大の光と音のショー」としてギネスに認定されています。


ショーは香港島と九龍半島の両方で行われます。
そのため、どちらからでも見られるようになっています。



午後8時から10分間。
どんな素晴らしい景色が見れるんだろうと期待しました。
始まりました。
でもなんか違う。
なんか期待していたのとは違ってしょぼい。
最初はたくさんいた見物客も始まって数分で帰り始めました。
それでも最後は盛り上がって空が光に包まれるかも、って期待していましたがいつのまにか終わっていました。
もうね、最初に見た夜景の感動だけで良かったんじゃないって思ってしまいました。


そして最後に迎えたのが香港に来て最大の楽しみだった「オープントップバス」です。


このオープントップバスは観光目的のみに走っているもので、公共交通機関ではありません。
ですから香港の人は乗ったことがないというのが実状なのです。
バスツアーに参加した旅行客だけの特権ですね(笑)


「オープントップバス」 
1階のシートは、通常よりも少し大きく、クッションも効いています。
2階は座った時の腰や背中のカーブに合わせた背もたれで安全ベルトも付いています。
なお走行中は立ち上がってはいけません。
(立ち上がって良いときはガイドさんが教えてくれます)


さて出発です。
みなさん覚えていますか?
この日の朝の温度は今年一番寒い8度でした(笑)
夜になるとさらに温度は下がっています。
その中をオープンカーで走ろうとしているんです(笑)
ということで「しゅぱ~つ」


まずは香港人が冬に見たいと夢見る「雪」を近くに見ながら・・・


綺麗な夜景が目の前に迫ってきました。


これが思っていたよりスリルがあって楽しいんです。



まるでジェットコースターに乗っているような気分になります(笑)










「にこちゃんマーク」のような可愛い車体のオープントップバスを横目に見ながらバスは進みます。


びっしりと露店が並ぶマーケットを上から覗き込みながらバスは進みます。



巨大な看板が左右のビルから突き出しています。
少し手を伸ばせば届きそうです(笑)
(でもそんなことをしてはいけません)


「ハプニング 違法駐車の為 バスが曲がれない」
ここでハプニングです。
角に車が停まっているためにバスが曲がれません。
「あ~あ」
クラクションを鳴らしますが誰も出てきません。
後ろが詰まってきました。
バスは曲がることも後ろに下がることもできません。
そのうちに後ろの車のドライバーが切れたのでしょうかクラクションを鳴らし続けています。
ふと横にいる嫁を見るとニヤニヤ笑っています(え?なんで?)
そういえば先程のバスのドアが開かなかったときも嫁はニヤニヤ笑っていました。
ハプニングを楽しんでいるのかなぁ。
(いまだにその理由を聞けないでいます(笑))


10分後、後ろの車はしびれを切らして1台もいなくなりました。
バスはバックして迂回します。


左に「吉野家」が見えてきました。
香港の牛丼(並)の値段は37HK$(555円)
日本では牛丼(並)の値段は420円。
香港は高い(笑)


さらにこんなところも走ります(笑)


ギリギリのところまでせり出している赤い看板の下をオープントップバスは走り抜けます。


今回は少し寒かったですが世界屈指の香港の夜景を楽しみながら
スリルと爽快感が味わえる屋根無しのダブルデッカー(2階建て)のオープン トップバスは最高でした。
もう一度、今度は暖かい日に乗りたい(笑)



2月7日(火) 天気は晴 4日目 帰国する日
今日は観光はありません。
このまま「香港国際空港」へと向かいます。
お世話になったガイドさんにお礼を言って別れました。
とっても感じの良い人でした。
香港の「ビリー」さん。
マカオの「キバヤシ」さん。
ありがとうございました。


午前11時5分発 KAー0380便 キャセイドラゴン航空
早めに着いたので空港でゆっくり買い物でもと思ったのですが、ここで最後のハプニング(笑)
この空港、ほんとに大きいんです。


搭乗口の43ゲートまで15分ほどかかるんです。
実際に遠すぎて見えません(大げさでなく)
慌ててお土産を買いやっと着いてイスに座っていましたが、まだ数人しか集まってきません。
時間が来ているのにおかしいと嫁が首を傾けます。
ここで「ゲート変更がありましたよ」と空港スタッフさんが知らせに来てくれました。
慌てて22番ゲートまで引き返します。
が遠いんです(笑)
到着した時にはすでに搭乗が始まっていました。
(2度あることは3度あるもんですね)


帰りの機内食のデザートのハーゲンダッツは


「バナナ」でした(笑)


自宅に着いたら「疲れた~やっぱり家が一落ち着くなぁ」
と言っていたのに翌日には早くも次の行き先を探している嫁でした(笑)



2月6日深夜に台湾を襲ったマグニチュード6を超える大地震に私たちの安否を心配していただいた皆さん。
本当にありがとうございました。

ツアーでご一緒した皆さん、皆さんのおかげで今回も思い出に残る楽しい旅になりました。
またどこかでお会いしたいですね。
ありがとうございました。

香港・マカオに行ってきました(その2)・・完結です。
































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2018-2-4 香港・マカオ(3泊4日)に行ってきました(その1)

2018-02-11 19:52:48 | 
3泊4日で香港とマカオのツアーに行ってきました。
2月4日(日)から2月7日(水)までの4日間、といっても実質観光は5日と6日の2日間になるんですけどね。

台湾、韓国、ベトナム、カンボジア、上海とアジアばかりですがこれで夫婦での海外旅行は6回目となります。

嫁は今回、アメリカかタイに行きたいと考えていたらしく計画を立てていましたが、トリニータの諸々のスケジュールを待っていたら結局遅れてしまいました。
現在64歳の私。
あと何回海外に行けるのか、体力のある内にできるだけ遠くに行ってみたいと思っているのですが(笑)


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ところで今更ですが、香港とマカオってどこの国か知っていますか?
どこがどう違うのか、分かりますか?
実は私も知りませんでした。
ということで、少しだけお勉強タイム。

「香港、マカオの歴史について」    
まずは香港の場所ですが中国の南部にある小さな半島および島(香港島)が香港です。
香港はもともと中国南部の小さな漁村にすぎませんでした。
しかし中国は1841年のアヘン戦争でイギリスに敗北し、イギリスに香港をとられてしまいます。
その後、香港は約150年にわたるイギリス統治を経て、1997年に中国へと返還されました。

ではマカオはどこにあるのかというとその香港の西側の位置にあります。
元々は香港と同じく小さな漁村でした。
そこに16世紀初め布教や貿易のためにポルトガル人がマカオに入ってきました。
1842年にイギリスがアヘン戦争に勝利して香港を獲得すると
ポルトガルも1845年に「マカオ自由港」の成立を宣言します。
そして最終的に1887年にポルトガルが統治権を獲得し植民地としました。

1997年にイギリスが香港を中国に返還すると、ポルトガルも
1999年12月にマカオを中国に返還しました。
                           
香港は正式には『中華人民共和国・香港特別行政区』
マカオは正式には「中華人民共和国・マカオ特別行政区」
といい、独立した行政システムをもつ自治区です。

したがって、中国本土の「人民元」に対して香港は「香港ドル」、マカオは「パタカ」というそれぞれの通貨があります。
また、同じ国内でありながら、それぞれの場所に行くにはパスポートが必要です。
中国本土では禁止されているカジノもマカオでは可能です。
1政府3行政ということになります。

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2018年2月4日(日)
福岡空港 16時25分 キャセイドラゴン航空0381便でしゅっぱ~つ!


このキャセイドラゴン航空の元の名前は「香港ドラゴン航空」といい1985年の設立されたものです。


その5年後の1990年に「キャセイパシフィック航空」グループの傘下に入っています。


この機体はまだ「赤いドラゴン」でしたが、ロゴもだんだん「ブラッシュウイング」に変更されつつあります。

「機内食」     
ドリンクはワイン、ビール、ソフトドリンク、中国茶などがあります。
ビールを飲んだ後、足りない人は他の飲み物(ワインやソフトドリンクなど)も頼めるようです(笑)
まぁそうはいってもほどほどが一番なんですけれども(笑)


「ハーゲンダッツアイス」   
ここの機内食のデザートはご存知「ハーゲンダッツアイス」です。
私は「バニラ」でしたが嫁は「イチゴ」
他にも何種類かあるので帰りの食事に期待しましょう(笑)


「香港 到着」
16時25分福岡出発  19時25分香港到着です。
約4時間のフライトになります。
日本時間は20時25分ですが時差が-1時間あるので香港では19時25分となります。

「春節」     
ロビーでは犬が迎えてくれました。
なぜ? 犬? って思われた方はいませんか?
そうです中国はもうすぐお正月なんです。
つまり来年の干支が「戌(いぬ)」なんです。


2018年の春節の日にちは「2月16日(金)」です。
日本でいうと、この日が元旦になります。
日本でも特別な日のように中国でも春節の前後1週間は1年で最も特別な祝日となります。


「ゴールド コーストホテル」
20時50分 ゴールド コーストホテル」に到着。
(画像はHPより)


市街地から少し離れた静かなリゾートスタイルの5つ星ホテルです。


空港から車で35分ほど。
今回はこのホテルに3連泊となります。
ビッタレな私にはこれが一番楽なんです(笑)


ここでも来年の干支(戌)が出迎えてくれました。
ツアーのおばさま達(ほぼ私たちと同年齢)が「キャー! カワイ~」と写真を撮っていました(笑)


「公用語」 
公用語は「英語」と「広東語」となります。
本土の中国人とは同じ中国圏とはいっても言葉は通じないそうです(笑)


このホテルは2016年にリニューアルしているだけに非常に綺麗です。


香港では1年を通して10c以下の気温になる日がめったにないので「暖房設備」の無い施設が多いそうですが、このホテルにはありました。
この日は本当に寒くて暖房(設定28度)があっても寒くて寝れませんでした(笑)


お風呂も綺麗でした。


問題はトイレ(笑)
とにかく便座が冷たいんですね。
この日は香港では1年中で1番寒いとガイドさんも言っていました。
にも拘わらず便座を温かくする機能が付いていないんです(笑)
まぁおかげで朝は一瞬で目が覚めました(笑)


コンセントは「三叉」です。
電圧は220~240V(日本は100V)です。
ホテルでも貸してくれるようですが日本から持って行く方が間違いはないです。


香港の紙幣は
10、20、50、100、500、1000HD$の6種類です。
1HK$=約15円 となります。


今回 一緒に行ったのは「EOS 80D」と「18~300mm(昼用)」と「17~70mm(夜用)」の仲間たち(笑)


今日はこのままベットで朝までぐっすりでした。


2018年2月5日(月)2日目

天気は 曇り、気温は10度 かなり寒い朝です。
香港はイギリスのマナーが基本なのでレディーファースト。
(私は日本でも全て嫁が優先ですから今さら大丈夫です(笑))
さらにチップの習慣があります。
日本では「やってもらって当たり前のサービス」のベッドメイキングなどもチップです。
聞くと10HK$(150円)ほど。
私たちは2人なので枕元に毎日20HK$(300円)を置くことにしました。


ホテル出発 7時30分。
これから朝食を食べにバスで出発です。
私たちはいつものように一番後ろに座ります。
(一段高くなっているのと、写真を撮りやすいため)


今回のツアーはみんなで26人。
ガイドさんは香港人。 名前は「ビリー」さん。
(香港人の名前とイギリスの名前があるそうです)
彼は自分のことを「私は」ではなく「ビリーは」と呼びます。
これが私にはかなり違和感があったのですが、そこは「郷に入りては郷に従え」ですね。


バスから見たマンションの高さと細さに驚きながら「香港は大きな岩盤の上にあるので地震はありません」の言葉に納得(笑)


それにしても鉛筆のように細くてどうかするとポキって折れそうです(笑)



「朝食(広東料理)」


香港では朝はおかゆです。
日本では病人食というイメージがある「おかゆ」ですが香港ではこれは当たり前の食事。


なにやら結婚式らしきものがあるので聞くと、夜は結婚式会場になるという。


まずはビールではなく、まずはお茶です。
香港で太っている人が少ないのはこの食事の前の「お茶」らしい(笑)


最初に出て来たのが「アワビ入りおかゆ」


続いて「大根もち」
これは本当に美味しかった。


この円卓が私はどうにも苦手で仕方がない。


例えば8人座っていたとして最初にどれくらいの量を取って良いのかわからない。
8分の1でしょ、と言われればその通りなんだけれど(笑)
そのため円卓では全て嫁に取ってもらうようにしています。





さて朝食も終わりバスで移動します。


行き先は香港島の「レパルスベイ」
香港の南にある海岸の一つです。


歩いている人の服装を見ると皆さんダウンを着ています。
この日の気温は10度。
おそらくこの日が1年で一番寒い日になるのではないかとガイドさんの言葉です。
まぁたしかに寒いことは寒いのですが、そこまでではありません。
そういえば冬に香港で一番見たいものは?と聞くと香港人は「雪」と答えるそうです(笑)


バスの外を見るとなにやら車の渋滞が始まりました。
それもそのはず香港島に行くのに海底トンネルを走るのですが、その入り口が8車線からいきなり2車線になっているのです(笑)


だから入ったもん勝ち、って感じです。
譲り合いをしていたら前には進めません(たぶん)
とにかく少しの隙間に強引に入っていき、車間距離をギリギリまで詰めます。
当然 バスのドライバーさんも強引に入っていきますが、あちこちでクラクションが鳴り響きました(笑)


 「レパルスベイ」    
香港島に入ると景色が変わってきます。
緑が多くなってきました。
でもここは土地が高すぎて一般人は住めないそうです。


ですからここは大富豪が多いことでも知られています。


                          
ザ・レパルスベイ(The Repulse Bay)

そんななかで最も目立つ建物に、レパルスベイのシンボルともいわれる「ザ・レパルスベイ」があります。
その建物の真ん中には大きな穴があいています。
これは、風水によって建てられたという香港でも有名な建物なのです。
背後の山からの気(風)を海へ通すために、大きな風穴が開けられたということです。


バスを降りて数分も歩くとなにやらたくさんの神様が見えてきました。




「お金の神様」
これは有名なお金の神様です。
まず頭に触り、触った手を握ったままポケットに入れて(神を)逃がさないようにする、というもの(笑)


この橋は渡ると「3日間」長生きできるそうです。
私の寿命目標が100歳ですので、めでたく「103歳」となりました(笑)


え~その他にも神様がたくさんいましてご紹介できませんが、一通り拝んできました(笑)






この「レパルスベイ」は海水浴場として有名です。
ハリウッド映画「慕情」の舞台となった場所でもあります。


この海岸の白い砂浜はヨーロッパから輸入されたものです。


海に面して高級マンションが数多く立ち、お金持ちの欧米人が多いそうです。



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さて再びバスに乗って移動です。
香港では「公共交通機関」に時刻表がありません。
例えば香港の地下鉄「MTR」
料金が安く、本数も多く便利ですが時刻表はありません。
あるのは始発と終電の時間のみです。
バスも同様ですから要注意。


これは足場に使う竹です。
もう少し具体的に言えば、「建設現場で作業する人たち のための仮設の床や通路」のこと。
日本ではもちろん竹を使うことはありませんが、香港ではこの竹が一般的に使われています。


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「香港返還式場」
イギリスから中国への返還式が行われた場所です。


金のモニュメントは香港の国花「バウヒニアの花(紫荊花)」です。


香港返還記念に中国政府から香港の永遠の繁栄を願って贈られたものです。


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「スターフェリー」

私たちが現在いるのは「香港島」
これから「スターフェリー」に乗って九龍に帰ります。
といってもわずか6分なんですけどね(笑)


その船着き場にあった自動販売機。


 もちろん日本の飲み物もありました。


こちらはつまみ類です。


スターフェリーは100年の歴史があり1888年に香港島と九龍を結ぶ交通手段として登場しました。


上半分が白、下半分が緑の船体で煙突部分や座席に星のマークがあり非常にレトロな雰囲気です。



2階席は前と後ろに窓とクーラーがあり他はオープンになっています。


昼も夜も「ヴィクトリア湾」の絶景を楽しむことができます。



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さて船着き場からバスまで少し歩きます。
その途中にあった小さな露店?
本を売っていましたがこの本が新しいのか古いのかよく分かりません(笑)



でっかい犬を見つけました。
来年の干支ですね。
もうすっかり新年へのカウントダウンが始まっていました。


バスの中から見つけた「市場」です。

                 
香港の住宅事情 

香港の家賃の値段の高さにビックリしました。
まず法律で10階以下の建物にはエレベーターを作らなくて良い(年寄りはどうするんだろう?)とあります。
そんな古くてエレベーターの無い(2K)マンションが約10万円。
古くてもエレベーターがあれば(2K)20万円。
香港の平均月収が20万円でどうやって生活できるのでしょうか?


そこで子供たちは大きくなっても親と同居します。
つまり1人では無理でも2人とか3人とかで何とかしようとします。
(この古いマンションで家賃が20万円)


でも2Kだから寝る場所がない。
そこで2段ベットの登場となるんです。
幅の狭い2段ベットが良く売れるそうです。
中には3段ベットもあるそうですよ(笑)
でも結婚したらどうするの?
それでも同居するそうです。
その時は若夫婦で働き、家事や子育ては、フィリピンやマレーシアなどから出稼ぎにきているメイドさんに全部やってもらいます。
メイドさんの給料は5万円ほど。
でもよく考えてみると2Kの中に親が2人、新婚の自分たちが2人、赤ちゃんがいて、メイドさんもいるってどうなの?
まったく想像ができない(笑)


後ろの高層マンションも2K+1リビングです。
家賃は30~40万円。
だったら買うか?
いえいえ買うとなると最低でも7千万から1億円だそうです。
(2部屋+1リビングで)
普通の人は買えません。


それでも高層マンションは建設され続けます(笑)
(日本に生まれて良かったとつくづく思いました)


「黄大仙寺院(ウォンタイシン寺)」
「求めれば必ず願いが叶う」とされています

さてバスは黄大仙寺院に到着しました。


香港で最も有名な道教のお寺の一つです。


門に向かって右の像は男性が触り、                 


左の像は女性が触ると良いそうです。


中に入ると干支の御神体がありました。
嫁は戌年生まれなので「戌(いぬ)」


私は「巳」です。
少し舌のにょろにょろが不気味でしたが(笑)


さらに門の奥に入っていくと地元の方でしょうか熱心にお祈りをしていました。


この場所は香港のパワースポットとしても有名です。


ここでは当然ながら香港式の参拝のやり方があります。
まず線香を灯す「点青区」と呼ばれる場所に3つの香炉があります。
この3つの香炉に線香を立てます。


そして最後に本堂の香炉に願いを込めて線香を立てます。
つまり4回線香を立てることになります。


嫁は子供たち孫たちの健康を願ったので、私は・・・当然コレです(笑)
もう一度書きますが 「求めれば必ず願いが叶う」お寺です。
神様 間違いなく求めましたよ! お願いします!!


さてお腹も減ってきましたので昼食会場まで移動です。


「広東式 飲茶」


1階が「スタバ」になっています。


私たちは3階に。


どうやらここも夜は結婚式場のようです。


でっかいケーキがありました。


ここでもいつものように太らないお茶ですが・・・


太っても良いからとやっぱりビールを注文しました(笑)



出て来た料理はこの順番ですが・・・


食べる時間に関係なくどんどん出てきます。


隣の人と話もしたいし写真も撮りたい。


料理の名前も知りたいしゆっくり味わいたい(笑)


でもそんな私の思惑とは関係なく料理はどんどん出てきます(笑)
時間が無いようです。
ツアーだから仕方がないですがもう少しゆっくり周りの人と話をする時間が欲しかったですね。





今回のツアーの仲間の皆さんです。


何名かはOP(オプション)に出かけるようです。
私たちは夕食までの数時間が自由時間となります。
2人で迷子にならないように近くを散策です。
まずは香港の「セブンイレブン」
200mに1件の間隔でありました(笑)
多いですね。


その道向かいは「ラーメン屋」さん。



こちらは「薬屋」さんが並んでいます。


こちらは「アダルトショップ」
真昼間にも関わらず営業していることにビックリです(笑)


公衆電話もありました。
日本と同様、香港でも携帯電話の普及とともに少なくなっているようです。


香港では屋内の公共の場所は全面禁煙です。
レストランやバーなども店内は禁煙です。


「香港のトイレ」
これは公衆トイレですが、中は綺麗です。
香港で「SARS」が流行していらい衛生に気をつける、意識が高まったようです。

公共施設などのトイレではカギをかけているところが多いそうです。
え? カギ?
そうなんです、主に防犯の為らしいですが、急いでいるときはパニックになりますよね(笑)


公園から陸橋を渡り海の近くに行ってみました。


下を見ると少年が釣りをしていました。
じっと見ていると6本バリにビニール片を付けて沖に投げ、高速で巻き上げを繰り返しています。
なるほどこれならエサは要りません。


魚が釣れました。
アジ子のようですが、香港独特の魚なのかもしれません。


こちらは人気の一流有名ブランドと香港ならではのお土産が揃った DFS(免税店)です。
昔は日本人が多かったようですが、今は中国人が多いそうです。


「甘いものが食べたい」と嫁が言うので休憩することにしました。
甘さを抑えた甘さが美味しかった(笑)


その隣にはどこかで見たことのある看板が(笑)


これは香港の国花「バウヒニアの花(紫荊花)」ですね。


こちらは「サークルK」
セブンイレブンに比べると少なく感じました。


さて歩き回ったせいかお腹が減ってきました(笑)
少し早いようですが夕食の時間です。


「夕食 北京料理」


朝、昼と広東料理でしたが夕食は北京料理です。
はっきり言って何がどう違うのか、全く分かりません(笑)
分かったのは 北京ダックが出た・・・ということだけでした(笑)













お腹いっぱいになって外に出ると寒さが増していました。
ここから香港の夜景観賞「ビクトリアピーク」に移動です。


「ビクトリアピーク」   
「ビクトリアピーク」に到着。
またまた香港島にやってきました。
香港島の西に位置し標高は552m、香港島のなかでは1番高い山です。


昔は東洋の真珠と言われていたようですが、現在はそれほど期待してはいけませんとガイドさんから言われましたが・・・


少し霧が出ていて遠くが見えにくかったのですが「昔の景色」を知らない私にはとても美しく感じました。
ただ、寒いので早々にバスに引き返しました。


ホテルに帰ってきたのが21時30分。


まだ早いので歩いて10分ほどの地元のスーパーに出かけることにしました。


オシャレなマーケットに到着です。
ここでビールやパンを買ってホテルでゆっくりします。



明日はマカオに行き世界遺産をたっぷり見学したいと思います。

香港・マカオの旅(その1)・・・終わりです。

香港・マカオの旅(その2)・・・に続きます。































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上海へ(2泊3日)行ってきました(その3 最終日 豫園商城から帰国)

2017-07-07 17:06:32 | 
早いもので上海 3日目となります。

早目に起きて嫁と2人でホテルの周りを散策してみました。


ここは毎夜、生バンドをやっていました。


話を聞くとPM2.5は北京とその周りだけだということですが、晴れているのにすっきりしない空を見ていると本当はどうなんだ?と思ってしまいます。




AM 6時半。
朝食です。


とにかくパンと果物さえあれば大満足の私です(笑)


「上海といえば上海カニ」といわれるくらい有名なのになぜにこのシーズン?
と聞かれそうなので先に書きます(笑)
「カニが嫌いなんです。というか天敵なんです」
姿が嫌い、赤い色が嫌い、臭いが嫌い、横に歩くのが嫌い、カニという文字が嫌い、全部嫌いなんです(笑)


AM7時半。
さぁ出発、という時間になっても1人集まりません。
10分・・・20分・・・バスの中で時間が過ぎていきます。
今日のお土産を買う時間は「豫園商城」での20分間のみ。
とにかく孫たち3人のお土産を買いたい・・・。


AM 8時前 出発です。

上海では7階でもエレベーター無しでOKです。
そのために7階建ての建物が多いそうです。
途中でリニアモーターカーを見ました。
早すぎてカメラには撮れませんでした。
中国は実用化しているんですね。


「シルク工場」
シルク工場に到着です。


ここでは40分間が予定されています。


いろいろな説明がありましたが、時間が気になって頭に入ってきません(笑)


高級なシルクですが、買う人は買うんですね。
シルクを持ちきれないくらい買っていました(笑)
ところがここでまたまたハプニングが起き、出発できません。
予定時間はかなりオーバーしています。
周りのイライラが伝わってきます。


呆れて店の外で待つ私たちに怪しげな人が近づいてきました(笑)
手にはいっぱいおもちゃを持っています。
怪しくても構いません、私には願ってもない人です(笑)


当然 買いました(笑)
本音を言うとまだまだ買いたかったのですが、「スーツケースに入らない」と嫁から言われて諦めました(笑)
これで何とか3人の孫のお土産ができました。
良かった~。 ほっとしました。
やっと気持ちに余裕が出てきました(笑)



誰かがガイドさんに進言したのでしょうか?
突然 次の「寝具店」のショッピングが無くなりました。
予定していた40分間。
その時間を「豫園商城」に入れたい、と言い出したのです。
願ってもないことです。
朝の出発から始まったハプニングは結果オーライになりそうです。
(だからといって遅刻を擁護するものではありませんが)
25人で多数決をとります。
全会一致(笑)で可決されました。
バスを広いところに停め、「古城公園」の中を通って「豫園商城(よえんしょうじょう)」に向かいます。



その途中、公園の柵に洗濯物を干していました。


その柵の向こう側に、小さなお店が並んでいます。
本来、私が行きたかったのはそんな小さなお店屋さん。
もちろん言葉は通じないと思います。
でもそんな不自由なやり取りが面白いし、お店の方とのあの独特の「気まずい間」がなぜか好きなんです(笑)
変ですか?   (笑)


「豫園商城」
上海に来てお土産を買うならここは絶対に外せません。
日本の「浅草」のようなところとガイドさんから説明をうけました。


毎日のように世界各国の観光客でにぎわっているほか、地元の人も食事や贈り物を買いにいく場所として利用しているようです。


問題   「正面の建物は何でしょう?」

答    「アイスクリーム屋さん「DQ」」なんです(笑)
なんか違和感がありますね(笑)



問題  ではここは?


答    「漢方薬局「童涵春堂」 です。
なんとなく納得してしまいます(笑)





中華ファストフード店 「老隣居小吃世界」


ローカルショップが入る百貨店 「悦賓楼」



ここが一番有名な場所なんでしょう。
ここで最後の記念撮影を撮りました。


集合時間の10分前。
トイレに行きました。
ところが嫁が出てきません。
人がそんなに並んでいるわけでもないのに・・・おかしい。
何かあったんだろうとは思っても、私は女子トイレに入れませんので待つのみですが・・・それでも遅すぎます。
一度ガイドさんの待っている場所に行き、少し遅れるかもと断って、再度トイレに戻りました。
しばらく待ってやっと出てきました。
聞くと、並んでいても後ろから来た中国人が、並ばずに入っていくという。
そんなことを自分はしたくない、と並んでいたようです(笑)


これもお国柄なんですね。
「中国人は並ばない?」

中国人が列に並ばない(並べない)理由は、優先や順番待ちという根本的な考えがないのです。
だから割り込むのが当たり前で、中国人もそれが当たり前で特に悪気はないようです。


さて時間がないと走り回り、空港でお土産を見る時間もなく搭乗口まで急いだわたしたちですが・・・。
2時間半 待たされました(笑)
もともと、1時間や2時間の遅れは、遅延のうちに入ってないのが中国です(笑)
遅れるとだけ通知して、なぜ遅れるのか、どれくらい遅れそうなのかということは基本的には説明ししてくれません。
でもそれも含めての「旅」なんだ、と思うと決して腹は立ちません。


じゃあ「旅」ってなんだ?

心の洗濯。
新しい自分発見!
新たな出会い(場所、人)を得られる所。
珍しいものが食べられる!
知らない景色を見れる。
何気ない人の優しさに触れることができる。
ゆっくりと流れる時間の中に入れる。


人それぞれいろいろな感じ方があると思います。
私は嫁から「頭が固い」と言われます(笑)
「常識にとらわれすぎ」とも言われます(笑)

外国に行くとそんな自分の常識が常識で無くなります。
文化はもちろん、そこに暮らす人々との考え方の違いに驚きます。
でもそのおかげで正面からしか見てなかった様々な価値観を知ることができました。


「行くならロシアが良いわよ」と言っていたご年配のご夫婦様。
「トリニータのサポーターの方?」と話しかけてきた歌の上手いお姉さん。
最後まで面倒を見てくれたガイドの張さん。
その他 ご一緒した皆さん。
楽しい旅でした。
またどこかでご一緒するかもしれません。
その時を楽しみにしています。



上海へ(2泊3日)行ってきました・・ 完結です。        

ありがとうございました。
















本来ガイドさんとしては変えたくない寝具店をキャンセルしてくれた上に、搭乗時間が迫っているからと最後の最後まで面倒をみてくれました。
























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 上海へ(2泊3日)行ってきました(その2 無錫観光・上海雑技)

2017-07-05 18:30:48 | 
上海2日目の朝。

夜中に降っていた雨もやみ、何とか1日持ちそうな予感がします。
ツアーは自分の都合よりもいかに他の人に迷惑を掛けずに行動するかが大事です。

朝食が6時半、出発が7時半ということはその間がわずか1時間しかありません。
2人とも遅れることが嫌なので5時に起き、全部用意をすませてから朝食に向かいます。
(部屋から見た外の景色です)


朝食はバイキングです。
口コミでここのホテルのバイキングは凄い! と聞いてはいましたが予想以上でした。
この写真はパンのコーナー。


もうね、パン好きの私としてはここだけで大満足なんですよ(笑)



場所は広くとってあるし・・・


何よりもオシャレ!


ただ置いてますから適当に取ってね・・・な~んて感じがないのが良い。


ジャムも8種類から選べます。



その他、野菜コーナー


果物コーナーが2か所。
その他、いろいろなコーナーがありましたが半分も行っていません(笑)
生ハムだけでも6種類あり写真を撮っていると時間がないと焦ったので、ここで食べることに集中しました(笑)


一旦外に出てホテルの外観を。


ロビーは広く、開放感でいっぱいです。



「上海 交通事情」               
◯左ハンドル、右側通行

車に乗るときは右側から乗って左へ詰めるのが上海のルールです。
左側は車道なのでとても危険です。
ワゴン車もバスも右から乗降します。

7時半 無錫の町に向けて出発。
約2時間ちょっとの道のりです。
安全運転でお願いします(笑)

               
◯電動バイクが多い 

上海市内を走っているスクーターやバイクは90%が電動、そのため走行音がとても静かです。
あとは、バイクやスクーターと同等の乗り物でありながら、みんなノーヘルで乗ってます。
ちなみにこれは法律違反ですから良い子は真似をしてはいけません(笑)


                                       
〇中国は赤信号でも基本的に右折できます(都市によって禁止されている場合もあります) 


私たちが青信号で渡っていてもクラクションを鳴らして突っ込んできました。
道路を渡る際は信号の色よりも車が止まるかどうか落ち着いてよく見る必要があります。
「ここは日本とは違う」ということを自覚していないといけません。


                      
〇車のナンバーは落札して購入


なかでも高価なのは上海ナンバーの「沪」
何と約10万元、日本円で170万円です。
車本体ではなくナンバーが、ですよ(笑)
笑ってしまいます。
安く済ませたい人は「吉」「闽」など地方ナンバーを付けています。
でも地方ナンバーだと、通勤の時間帯などに高速道路に入れないなどの制限が課せられます。
ナンバーで生活レベルが分かるそうです。
軽自動車が全くないのは「見栄」(笑)ということです。


「高速道路 サービスエリア」
約2時間走ってサービスエリアと呼ばれるものは1か所しかありませんでした。
日本と違い停まっている車は少なくトイレと小さなコンビニの広さのお店が1つ。
中の従業員も女の人が1人だけ。


冷えたジュースは無く、ぬる~~い飲み物が棚に綺麗に置いてあります(笑)


これはお酒「上海老酒」 
12元=約204円


これは鶏の足?
2元=約34円
お酒のつまみ? コラーゲンたっぷりのようですが・・・(笑)



「上海 住宅事情」
とにかく家賃が高い。
最低家賃が5000元~6000元というから日本円で約85000円~102000円。
家を買う場合では頭金は30%以上というから、仮に5千万円の家ならば1千500万円の頭金が必要になります。


上海から約2時間ちょっと、太湖に到着です。

「太湖」
太湖といえば、「無錫旅情」より無錫を連想してしまいますが、太湖にもっとも広範囲に面しているのは蘇州なんです。
とはいえ、「太湖のほとり~♬ 無錫の町へ~♬」のあのフレーズは忘れられません(笑)
カラオケ=無錫旅情  でした(昔の話ですが・・・笑)



江蘇省と浙江省にまたがる湖・太湖は、琵琶湖の3倍の面積を有する巨大湖。
中国の淡水湖として2番目の大きさです。
太湖の面積は2000平方km、大小48の島があり、周囲の峰は72もあるそうです。


もっともよく知られている観光地点はここ「鼋頭渚(ゲントウショ)」
ゲン頭とは、スッポンの頭と言う意味らしいです。
無錫きっての桜の名所でもあります。




「無錫」という地名は、「錫(スズ)」が無くなるまで掘り尽くしてしまった地という意味だといいます。




現在でも、隋の時代(遣隋使の時代です!)に作られた大運河が市内をゆったりと流れています。


お土産屋さん。
果物は「桃」が売られていました。


「無錫民族ショー」
船ですが動くわけではなく、係留したままこの中でこれから「無錫民族ショー」が始まります。


まずはイケメンと美女の2人の掛け合いで始まりますが、日本語ではないので全く分かりません(笑)


後で聞くと、ここは日本人専用で中国人は来ないそうです。
だったら日本語で喋ってくれたらいいのに(笑)


目が不自由なこの方の奏でる「スバル」が心に響いて涙が出そうになりました。


「無錫民族ショー」を終えて急いで遊覧船に乗り込みます。
外は暑いのでエアコンの効いた船内に(笑)
ところがこの遊覧船、トイレがありません(笑)



太湖ではアオコ?が異常発生していました。
最初は2007年の4月に発生。


そして2年後の2009年。
「新華社が太湖の漁業当局の話として伝えたところによると、740万元(約1億円)規模の藻の除去対策の一環として、約1000万匹の魚が太湖に放流される」と報道されていました。
果たして今年はどうするのでしょうか?


「三山島」
太湖の中にある島です。


ここは清末期まで忘れ去られた小さな島で、90年代まで電気がありませんでした。



この島の滞在時間は20分間。
島の中にあるトイレに行って写真を撮ってすぐに船に引き返します。
時間をかけてゆっくり散策したいと思っていても・・・ツアーは仕方がありません(笑)


漁師さんがいました。
興味があるので小舟の中を覗いてみると・・・


小エビをたくさん採っていました。




太湖を離れ無錫で昼食です。




まずはビール。
30元=510円 日本とほぼ同じ金額です。







昼食が終わると隣にある「淡水真珠店」へ歩いて移動します。


日本では真珠といえばアコヤ貝ですが、これは別の貝。


小さな粒が20ほど見えます。


私は全く興味がないので説明は頭の中に入ってきませんでした。
売り子さん、ごめんね(笑)


興味があったのは印鑑の手彫り。


本当に4~5分で作りました。
これにはビックリ。ずっと指先を見つめていました(笑)


入るまでは誰も買わなんじゃないかと思っていましたが、出て来た人はみんな買ったであろう袋を持っていました(笑)


再び 高速道路で上海に移動します。
上海の20階以上の建物の多さは現在 世界一 ということです。


              
「中国新幹線」

「CRH」・・・China Railway Highspeed。
 中国高速鉄道。略して「高鉄」と呼ばれています。


                  
レンタル自転車

オレンジの方が「mobike(モバイク)」
黄色い方が 「ofo」


「茶芸館 聞き茶体験」
上海市内に帰ってきました。


3種類のお茶を飲みましたが、体に良いらしいとだけ分かりました(笑)
売り子さん、こんなお客でごめんなさい(笑)


売り子さんの肌がきれいと嫁が何度も言うので撮ってみました(笑)
残念ながら違いが良く分かりません、ごめんね。


「上海 自家用車は富裕層?」
昔と違い現在は中間層であれば自家用車を持っています。
「自家用車持ち=中間層」と考えたほうがいいかもしれません。
もちろんランボルギーニやポルシェを持っている人は富裕層ですが(笑)





「新天地」
新天地でバスを降りました。
ここから少し歩きます。


新天地は2000年に新しく開発された地区です。



レストラン、ショッピングセンター、など観光名所になっている場所です。


東洋文化と西洋文化が融合している町としても有名です。


新天地は、北里と南里に分かれています。


北は太倉路、東が黄陂南路、南が自忠路、西は馬当路と、4つのストリートに囲まれていて、北里と南里を分断するように興業路が通っています。




ここで約20分間ほど観光して再び移動です。
この場所でコーヒーでも飲んでゆっくりしたかったのですが・・ツアーは仕方がありません(笑)


「夕食」
名前を見るだけでも恥ずかしくなります(笑)
が、ここに入るようです(笑)


レストランなのに入り口を入ると魚が並んでいました。


2日目はこのTシャツを着ていました。
「もしかして大分ですか? トリニータのサポーターですか?」と話しかけられたのが同じツアーのお姉さん(笑)


この方の娘さんご夫婦が熱狂的なトリサポと聞いてビックリ。
いつもトリニータに行っているというからおそらく知っている方かもしれません(笑)
もしよろしかったら声をかけてください。
(左の方です)


その他にもいろいろ個人的に嫁が聞いていましたが、ブログに載せていいのかどうか確認をしなかったのでこれ以上は書きません。




このフカヒレスープは濃厚で美味しかったですね。


同じくこの車エビも美味でした。


さてまたまたバスで移動です。

「上海雑技鑑賞」
上海旅行の楽しみの一つ「上海雑技鑑賞」です。


中国に120もある雑技集団の中でも、上海雑技団は1951年に結成された中国で最も有名な雑技団です。



団員総数200人、平均年齢も25歳と若いこの雑技団は120の中で最もレベルが高く、世界的にも有名です。



日本を始めアメリカなど世界各国で海外公演を行っています。


オープニングから最後まで構成が計算されていて、次の展開が全く予測できません。




これは途中休憩の10分間を幕に目で見せることで、再開前にみんなが席に着くように計算されていました。


圧巻はこれ。
球体の中にバイクが入り、その中を走り回るというもの。
大分でも世界的に有名なサーカスがやっているのを昨年見ましたが、その時のバイクは3台。


今回は5台が中で走り回っているところに、さらに3台が入り、合計8台で走るというもの。


「よく事故を起こさないもんですね」とガイドさんに聞きました。
「いやいや私の目の前で事故が起きました」
「彼らは毎回、命がかかっていますよ」という返事でした。


リピーターが多いという「上海雑技鑑賞」
最高でした。



上海へ(2泊3日)行ってきました(その3 最終日 豫園商城から帰国)に続きます























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2017-6-29 上海へ(2泊3日)行ってきました(その1 外灘 黄浦江クルーズ)

2017-07-03 18:57:46 | 
『誕生日プレゼントは何が欲しい?』と私。
『どこか近くに旅行に行きたい』と嫁。
そこで子供達に、「お母さんは旅行に行きたいそうだからみんなで旅行をプレゼントしようよ」と話をし、嫁の希望で上海行きが決定しました。

上海に出かける4日前。
カメラレンズで迷っていました。
持っていけるのはスペースを考えると1本。
でも標準レンズは持って行きたいし、景色を考えると広角レンズ、場所によっては望遠も。
夜景は単焦点が良いかも、と考えるとやはり4本は持っていきたい。

でも持っていけるのは1本だしなぁ、といろいろ考えましたが決まりません。
最後は面倒くさくなって「これが上海用のレンズだぁ」と勝手に決めてPCの前でポチっと注文(笑)
ということで、レンズを1本持っていざ上海へ。


2017年6月29日。
福岡国際空港へ。
13時55分発  中国東方航空  上海の空港が混雑のためとの理由で55分遅れて出発。
事前に調べてみると遅延やスーツケースのロストなど、かなり悪評の中国東方航空でしたが これくらいの遅れはまだまだ可愛いものだと帰りに思い知ることとなりますが、それは後ほど(笑)
行きは3人掛けに2人とかなりリラックスできました。


事前のパンフレットには機内食の案内がありませんでしたが、出たのでラッキーと思って食べましたが・・・美味しくなかった(笑)

                   
上海浦東国際空港到着。  


この日のレートは  1元=約17円。
上海と日本の時差は1時間。
日本が12時なら上海は11時。



スーツケースのロストも無く無事に上海に上陸(笑)
結局出発が約1時間遅れたためにこの日の観光の順番が少し狂うくらいで・・・良かった良かった(笑)


一番心配した空気の汚れは感じなかったし、マスクをしている現地の人もいませんでした。


ツアー客は25名。(内 団体客13名)
ガイドの名前は「張さん」
今までのツアーガイドさんの中では1番親切。
過去には逆切れされたり、裏の世界の人かと思うようなガイドさんもいましたが、今回は「当たりのガイド」さんでした(笑)


「外灘(わいたん  又はバンド」到着。
「外灘」という名称は、「外国人の河岸」という意味です。


上海を代表する観光地といえばやっぱりここ、外灘です。




写真の左奥に見える階段を登ると・・・


「黄浦江(こうほこう)」を挟んで「浦東(プードン)」の近代的な建物が見えます。



振り向けば19世紀後半から20世紀前半の租界時代に建てられたさまざまな様式の西洋建築が並んでいます。




この日は生憎の曇り空。
町並みが素晴らしいだけに青空だったら・・と思いましたが雨に降られることを考えるとかなり贅沢(笑)



スリが多いと聞いていましたが、人が多いせいか、警察も沢山いました。




観光客を狙って売り子さんがたくさんいます。
少しでも買うそぶりを見せるとずっと付いてきます(笑)


さて最初の食事です。
上海では部屋の中は禁煙ですが、外は全て喫煙できます。
当然 歩きタバコも大丈夫です。
(個人的には歩きタバコは反対です)

            
「四川料理」

まずはビール「青島ビール」をグイっと1杯(笑)
汗をかいた後だけに  「うまい!」

         
ここでビール事情を!
<ビールは常温>   

「ビールはキンキンに冷えたもの」が当たり前の日本ですが、地元上海人は、常温派と冷やす派に分かれます。
コンビニやスーパーでも、同じ商品が冷蔵庫と棚の2ヵ所に置いてあり、中華料理店で瓶ビールを注文すると「氷的?(冷やした方ですか?)」と聞かれます。
うやむやに返事をすると、日本人的にとても無理な常温ビールが運ばれてきてしまうのでご注意を。
ただし、日本料理店、欧米系レストランやバーでは冷やしたものが普通になっているのでご心配なく。
    以上 上海ナビより





この魚、味は「川魚」のようでしたが・・よくわかりませんでした。




ホテルに帰っても近所に何もないと聞かされたので「コンビニ」に寄ってもらいました。
ここは「ローソン」


もう1件は「ファミリーマート」
上海のコンビニの密度は東京以上に多いそうです。


ただ日本のコンビニのように「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」のようなサービスを期待してはだめですね(笑)
基本 笑顔はありませんから(笑)


3日目に行く予定の「豫園商場(よえんしょうじょう)」を横目に見ながらバスは黄浦江クルーズへ。

             
「黄浦江クルーズ」



これはオプションになっていましたが25人全員が行くことに決定しました。



午後8時出航です。


これが今回乗る船です。


すでにたくさんの観光客がデッキにいました。
人と人の間から写真を撮らなくてはいけないので大変です。
私はまず右側に陣取り、超有名な「浦東(プードン)」の近代的な建物から撮りました。






船はゆっくり、ゆっくり進みます。







ここからゆっくりUターンして、「外灘」側の夜景と移っていきます。







横に同じようなクルーズ船が来ました。


後ろにはたくさんの観光客が乗っています。。


こちらは豪華ヨット。
お金持ちが多いようです。


船上から見た上海の夜景。

もしもう一度、上海に来る機会があったらここに来たい。
この夜景を見てみたい。
忘れることのできない景色となりました。


バスが迎えに来るまで「レンタル自転車」を見ていました。


まずスマホアプリをダウンロードしてインストールします。
デポジットが290元(約4900円)必要です。


自転車のバーコードをスマホにかざすと「暗唱番号」が出てきます。
それを押すと開錠できます。
料金  30分間=1元(17円) というから安い。
ちなみに12歳未満の子どもは公道を自転車で走ってはいけない、という法律があります。


再びバスに乗り「シェラトン上海嘉定ホテル」に移動です。
         
「シェラトン上海嘉定ホテル」   

2015年開業とあって非常に綺麗です。
まず戸惑ったのがエレベーター。

10人で乗り、扉が閉まったところで行き先階を押す。
しかし何度番号を押しても作動しない(笑)
(なんじゃコレ?  壊れてるんじゃないの)


これを何度か繰り返したのち、「一番下にある四角いところにカードキーを当てないとダメんじゃないの?」という誰かの言葉で見事成功(笑)
無事に目的の階(19階)で降りることができました(笑)
もし知らない人がいれば覚えておきましょう(笑)


何度も言うけれど綺麗なホテルです。


部屋の広さは40畳ほど。


トイレの便座が四角って面白い。


隣がシャワー室。
全てドアで仕切られているのがありがたいですね。


コンセントは上が日本と同じ100V。
普通に使えるのが最高。



途中のコンビニで買った缶ビールを飲みながら・・・



上海 初めての夜を迎えました。



 上海へ(2泊3日)行ってきました(その2 無錫観光・上海雑技)に続きます。




























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佐賀 吉野ヶ里遺跡(熊本大地震復興支援マッチ 熊本vs金沢戦の前に)

2016-10-18 18:00:28 | 
え~なんというか・・・書いたつもりでいたブログが実際には書いていなかったというショックからいまだ立ち直っていません(笑)
ある方に指摘されて気が付きました。

6月8日に「熊本大地震復興支援マッチ(熊本vs金沢)」がありました。
そのことは6月10日のブログに書きました。
その試合の朝、福岡の大宰府天満宮に行ったことも6月23日のブログに書きました。
その6月23日のブログの中で、次は「佐賀 吉野ヶ里遺跡」に続きます・・・と確かに書いているんですね。
それから4ヶ月近くたった訳ですが「いつアップするんですか?」と聞かれて「ハッ!」としまして、探してみたけれどありません(笑)
ないわけです、書いていませんでした。
「はぁぁぁぁあ」・・・。
落ち込みました。
私の中ではいつの間にか書いたつもりで「完結」していたんです(笑)
まさか、そんな笑い話のようなことがあるとは・・・。

ということで、かなりブランクがありましたが「佐賀 吉野ヶ里遺跡」の始まりです。
時は6月8日、試合当日。
福岡の大宰府天満宮から「佐賀 吉野ヶ里遺跡」へ移動しました。
12時過ぎに到着です。
駐車場はすいていました。


気温は高く暑い。


一般の客は私たちを入れて10人程度でしたが、近くの小学生が先生に連れられて30人ほど見学にきていました。
遺跡を実際に目で見たり体験できるのは恵まれていますね。


大人 1人420円という値段はすごく安いと思います。


マスコットキャラクター(兄)「ひみか」
平成10年に全国よりマスコットキャラクターを募集しました。
マスコットキャラクター(兄)「ひみか」くんです。
もう一人、妹の「やよい」がいます。


「南内郭」
入り口を入って遠く右手に見えるのが「南内郭」です。
吉野ヶ里の支配者層が生活をしていた場所と考えられています。
物見櫓4棟、竪穴住居11棟の他、集会の館や煮炊き屋など、合わせて20棟の建物が復元されています。


「逆茂木・乱杭」
先を尖らせた杭や鋭い枝の付いた木を斜めにたくさん立てて、敵の侵入を防ぐバリケードの役割をはたしていたと考えられています。




イノシシの親子も出迎えてくれました(笑)


「物見櫓」
南内郭には4棟の大きな高床建物があります。
これらは環壕の張り出した部分に対応するように建てられており、兵士が南内郭への侵入者を厳重に見張っていたと考えられています。



「支配者層の住まい」
中央の広場を取り囲むようにたくさんの竪穴住居が建てられています。
これらは様々な役割を担う支配者層の住まいであったと考えられています。


中に入ってみます。


腰をかがまないと入れません。
高さは1mくらいでしょうか。


外の暑さに比べて中は少しひんやりしていました。



南内郭の北西部には柵などによって囲まれた特別な空間があります。
ここにある竪穴住居は王の家をはじめ、その娘夫婦の家や妻の家であったと考えられています。


剣と盾です。
これで敵と戦っていたのでしょうか。
この時代にタイムスリップ。
ちょっと変身してみました。


吉野ヶ里遺跡からは絹および麻が出土しています。
服装は首を入れて腰で結ぶという簡単なものです。


物見櫓に上がってみました。
北内郭が見えます。
遠くに見えますが歩きましょう(笑)


移動中に見つけた花です。


「オカトラノオ」                                            


「北内郭」
北内郭に到着しました。


案内してくれたのは韓国の方でしょうか、大変日本語が上手な若い女性でした。


「主祭殿」
当時のまつりごとに大きく関わる人がいたとされる巨大な祭殿など9棟の建物が復元されています。


「主祭殿2階」
吉野ヶ里のクニ全体の重要な祀りが開かれており、吉野ヶ里の王やリーダーたち、さらには周辺のムラの長が集まっています。

吉野ヶ里を中心とするクニ全体にとって最も重要な場所であったと考えられています。
田植えや稲刈りの日取りを決めたり、季節ごとのお祭りの日を決めたり、また大きな「市」を開く日取りを決める場所であったようです。


「主祭殿3階」
祖先の霊のお告げを聞く祈りを行っています。
この結果は従者によって2階で会議を行っている王やリーダーたちに伝えられます。


最後に「北墳丘墓 ~歴代の王の墓~」に向かいます。
「祀堂」
墳丘墓に眠る祖先の霊に毎日お供え物を捧げ、お祈りをするための施設と考えられています。



「北墳丘墓保存館」


吉野ヶ里集落の歴代の王が埋葬されている特別なお墓と考えられています。
このお墓は人工的に造られた丘で、違う種類の土を何層にも積み重ね、しっかりと突き固められて造られており、とても丈夫な構造になっています。


中からは14基の甕棺が見つかり、ガラス製の管玉や有柄把頭飾銅剣が一緒に収められているものもありました。
このお墓は弥生時代の中頃、紀元前1世紀のものですが、その後はお墓としては使われなくなり、その代わり祖先の霊が眠る場所として人々から大切にされていたようです。


この公園は広く、一日かけてゆっくり回りたい場所です。


行っていないところがたくさんありますし、「銅鐸を鳴らしてみる」「土器などに触れてみる」などの体験もできます。


その他、子どもから大人まで大人気の「火おこし」「土笛づくり」「勾玉づくり」の ものづくり体験もできます。


まだまだゆっくり見たかったのですが、この日の夕方の試合時間の関係で早目に引き上げました。

                           
次は唐津城・宝当神社・伊万里焼きに続きます。
























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カンボジアの旅(アンコール・ワット)にご一緒していただいた皆様へ

2016-08-27 12:58:04 | 

カンボジアの旅(アンコール・ワット)にご一緒していただいた皆様へお知らせです。
嫁のブログ(今はツイッターからのツイートを飛ばしただけですが)
下の赤文字の「おもいっきり、つぶやいてみたりして・・・」という題で今回の旅のあれこれを書いています。
良かったら見てください
題名 
  おもいっきり、つぶやいてみたりして・・・・

↑   ↑   ↑    ↑
(ここをクリックしてください)
                          
この日からカンボジアのツイートが始まっていますので良かったら見てください。





























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カンボジア旅日記 完結(オールドマーケット  バンテアイ・スレイ変更ベンメリアへ)

2016-08-26 17:56:02 | 
トンレサップ湖クルーズが終わりバスでオールド・マーケットに移動しました。
いくら遺跡が主体でも女性は買い物に燃えますからね(笑)


元々が観光客向けというよりローカル向けのマーケットです。
もちろん観光客向けのお土産もたくさんあります。



ここでの買い物時間は35分間です。


午後1時。
嫁が1件のお土産屋さんに入りました。
バトル開始です。  チーン。


嫁、品物を一つ手に取って「いくら?」
店員「7ドル」
嫁「あはははは、ノーノーノー、プライスダウン」
店員「もう、安くしてるよ・・2個で12ドル」
嫁「ノーノーノー、プライスダウン、ツーで5ドル」
店員「お姉さん、無理よ。5個で30ドルは」
嫁「ノーノーノー、10個で30ドル」
店員「お姉さん、安くしているよ20個で100ドルは?」


もうお分かりと思いますが、店員さんは完全な日本語。
嫁は英語交じりの日本語。
よっぽど嫁に日本語でいいんじゃないのか、と喉まで出かかったのですが2人のやりとりが面白かったので、見物することにしました。


別の店員さんが私に何か勧めてきましたが、私は椅子に腰かけてバトル見物をすることにしました(笑)



嫁と店員さんのバトルは続きます(笑)
一つの買い物が終わりお金の精算が済んだところで、すかさず「お姉さんこれはどう?」と別の品物を進める店員。
「ノーノーノー、プライスダウン」で攻める嫁。
店員「50ドル・・・45ドル・・・40ドル・・・35ドル」
嫁「オッケー、オッケー」
お金を払うときに「36ドル・・・1ドルは私へのチップね(笑)」と店員。
すかさず「ノーノーノー」と言い切る嫁。
まるでオリンピックの卓球のリレーのように言葉のラリーを楽しんでずっと聞いてました(笑)


これで終わりかなと思ったところに「これ、お姉さんにあげる。たくさん買ってくれたからプレゼント」と品物を一つ嫁にあげる店員。
これでまたまた買う気になった嫁(笑)
結局ここだけで30分間使い切りましたとさ(笑)
まぁ私には到底無理な話ですが(笑)

店員さん、おもしろかったよ~。


バスに帰って、「せっかく安くしてくれたんだから、チップをやればよかったのに」と言ったところ、同じツアーのおばさまから「これだから男は」って叱られました(笑)

バトルでのどが渇いている嫁に「アンコールビール」を(笑)



さて最後の観光地「バンテアイスレイ」観光へ。
とずっと思っていました。
諸事情があって「バンテアイ・スレイ」から「ベンメリア」に観光地が変わったようです。
このことを私たち夫婦はガイドさんから聞きもらしていたようでした。
私の中では「バンテアイスレイ」の「東洋のモナリザ」を今日は見学するもんだと思っていたのですが、歩いているうちになにかが違うと気が付きました。


ここってもしかして「ベンメリア?」
そうなんです。この時初めて観光地が変わったことに気が付いたんです。
今回のツアーにこの「ベンメリア」が無かったので、諦めていました。
いつか又カンボジアに来る機会があったら、次こそこの場所だと決めていました。
素晴らしい。
最高のサプライズです。
「ベンメリア」
ベンメリアはシェムリアップから80Km離れています。
車で1時間半ほどかかり、観光地というよりも農村というかんじです。
周辺の地雷撤去は2003年に始まり2年前の2014年に撤去されたそうです。
全部で423個見つかったそうです。


ナーガ(蛇神)が綺麗な形で残っています。


見えてきました。


何度も写真で見て一度は行きたいと恋い焦がれたこの景色です。


タ・プロームをラピュタの世界と書いてきましたがこここそがあの「ラピュタの世界」です。
遺跡が見つかった時から地雷やポルポト政権下の中で今までほとんど手付かずな状態のまま遺跡が残っています。


このベンメリアに関してはあまり分かっていません。


分かっているのはアンコールワット建築前の寺院だということ。


もともとヒンズー教の寺院として建てられたようですが、仏教のモチーフをあしらった彫刻も多数見つかっていること。


最初はこの木道を歩きます。
以前は道がなく遺跡の上を歩いていたために亡くなった人もいるそうです。
今は少し狭いですが安全に歩けます。


ここで嫁に一言。
「いつも同じポーズなんだけれど・・・」・・震え声。



周囲は4.2Kmとアンコールワットよりは規模が小さいですが「東のアンコールワット」と呼ばれているそうです。


ただ、まだ全容が明らかになっていませんが、アンコルワットをしのぐ規模があるのではないかとも言われています。



朽ち果てた遺跡です。


自然なままの状態を見ると自分が発見したかのように錯覚します。


カンボジアに地震はありません。


人の手によって遺跡は壊されるのです。


いくら見ていても飽きません。


見るものすべてを写真に残したい。


ここには何があったのでしょうか?
それを考えるだけでもワクワクします。


崩れた遺跡に苔が生え、木々の間から漏れる光がそれを照らしている。
もう最高です。


遺跡の間を最低限人の手が入った木道があります。


またか、と言われそうですが、こんな風に撮っています(笑)
左手の手帳にその時に感じた想いを、なんでも書き留めていきます。
それこそ驚いたときは「あ!」って書きます(笑)
後で困りますが・・・(笑)


これは木道を作った人の気配りでしょうね。
なるべく石を動かさないように配慮したものだと思います。


遺跡とはこうあるべき、という押しつけのないところが好きです。


木によって完全に侵食されています。


あの穴に入ってみたいと思いませんか?


雨季だけに見ることができる遺跡と苔です。
この時季で良かったです。


まさに眠る遺跡ですね。


自然な崩れっぷりが良いですね。


回廊でしょうか。


レリーフが残っていました。


今来た道を上から見た景色です。


あまり観光客はいません。


それがなおさらここの雰囲気と合っています。


周りはジャングル状態です。


昼でも少し暗く感じます。


ここから下に降ります。


かなり暗いです。


階段はなく形の違う石の上を歩きます。


ここで嫁に一言。
「これはブランコっぽいのでまだ良い」


「これはさすがにアウトでしょう」・・・震え声


気を取り直して(笑)

こんな狭い道? を通ります。
お互い譲り合いの気持ちを持って。




これは図書館のようです。


外に出ましたが、まだまだ素晴らしい光景です。



右の人間と比べると大きさが分かります。
でかいです。


朽ち果て打ち捨てられた感がすごいですね。





わずか60分とは思えないほどの充実感でした。
今は手付かずのベンメリアですがこのままでは間違いなく崩れる運命にあります。
4年後の2020年。
中国が修復をすることが決まっているようです。
今のままが良いのか、修復が良いのか分かりませんが、私が4年後以降に行くことは絶対にありません。


バスに帰り最後の観光が終わりました。


この後5つ星ホテルでケーキをいただき一旦ホテルに帰り空港に向かいました。


バスから見たカンボジアの人たち。
牛と少年。


草の上の少年。


バスの中からカメラを向けた瞬間にピースサインをした女の子。


草むらを裸足で走る子供。


同じく裸足の子供。


後ろに乗っているお母さん。
左手で赤ちゃんを抱っこして、右手で哺乳瓶を持っている。
もしバイクがバウンドしたら・・・。


最後に見たツゥクツゥク。


頑張ってるお父さん。


目が合ったね(笑)


 「シェムリアップ空港」
なぜか懐かしく感じました。


私のブログにたびたび登場してくれた5歳と7歳の姉妹。
あの炎天下の中、文句ひとつ言わずに歩いた2人に金メダルを上げたい。


ベトナム航空でハノイへ・・・


もうすぐ博多の街が見えてきます。



今回の旅でたくさんの子供たちの笑顔を見れました。
彼らの瞳は純粋でまっすぐできれいでした。




生きるのにとても一生県命でした。



君たちに会えて良かった。



長いブログを読んでいただきありがとうございました。
カンボジア旅日記 完結(オールドマーケット  バンテアイ・スレイ変更ベンメリアへ)・・完結です。


今回の旅で出会った方々、ツアーガイドさん、旅行社のみなさん
そのほか声をかけてくださった皆さん ありがとうございました。
またお会いできる日を楽しみにしています。

                    終      





















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カンボジア旅日記 その3(アンコール・ワット トンレサップ湖クルーズ)

2016-08-25 19:04:03 | 
タ・プローム遺跡からバスまで、再び暑ーい日差しを浴びながら歩いて帰ってきました。
ポリス(警察)と書かれた車の荷台に2人ほど昼寝中?
もしかして警察官?
でもこの国は昼休みが2時間あるから・・・問題ないのかも(笑)
のどか~~~。


このイケメンはバスのドライバーです。
どこかのJリーグのチームに似ている人がいるんだけれど・・・だれだっけ?


この後「アンコールクッキー店」により、昼飯はカンボジア料理をいただき、ホテルで1時間ほど休憩した後、午後からアンコールワットへ行きました。


バスからの撮影。
牛が痩せています。
どの牛も痩せていたのでそういう種類の牛かなぁ?


昼休みはハンモックで昼寝に限りますね(笑)



「アンコール・ワット」
アンコールワットは東西約1.5km、南北約1.3kmの環濠に囲まれた広大な寺院です。
12世紀前半にスーリアバルマン2世によって建てられました。
アンコールワットの意味は「お寺の町」です。
バスを降りて朝日観賞で来た道を歩きます。
朝はまだ過ごしやすかったものの、この時間は汗が噴き出てきます。
蛇神が出迎えてくれました。


道の右側はきれいに修復されていますが、左側は修復前のまま残されていました。


朝は分かりにくかった入口を入ります。



朝、感動した景色が目の前に表れてきました。


なぜか懐かしく感じます。


もう2度と見ることのない景色です。


朝は人が多くて行かなかった左の池に行ってみました。


「昼間の逆さアンコールワット」です。
これはこれでありだと思います。


ガイドさん一押しのシャッター場所だそうです。
池が無くてもきれいです。


いよいよ中央祠堂に入ります。


同じツアーの皆さんです。
かなり疲れています、私もですが(笑)


え~、何か飲んでいた人は吹き出さないように!
何か食べていた人はのどに詰まらせないように!
どうしても本人がしたいというので・・・(笑)


第一回廊のレリーフ(浮彫)です。
1周760メートルもあります。


このワットのレリーフは政治的、宗教的なものが多いのが特徴です。
ゆっくり見る時間はありませんでした、残念。


十字回廊の中心では、上を見上げると石の継ぎ目が十字になっています。


アンコールワットの中心部でパワースポットです。


一番は「嫁」
私と違ってすることが早い(笑)


                            
「御堂を志し数千里の海上を渡り」
「ここに仏四体を奉るものなり」

江戸時代に「祇園精舎」と勘違いして訪れた日本人・森本右近太夫が書いた落書き。


笛を吹いている少年がいました。
何かを売っているわけではありませんでしたから不思議でした。


奥には仏像が安置され、現地の人でしょうかお祈りをしていました。




第三回廊の中央塔です。


これは第三回廊に登る古い階段で今は登れません。
今の新しい階段が設置されるまでは、上から落ちて亡くなった人もいるようです。



階段を前の人に続いて上っていきます。
傾斜が緩いとはいえ、高所恐怖症の私は手に汗がびっしょりで、いつ滑るかも知れずドキドの体験でした。
ここから上は人数規制があり100人だそうですが、きちんと数えている人はいませんでした。
その他に肌や肩を露出した服装の人は止められていました。


第二回廊を見下ろします。


遠くにはジャングルです。



中に装飾品はほとんどありません。


降りるのは登るよりも大変でした(笑)
まぁ、登った以上は降りないといけませんから・・・(笑)


この第三回廊の中央塔に登るために並んだ時間は30分以上かかりました。



さて時間も迫ってきましたから、移動します。


第二回廊を下りて第一回廊へ。


第一回廊です。


足早に抜けていきます。


大人の私でも体力が限界に来ています。
5歳と7歳の女の子は文句ひとつ言わずにりっぱです。


一番後方を歩いていた私は後ろを振り返りました。
アンコールワットに夕日が射して綺麗でした。
再びここに来ることはあるのでしょうか。
景色を目に焼き付け、振り返ることはしませんでした。


湖面に移った緑の木々と空の青さが綺麗すぎて、見惚れてしまいました。



「プレループ遺跡」の夕日観賞
本日最後の「プレループ遺跡」の夕日観賞にバスで移動しました。


体力も限界と言いながらサンライズのアンコール・ワット、サンセットのプレループと言われている以上、行かないわけにはいきません(笑)
しかし嫁はこの階段を見て「無理、限界、バスの中で待つ」とリタイア(笑)


上がってみたものの、良い場所は全て満員状態。
夕日どころか人の頭しか撮れず、泣く泣く断念しました。


それでも何とかどうにか別の場所から挑戦したのですが・・・。
思っていたような夕日は撮れず、涙。


それならばと移動中のバス(時速50~60Km)の中から撮影すること100枚以上。
太陽が沈んだ直後のマジックアワーを撮影。
たった1枚だけど大満足です(残りは全て没でした)


8月21日(日)
この日は一日自由行動です。
午前中はオプションで「トンレサップクルーズ」に行くことにしました。
いつものように朝食はパンと果物というまるで女子のような内容なので写真のアップはしません(笑)


え~昨日のアンコールワットで吹いた方、ごめんなさい(笑)
つき合う私も「しんどいんですよ」


久しぶりに見た「信号機」です。
写真に撮るほど珍しいんです(笑)


名物?の電線です。
1本や2本切れても分からんやろ(笑)


これはガソリンの量り売り。
外でジュースのように売っています(笑)
バイク専用らしい。
便利らしいが大丈夫なのかな?


同じ高床式でも今にも壊れそうです。


こちらは新しいだけあってしっかりしているように見えます。
こんな家がしばらく続きます。


「トンレサップ湖クルーズ」

水上での生活ってどんなものでしょうか?
テレビは? 普段は何をしているの? 子供たちは? 学校は? 幼稚園は?
興味津々です。


さっそく船に乗り込みます。


40人乗りに19人乗っていざ 出発です。


船長さんは裸足です、カンボジアの皆さんは裸足が多いようですが(笑)
機械はお世辞にも綺麗とはいえないようで、少し不安が(笑)


船着き場を離れました。
乾季の水深は1~2m。
雨季は6~8mになります。


その拡大と縮小によって、森林の豊富なミネラルがこの湖の魚たちを、大きく成長させる要因になっているそうです。


今回のツアーで仲良くなったお2人です。
元気にしていますか~。
ブログを見て、懐かしく感じているのではないですか?


エンジンからスクリューまで長いのは水深が浅いためです。


色とりどりの船があります、大きさもいろいろです。


こんな近くによって手を振りあうこともあります。


網を今から投げるようです。
簡単に見えて丸く投げるのは大変なんですが・・・


お父さん、上手い!
この後、お父さんがドヤ顔をしました(笑)


男の人が集まって何かをしています。
将棋かな?  囲碁かな?  なんでしょう?


こちらは女性が集まっています。
ここの女性の皆さんはおしゃれですね。
今から町に出かけるような格好です。


こちらは衛星放送のアンテナでしょうか?
もしかしてスカパー? でJリーグ観戦(笑)



これは学校です。


この子供はまたパリっとした格好です。


幼稚園でしょうか?


この家の中にあるのは「ビリヤード」です。
ビックリしました。
ガイドさんの話ではカラオケがある家もあると聞いてもう信じられません(笑)


よく見るとこの子もおしゃれです。


この子も。


この女の子もおしゃれです。


完全な日焼け防止の恰好をしています。


こちらの船と家の距離はこのくらい離れています。


なんか家が傾いていますが大丈夫なんでしょうか?



ハンモックで寝ています。


花で家が覆われそうです(笑)


というような撮影をしている私を嫁がスマホで撮ってくれました。
こっぱずかしい(笑)


広い湖に出ました。
向こう岸が見えません。
この時期は琵琶湖の3倍近くに面積が膨れ上がるそうです。


船が近づいてきました。


女の子が首に大きなヘビを巻き付けています。
写真を撮ったら1ドル要求されるそうです。
ありぁりゃ、早く言ってよガイドさん、写した後だよ(笑)


女の子のズボンのアニメ(笑)
クレヨンしんちゃんだった(笑)


湖から引き返してきました。
お土産やさんに寄りました。


上から見ました。
こちらが船着き場の方になります。


こちらは海のように広い湖です。


ココナッツジュースです。
見るのと飲むのは大違い。
決して美味しいものではないと初めて知りました(笑)


こちらは赤ちゃんに授乳しているお母さん。
文化が違うので何とも言えませんが・・・ここまで私生活が他人に見える生活にストレスを感じないのでしょうか?


こちらはビリヤード場?
台が4~5台ありました。
波で球が転がらないのかなぁ。


あ!
行くときに網を投げていたお父さんです。
魚は捕れたのでしょうか。


80分間のクルーズも終わりです。


湖の風が心地よく、思っていた以上に面白く、楽しかったクルーズと嫁が大絶賛。
私と全く同意見だったのでここに来て大正解でした(笑)




カンボジア旅日記 その3(アンコール・ワット トンレサップ湖クルーズ)・・・終わります
カンボジア旅日記 その4(オールド マーケット バンテアイ・スレイ)・・・に続きます

























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カンボジア旅日記 その2(アンコール・トム  タ・プローム「天空の城ラピュタ」の世界)

2016-08-24 18:17:12 | 
前回のブログの中に私の写真が1枚もないとの指摘がありましたので改めて1枚載せます(笑)
これはアンコールワットの朝日を撮っている私です。
首には大分トリニータのタオマフを巻いています(笑)
(撮影者 嫁)


さて気を取り直してアンコール・トムの続きです。

                     
「アンコール・トム」

遺跡とゾウとトゥクトゥクという不思議な光景です(笑)


映画の世界に入り込んだ。
そんな不思議な感覚がこれからしばらく続きます(笑)


これは橋のところで、なぜ石に穴が開いてあるのか?
を簡単に説明したものです。
理屈は分かっても、実際にそれを正確に行える技術がないと無理なわけで。
どんな高い文化だったのか興味は尽きません。


もしかして事件か?
と思いましたが、旅行者が怪我をしたようです。
道は平たんなところはありません。
歩きやすい靴、両手が自由に使えるリュックがお勧めです。
安全第一!  自分に言い聞かせます。



さてバイヨンの中に入っていきましょう。


朝のアンコールワット朝日観賞で汗びっしょりになったTシャツを大分トリニータユニに着替えました。

ダイハツ九州様、来季も宜しくお願いします。



簡単に言えばアンコールトム(以下トム)はアンコールワット(以下ワット)よりも敷地面積が広いんです。


ただ、遺跡の建造物の面積は大きくはありません。


第一回廊のレリーフ(浮き彫り)です。
上が戦闘シーンで下が生活を描いているものが多いようです。


建物を取り巻くように1周しています。
トムのレリーフはクメール軍の戦闘シーンやクメールの人々の生活が描かれているのに対して、
ワットのレリーフは神話や政治のレリーフが多く、分かりやすく、楽しめるのはトムの方だといわれています。



これはおばあさんが背中をマッサージしてもらっているようです。


こちらは出産シーンです。


このレリーフは見ごたえがあります。
時間があればまだまだ「トンレサップ湖での戦い」のシーンなどをゆっくり見たかったのですが、ツアーの悲しさです。


実はここで足をくじいてしまいました(笑)
あれだけ安全第一と言いながら不覚でした。
レリーフに気をとられていると、大変です。



ツアーの方々です。
とにかく暑いんです。


ユニはすでに汗びっしょりで絞りたいくらいでした(笑)


バスに乗るたびに冷えた水を頼みました。
2本で1ドル(約100円)です



この階段を上り・・・


入口に入り・・・


この階段を上ると・・・


「観世音菩薩」
出会えました。


「クメールの微笑み」です。


塔の四面に彫られているため「四面仏」ともいいます。


四つの顔はそれぞれ東西南北に向いていて「哀れみ」「慈悲」「情け」「落ち着き」」を表しています。


このテラスには49塔あり196面の観世音それぞれが表情が違うそうです。





やっぱり金髪の外人さんはこんな格好が似合う


上部テラスを降りていき・・・


第一回廊に戻ってきました。



第一回廊から中央祠堂を見たところに、仏像がありました。
なぜこの場所に仏像があるのか不思議で、しばらく眺めていました。


バイヨンを出ました。
右にも・・・


左にも石が転がっています。


パズルのように組み立てられたものがいったん壊れると、再び元の位置に戻ることの難しさ、無常さがここにあります。


ここからバプーオンまで歩きます。
子供が近寄ってきました。
顔を見ると青葉(孫)を思い出しました。
綺麗な目で何かをしゃべりたそうでした。
言葉が話せないのをもどかしく感じ、黙っていました。



でもツアーで一緒だったこの方は日本語で話しかけていました。
前回の笑顔になった少女といい、コミュニケーション力が凄い。

現地の言葉がわからないから話しかけない。
それなら旅なんて行くな、としばらく一人落ち込みました(笑)




「バプーオン」
少し歩くとバプーオンが見えてきました。
バプーオンは「隠し子」という意味だそうです。
かつてはバイヨンよりも高かったと言われています。


「象のテラス」
王宮前広場に面して、長さ350mにわたって象の彫刻が施された「象のテラス」です。



その前を歩くツアーの方々。
この暑い中、5歳と7歳の姉妹もがんばって歩いています。
ついつい応援したくなりますね。


「ライ王のテラス」
象のテラス北側にある高さ約6mのテラスで、壁面にはナーガや神々の彫刻が施されています。


さてバスまで帰って来ました。
これから「タ・プローム」に向かいます。


「タ・プローム「天空の城ラピュタ」の世界」
タ・プローム遺跡。午前中、最後の観光です。
アンコール・トムの東側に位置する寺院の遺跡です。


その西塔門をくぐると・・・


観世音菩薩の顔が彫られています。
もともと12世紀末に仏教寺院として建立されましたが、後にヒンドゥー教寺院に改修されたようです。


道から外れると高い木々があるジャングルです。


戦争によって埋められた地雷。
その犠牲者のみなさんが音楽を奏でています。
「買い物をして余った釣り銭があったらあげてください」とガイドさんから言われました。


これは蟻塚(ありづか)です。
一般的に蟻塚を作るのはシロアリだそうです。
戦争中はこれを盾に敵と打ち合いをしたそうです。


私の好きなロールプレイングゲーム  FF(ファイナル ファンタジー)の世界です。
または、「天空の城ラピュタ」の世界だという人もいます。



映画「トゥーム・レイダー」を撮影した場所ということでも知られています。


巨大な樹木が寺院を侵食しているように見えます。



樹木が遺跡を破壊しているのか、逆に遺跡を支えているのかがはっきりとしていません。
修復に関する議論は継続中ということです。


寺院の遺跡と巨大なガジュマルが一体化しています。
ガジュマル=「締め殺しの木」と言われています。




東西1000m、南北600mという広大なラテライトの壁に囲われた中に建っています。


発見当初に近い形で保存されています。


ほかに観光客がいなければ、時空を超えたと勘違いしそうです。(笑)


当初は5000人近い僧侶と600人近い踊り子が住んでいたと伝えられています。


それにしても、この木々の生命力には驚かされます。




この数字はどこにあった石かがわかるように書いてあるそうです。
元の位置に戻ることができるのでしょうか?


それにしても太陽は強烈です。
暑さを通り越して気持ち悪くなってきました。
小さな子供たちは元気そうです。


廃墟の中に入っていく主人公の気分です。


いよいよダンジョンの入り口です。


ここにいる全員が主人公・・・のゲームが昔あったなぁ、とぼんやり思い出していました(笑)


ダンジョンを抜けると・・・


巨大な蛇。
ではなく遺跡を押しつぶそうとしている巨木の根っこでした。


隣にいる人間のなんて小さなこと。


ふと足元を見ると綺麗なレリーフがありました。
なぜかホッとします。


広いところに出ました。
この暑さにこの人の多さです。
少し心が折れそうになります。



しかしここでくじけていては冒険はできません(笑)
HP(ヒットポイント)を補充してダンジョンへ向かいます。


行く手を阻む数々のトラップがあります(笑)




いました!
樹齢何百年経っているのかわからないカジュマル「締め殺しの木」です。


今でも遺跡を侵食しているのか、はたまた何百年と守ってきたのか。


はるか昔、ここに少女「シータ」と少年「パズー」はいたのか?


この文字は呪文「バルス」?



物語は最後のダンジョンへ。


ラスボスのカジュマル「締め殺しの木」がいました。


その存在感に圧倒されました。



最後と思ったダンジョンでしたが抜け道がありました(笑)


ここまで来れば安心です(笑)


ユウナ(FF10)も一息ついています(笑)


2人の姉妹も元気そうですし、ユウナが扇子でサヨナラのエンディングをしてくれました(笑)
でも物語はまだまだ続きます。


カンボジア旅日記 その2(アンコール・トム  タ・プローム「天空の城ラピュタ」の世界)・・終わりです。

カンボジア旅日記 その3(アンコール・ワット トンレサップ湖クルーズ)・・に続きます
































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