2021 自走車中泊遠征夫婦旅・徳島戦(5泊6日)珍道中(完結)大塚国際美術館・土佐和紙工芸村・四国カルスト・宇和島城・闘牛・だんだん畑・大洲城

2021-04-05 13:02:51 | 2021 自走車中泊遠征夫婦旅・徳島戦
ここまでいろいろな寄り道をしてきた自走車中泊旅でしたが、いよいよこの回で完結です。

            
2021.3.28(日曜日) 天気 曇りのち雨 検温36.5℃

徳島戦を勝利で飾ったトリニータ。
この日はすっきりと目覚めました(笑)


「道の駅 第九の里」
ドイツの作曲家ベートーヴェンが作曲した交響曲第9番の日本初演の地です。
サクラの奥に観える建物は、


「ドイツ館」です。



「大塚国際美術館」 
朝食を済ませ、大塚国際美術館へ向かいます。

無料駐車場(約340台)に車を止めシャトルバス(無料)に乗り数分で到着。
雨風が強く外からの写真は撮れませんでした。
正面玄関にある長いエスカレーター(約40m)に乗って上に。



到着したところがB3F(地下3階)
ここからがスタートです。
入場料 大人1人=3300円
皆さんよくご存知の大塚製薬グループが創業75周年事業として1998年(平成10年)に開館しました。
ちなみに建築費や各絵画の使用料(著作権料)などを含め、総工費400億円といわれています。
                 
「システィーナ・ホール」


2018年12月31日 NHK紅白歌合戦で米津玄師さんがテレビ初歌唱の中継場となったのがこのホールです。

実際の礼拝堂を完全再現している高さ16メートル、広さ800平方メートルの天井。
部屋に入った瞬間、圧倒され鳥肌が立ちました。


       
そもそもここは何の美術館なの?


ここは西洋名画等をオリジナルと同じ大きさに複製し展示した「陶板名画美術館」です。


          
もう少し詳しく! 


大塚オーミ陶業株式会社が開発した特殊技術によって、世界中の名画を陶器の板に原寸で焼き付けたもの。


          
焼き付けることで良いことがあるの?


陶板複製画は原画と違い、風水害や火災などの災害や光による色彩の退行に非常に強く、約2,000年以上にわたってそのままの色と形で残るので、これからの文化財の記録保存のあり方に大いに貢献すると期待されています。



だからこの美術館では写真撮影が一定条件下で許可されています(三脚やフラッシュ撮影はNG)
さらに作品に直接手を触れることもできますし、屋外での鑑賞という原画ではありえない展示方法が可能になっているのです。
モネの『睡蓮』は屋外にあります。


世界25ヶ国・190余の美術館が所蔵する西洋名画1,000余点を、オリジナルと同じ大きさに複製し展示している のでとにかく広いんです。
全部の作品を一つ一つ観ようとしたらおそらく1日では無理。


移動は主にエレベーターを使用しますが、そのエレベーターを探すのも実は大変でした。


主な展示物は
「B3F 」
システィーナ・ホール、スクロヴェーニ礼拝堂、フェルメールの部屋、聖マルタン聖堂壁画、聖ニコラオス・オルファノス聖堂、聖テオドール聖堂、貝殻ヴィーナスの家、エル・グレコの部屋、ポンペイの「秘儀の間」など



「B2F 」
モネの大睡蓮、バロック系統展示(レンブラント「夜警」など)、ルネサンス系統展示(ダ・ヴィンチ「モナリザ」「最後の晩餐」(修復前と修復後)・ボッティチェッリ「ヴィーナスの誕生」など)


「B1F -」
ゴヤの家、バロック系統展示、近代系統展示(ゴッホ「ひまわり」・エドヴァルド・ムンク「叫び」・ウジェーヌ・ドラクロワ「民衆を導く自由の女神」・ジャン=フランソワ・ミレー「落穂拾い」など)
1F - 現代系統展示(パブロ・ピカソ「ゲルニカ」など)
2F - 現代系統展示



約5000人が同時に館内に滞在しても大丈夫というのもうなずけます。



B2F、B1Fと上がっていくとほとんど誰とも会わない空間があちこちにありました。
とにかく広い。
この「大塚国際美術館」であれば3密にはならないと思います。


ここで1日、世界の美術品と過ごす。
そんな贅沢な時間も良いのではないでしょうか。


(徳島ヴォルティスさんの2020年J2優勝。J1昇格のポスターもありました)



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素人なりに芸術を堪能してこれから温泉へ。
AM11時40分 出発!

12時 到着!
「天然温泉 あらたえの湯」


やっぱり温泉は良いですねぇ。


13番がすでに使用されていたのでこの日は「12番」


温泉を堪能してこの日はこれで終わりです。
明日行く予定「四国カルスト」への体力温存のためにできるだけ「四国カルスト」に近い道の駅を探し、そこに移動です。

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2021.3.29(月曜日)天気 晴  検温36.4℃ 


「道の駅 土佐和紙工芸村」で遠征五日目の朝を迎えました。

いよいよ今日は2度目となる「四国カルスト」へ。
その前に・・・。


9時まで待って道の駅で買い物。


お昼ご飯やその他もろもろ買って、


同じ敷地内にある『紙すき体験』工房へ!


和紙を使って好きな花をあしらいハガキを8枚作ってみました。
な、なんと1人=600円
安い、こんな安くて良いの?


それも親切丁寧に教えてくれます。
まずは嫁から。
嫁のするのを見て私の番。


嫁は一度もやり直しがなく一発でOK!

私は『最後の真ん中を押して』の言葉に強く押しすぎたのか、一つ壊れて最初からやり直し(笑)


『良かったなぁ、2回もできて』と嫁。
他のお客さんの視線が痛い(笑) 



9時から始めて完成の10時まで約1時間。
さてさて人様に見せられるシロモノができたかどうか?

センスの欠片も無いのは自分でも分かっているので気になりません(笑)
考えればセンスがないのも自分の個性だし、財産だよね(笑)

こちらは私の作品(これから圧縮、乾燥)


こちらは完成した嫁の作品。
(私とは段違いに上手い)


それにしても仲間の皆さんのフォローの言葉が嬉しかったですね。
『(作品は)ヒロボーさんらしい』
『ヒロボーさんの性格を良く表している』

いやいや、皆さん言葉のチョイスが優しい(笑)
         
「道の駅 土佐和紙工芸村」を出発し「四国カルスト」へ!


その道中、嫁がしゃべる、しゃべる(笑)

『クスリももらったしカメラのバッテリーも買えた。
で、ブログネタもできて。 ヒロボーさん、良かったなぁ! はははは』

もう止まりません(笑)

『そうそう名前を決めたけん。(ヒロボー忘れ物事件)わかりやすくて良いやろ! あははは』

『これからは出発の時は忘れ物がないか私が確認せんといけんなぁ、あははは!』

良いんです。
いつもブログネタは嫁。
今回は何を言われても言い返せません(笑)




私達が初めて四国カルストへ行ったのが昨年の10月13日。
(2020年 撮影)


冬が近づいていることもあってキャンプ場は閑散としていました。
その日の夜、今まで生きてきた中で間違いなく一番の景色に出逢いました。
(2020年 撮影)



空を覆い尽くす満天の星です。
夕食後のコーヒーを飲むのも忘れ、しばし見惚れていました。
1000メートルを超す高原。
周りには邪魔をする光はありません。
雲一つない空には無数の星が煌めいています。

ふと我にかえり。
この光景をカメラで撮りたい。
もう何年も使っていない三脚を取り出しました。
組み立てたとき、今までにない違和感。
・・・壊れてる。
まったくチェックをしていませんでした。

この時はさすがに落ち込み、その事を嫁には言えませんでした。

旅が終わって最初に買ったのがとにかく頑丈で壊れにくい三脚(笑)
でも今回それを玄関の外に積み忘れてきました(笑)
あのときのショック。
またもやあの満天の星は撮れないのでしょうか。
(2020年 撮影)


いやいや、こんな事もあろうかと用意していたのがGoPro9 です。
これさえあれば星空はなんとか撮れる。
(と思って買ったのにバッテリーチャージャーを忘れるという大失態)

しかしバッテリーチャージャーもデンキ屋さんで買って、現在バッテリーは(4個とも)フル充電状態。

「これで撮れる、今日こそ撮るぞ!」

姫鶴平キャンプ場を目指してレッツゴー!!

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クネクネ道を走り
           
「姫鶴平キャンプ場」 
に到着。
しかし様子がおかしい。


駐車場のどこにも他の車がありません。

しかしココまでの道はオープンしていました。
しかもあのカルストコーヒーも目の前にあるのです。
でも1台も車が無い。

頭の中を「?マーク」が飛び交います。
こんな時は聞くのが一番。


『すいませーん。キャンプ場はオープンしてますよね。』
『いえ、5日後の4月3日の土曜日からです』

「え? 5日後ですか?」」
「はい、まだ水が来ていないので姫鶴荘がオープンしていないんです」

『じゃあ、ここには泊まれないんでしょうか?』
『どこかに泊まれるのは泊まれるかもしれませんが、トイレが無いですよ』

『トイレが無い・・・そうですかぁ、ありがとうございます』

トイレが無いのは致命的です。



近くにトイレを貸してくれるところは・・・と聞こうとしてやめました。
今回の旅は徳島に勝ったことでもう十分。
四国一周ができただけでも満足しないとね。


しかし、まさか最後にこんな大どんでん返しが待っていようとは。

今まではしゃいでいた嫁が急に静かになりました。



「せっかくここまで来たんだし、マグカップを買おうよ、何色が良い?」


「う~ん 黄色」
「俺は黒にする」


今回の旅で自分たちのために買ったモノはこれだけ。
カルスト珈琲だけでも開いてて良かった。


誰もいない「天空への道」
一度やってみたかったらしい嫁(笑)
嫁が少し元気になった。


泊まれない以上、降りるのは少しでも早いほうが安心、安全というもの。
移動です。

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2021.3.30(火曜日)天気 晴れ 検温 36℃




「道の駅 ゆすはら」で朝を迎えました。


晴れ渡った空にノスタルジックな水車小屋。
朝の散歩中に出会った景色は旅先ならではのもの。
いよいよこの日が旅の最終日、今日一日を思いっきり精力的に楽しむつもりです(笑)

  
AM9時10分 『道の駅ゆすはら』を出発!
宇和島城に向かって出発!
         
1010分 「宇和島城」到着



ここから天守閣へと歩きます。


かなりハード。
車ではいけないので歩きです。
今回の旅では初めての階段かも(笑)


天守閣に着いた時は汗びっしょり。
でも達成感はありました。


ここから「宇和島市営闘牛場」へ。

                        
AM11時50分 「宇和島市営闘牛場」 到着。



スタッフさんに許可をもらって中に入り、撮影しました。
ここで牛が死闘を繰り広げるんですね。
初めて観た「闘牛場」の雰囲気に圧倒されました。


ここで仲間からの情報。
すぐ近くに 「遊子水荷浦の段畑」があるようです。
とにかく行ってみましょう。
走ること約30分!

                             
13時「遊子水荷浦の段畑(ゆすみずがうらのだんばた)」に到着。

(だんだん屋)さん。


だんだん屋のお姉さんに道順を聞くと1周が20分ほど。
みかんの木が観える場所がビュースポットらしいので登ることにしました。


嫁は花を植えると思っていたようですが、植えるのは一年中ジャガイモだけ。


基本、自分の家で食べる分だけとのことです。



それにしても勾配が急すぎて高所恐怖症の私にはとてもこんな場所で仕事は無理。


立ち上がった時に(フラっと)とかはならないんでしょうか?

(画像は段畑 HPより)


考えただけで腰が引けそうになります。


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13時40分 大洲城に移動です。

15時30分
この旅最後の観光地 大洲城到着!


旅を重ねると旅の醍醐味という味を知ります。
これがまたクセになる味なんですよ(笑)



『刺激物はなるべく避けて味付けは薄くしてください』
と病院の先生に言われます。



分かっています。
身体には薄味が一番。
分かっていますって!
でもそれだけじゃあ、何か物足りないんですよ。
ワサビや胡椒が欲しくなるんです。
醤油やソースを足してしまうんです。
それが自分たちの旅の味になっていくんですよ。



例えば今回の旅。
何年か後に思い出した時、
その『キーワード』はたくさんあります。



『ほらほらあの旅、薬を忘れて翌朝病院に行った旅があったの覚えてる?』
『そうそう、そういえば待合室にカフェがあって、無料券をもらったっけ』
『あの無料券まだ持ってる?』

『電気屋を何軒も回ったりしたよね。』
『なかなか無くて焦ってね』

『最後に四国カルスト行ったの・・覚えてる?』
『もちろん、狭い道を苦労して上まで行ったらまだキャンプ場がオープンしてなくてね!』
『そうそう、唖然としたよね』

これで分かります。
お互いが楽しく思い出せるからツマミがなくても一晩中酒が飲めます(笑)

四国カルストから帰る車中。
嫁が言いました。

『3回目があるやん』

そうです、今年10月23日。
アウェー徳島戦があります。
もう一度四国カルストに行けるんです。

今回、目的を達していたらもう行かなかったかもしれない場所です。
でも2度目のアクシデントがあったおかげで3度目の可能性がでてきたんです。

(2020年 撮影 四国カルスト)


『万事塞翁が馬』
いつ幸せが不幸に、不幸が幸せに転じるかわかりません。
要はその人の捕らえかたしだいです。

『2度あることは3度』のことわざがあるようにまたまたアクシデントが待っているのでしょうか?
それとも「3度目の正直」となるのでしょうか?

全ては旅の神様の気分しだい。

だから・・・

『旅は面白いんです』

(総走行距離  1,015.5km)



最後に。
ポカリスエットスタジアムでお会いした皆さん、改めてお礼を申し上げます。

『ありがとうございました』

「2021 自走車中泊遠征夫婦旅」・・・ 完結です。





























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2021 自走車中泊遠征夫婦旅・徳島戦(5泊6日)珍道中(その3)ルヴァンカップ徳島戦 ・長沢決勝弾 1-0 大分勝利!

2021-04-02 16:23:23 | 2021 自走車中泊遠征夫婦旅・徳島戦
2021年3月27日(土曜日) 天気 晴れ
今日はルヴァンカップ徳島戦。

徳島のマスコット・ヴォルタくんの胸にあるのは?



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決戦の日

朝5時に起き、5時半には高速に乗り『津田の松原SA』で休憩。
ここで朝ご飯を食べレプユニに着替えて準備完了。

7時40分。
少し遅くなってしまったが眉山に向けて出発。
少し迷ったものの眉山到着が9時。


桜が満開で試合の前に心を落ち着かせるには絶好のロケーションです。


眼下に街並みを眺めながら戦闘服でパチリ。




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9時40分 
「阿波踊り会館到着!」

ここは眉山へのロープウェイがあるところ。


自分では上手く踊れている、と思っていたのですが・・・下手すぎてショック(笑)


本場の阿波踊りが見たかったのですが11時からとのこと。
試合に間に合わないので断念しました。



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11時前。
「ポカリスエットスタジアム到着」      


待機列にはあまり荷物はありません。
今日のトリサポは5~60人でしょうか?


アウェーに行くとこういうちょっとしたことがすごく嬉しいものです。
特に今はコロナ禍で「自分が行くことで迷惑じゃないのか?」という気持ちが心のどこかに少なからずあります。
歓迎されているという「拠り所」ができてホッとしました。
徳島さんに感謝!


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本日最初の「仲間を発見」
(顔出しはご両親に許可済みです)


かわいい~~!!
笑顔がもう~天使ちゃん。


嫁「私が抱っこしても良い?」

そんな事を言うから天使ちゃんが「だれ?」って固まったじゃん(笑)


ほら! 笑顔が消えたし(笑)
泣き出しそうだし・・・。


だ・か・ら 嫌がってるから(笑)



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待機列に荷物を置きスタグルへ。

ホームでもなかなかお会いできないご夫婦。
トリニータのカゴが活躍しています。


4人でパチリ。

          
「すだちくん」


徳島はすだち、大分はかぼす。
そうか今日は「すだちvsかぼす」の戦いでもあるんだね。


このポカリスエットスタジアムに来るのは何回目になるんだろう?


今日のスタグルは嫁の提案で「徳島ラーメン」
美味しかったです。
ごちそうさまでした。


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12時開門。

                
「ヴォルタくん・ティスちゃん」

2人は徳島のマスコットです。

警備の方と挨拶しているのは「ティスちゃん」 女の子。
とっても礼儀正しいのです。


そんな2人が大分のアウェー席まで来てくれました。
「いらっしゃい」


あれあれ?
ヴォルタくんとティスちゃんがなにか持っています。
何でしょう?


分かった!
右手に持っているのが「ニータン」で左手に持っているのが「リッジー」だ!

正解かな?


おっと!
ヴォルタくんが逆立ちを始めたぞ。


チョット待ってね。
今がシャッターチャンスだから!
4人で「ハイチーズ!」 


あれ?
ヴォルタくんの尻尾に何か書いてある。
なんだ?
「ルヴァンカップ」
う~ん さすが!



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トリニータが無ければ絶対に出逢うことのなかった仲間たち。


アウェーでしか逢うことのできない仲間たち。


私はサポーターだから、試合に勝つことはもちろん第一だけど、それと同じくらい仲間と逢うことは大事なこと。


いつもSNSで会話はするけど、どうしてももどかしさはあります。


今はコロナ禍でリモートが主流ですが、


いくらSNSが浸透していったとしても実際に顔を見て話すことの大事さは変わらないと思っています。


まぁ私が昭和世代だからかもしれませんが・・・


これが平成や令和生まれの人だったらまた違った考え方なのかもしれませんね。



ホームで逢ってる仲間でもなかなか同じ場所で応援できる機会は少ないもの。


アウェーならでは、ですね。


あれ? 
一番最初に会った子どもたちも近くの席です(笑)


「ヒロボーさん、一緒に写真を撮ろう」
なんて嬉しいことを!


オオ~ッと!
近すぎ、近すぎ(笑)


あ、そうそう「習字の作品が新聞に載ったって聞いたよ」

「凄いね おめでとうございます!」
これからもがんばれ~!



榎社長を発見しました!
「お疲れさまです」


嫁のゲーフラ。


試合後に来てくれた仲間の皆さん。


本当に出逢えて嬉しかったです。
きっと、またどこかのスタジアムでお逢いしましょう!



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さて、選手が挨拶に出てきました。
高木。


ポープ。


北斗。


ヤマト。


小出。


新太。


成豪。


レイ。


長谷川。




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試合開始。

風の関係でエンドを変えた大分。


開始5分。
クロちゃんがゴール前にクロス


巻いたボールは相手DFのミスを誘い、予測していた長沢の前に。


長沢がボレーシュートを決め大分1点のリード。


長沢を祝福する新太。


ゴールを決めた時間が早いのか、アウェーということで遠慮しているのか、いつもの爆発的な喜びはない。


これで大分 1-0 1点のリード。


コイントスによるエンドチェンジが見事にハマったゴールだった


33分にもクロちゃんのクロスから長沢がボレーを狙ったが惜しくもミートとはならなかった。


早い時間の得点だったので追加点がほしかったが大分1点のリードのまま時間だけが過ぎていく。


5バックで守る大分に対して攻撃を仕掛ける徳島。


しかし最後のところでゴールを割らせないしぶとさ、我慢こそが大分らしいところ。














徳島の攻撃を食い止め前半を1-0と大分1点のリードで折り返す。



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後半開始。


風下に立たされた大分。


鳴門特有の風は相手にとって慣れたもの。


しかし大分も後半ロングボールを増やした徳島に対しスペースを消して跳ね返す。


私達のゴール前にいるのは守護神・高木。


その高木が止める!


もちろん高木だけではない。
ヤマトが


トニーが


小出が


タカザワが羽田が


三竿が


全員で徳島にゴールを割らせなかった。


勝った瞬間の片野坂監督。
勝った喜びよりも逃げ切った安堵のほうが大きいように感じた。


観ている私達も疲れたがプレーをしている選手の疲れは想像を絶する。


それでもカップ戦とはいえ連敗を止めた。
無失点で勝つことができた。
これが大きい。


そして何よりも高木の喜ぶ顔が最高に良かった。


もちろん長沢の顔も!


私の席は真ん中の一番前だった。
後方からはリズムに乗った太鼓の音。
前方にはど迫力の選手たちの走る音や息づかい。
まるでここまで汗が飛んできそうな錯覚さえ覚えた。

ホームとはまた違ったアウェーで見るトリニータの選手たち。

本来なら大分よりの使者を大声で歌うのだが今はコロナ禍で歌えない。
それでも太鼓に合わせて心の中で歌う「大分よりの使者」
今季初めて見た勝利。

これをドームで味わいたい。

選手も初めての選手が多くて何をどうしていいのか戸惑っている様子。

初めてづくしのアウェーでの勝利!
「勝てて良かった」と心から思った。


(その4)に続きます











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2021 自走車中泊遠征夫婦旅・徳島戦(5泊6日)珍道中(その2)香川・3,333匹の金魚が泳ぐソラキンへ

2021-04-01 16:03:31 | 2021 自走車中泊遠征夫婦旅・徳島戦
2021年3月26日(金)天気 晴れ
香川県三豊市三野町にある「道の駅 ふれあいパーク みの」
四国最大級の道の駅です。


AM6時30分起床。
体温 36.2度


車中泊スポットの桜は満開です。
天然温泉のオープンは10時。
それまでは『ボッチさくら見』です。


去年は毎年行われていた臼杵のさくら祭りが中止になり、今年こそは!と思われた祭りもまた中止。
毎年、普通に見ることができたモノが見れないって寂しいものですね。


ここは『道の駅』
車中泊をさせていただいたお礼、というわけではないのですが、感謝の気持ちもあって買い物をしたいと思います。

聞くと車中泊をする人には2種類あるそうです。
一つは他のお客さんの邪魔にならないように朝早い時間に出発をする人。
もう一つは「一宿一飯の恩義」を込めて、お店が開くまで待ってそこにお金を落とす人。

私たちは後者を心掛けています。



AM10時 「いやだに天然温泉」オープンです。
明日の徳島戦にスタメンで出ることを信じて「13番」



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さて天然温泉に入ったし、『ここから観光だぁ』とはなりません。
まずは忘れた薬の調達です。
これは仲間のサポさんが教えてくれました。
「お薬手帳」があれば薬を病院でいただけるようです。
仲間のサポさん、ありがとうございました。

まずは病院探し。
一番近いのはここから9分の場所。

現在11時半。時間は12時まで。
なんだか忙しい(笑)
いつも行き当たりばったりです(笑)

それが楽しいのですから困ったものです(笑)
時間内に病院へ到着。

受付を済ませ周りを見ると、なんと待合室に「カフェ」があります。
え? カフェ?

本格的にコーヒー豆をひいて作る(当たり前だけど)珈琲店?
さらにソフトクリームも売っているようです。



そういえば玄関を入って正面に池があって水が流れていたような・・


もっと驚いたのが診察が終わり会計を済ませると、先程のカフェの無料券を受付でいただいたこと。
じゃあ、もし次にこちらに来た時に病気じゃなくてコーヒーだけを飲みに来れるって事?

そんなんありなの?

私が知ってるのは大分の県立病院とか医療センターの待合室。
椅子だけが置いてあって殺風景だけど、病院ってそんなモノだと思っていたから今まで何も感じなかったけど・・正直驚きました。

香川県では当たり前のことなのかなぁ?

私が知らないだけで大分県でもどこかにあるのかも。

まぁ、こんな驚きがあるから旅の「寄り道」は面白いんです。
わざと忘れ物をしたわけではないけど、忘れ物から繋がるさまざまな発見だってあるんだよ、と嫁にひとこと(言ってみたい)(笑)



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もうすぐ13時。
そういえばお昼ごはんがまだでした。
香川県とくればやっぱりうどん。
どこに行こうかなぁ。
近くに讃岐うどんの有名なところがあったっけ。

そうそう! ここここ!
善通寺宮川製麺所のうどん!
駐車場がメッチャ広い。

シンプルイズベスト!

これは美味しかった。


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お腹もふくれたところでバッテリーチャージャーを買いに「K'sデンキ丸亀店」さんへ。

おっと、その前に竹内 彬さんのいるカマタマーレ讃岐のスタジアムがあるではないか!


アキラさんと偶然出逢わないかなぁ。
まぁ、そんな奇跡が起こるわけないよね。


ということで、K'sデンキ丸亀店さんへ。
が、お目当てのCanonのバッテリーチャージャーがありません。
訪ねた女性スタッフの方が讃岐サポさんではないものの、アキラさんが大分トリニータから来た、ということを知っていてビックリ。
これも何かの縁なので『K'sデンキのアプリ』をスマホに入れ、会員登録終了。
ネット環境が悪いのでここでかなりの時間ロス。

どこか他のお店に無いか尋ねるとここから車で1時間ほど行った「K'sデンキ高松本店」にあるとのこと。
今日必ず行くので、と取り置きをお願いしてレッツゴー!

この時点ですでに15時を回りました。
今日は観光無しで終わりかも・・・(涙)

いやいや、嫁は旅の前にちゃんと調べていました(笑)



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「3,333匹の金魚が泳ぐソラキン」

「ここから10分ほど走ったら『ソラキン』があるよ」
「ソラキン?なんじゃそれは!」

「空飛ぶ金魚」のことかと思いましたが・・・どうも違うっぽい(笑)
イメージとしては金魚の芸術らしいが・・それも違うような。

とにかく「3333匹の金魚を見てみたい!」

では行ってみましょう!

2020年3月20日にゴールドタワーがリニューアルオープン。
高さ158mあり、最上階の5階は127m。

下から見るとすごい迫力です。


入場料
大人(中学生以上) 1,200円
小人(1歳〜小学生)  800円


写真撮影とブログ掲載の許可を頂いて中に入ります。


もうここからすでにワクワクしてきますね。


まだ入り口ではないんですよ(笑)


ハイ、ここからが入り口です。


中に入るとまた入り口です(笑)


さらに中に入るとプロジェクションマッピングの部屋になっています。


ここからエレベータに乗り、一気に最上階(127m)まで登っていきます。


「天空の煌めき(宇宙)」と名付けられた天空5階フロア。
ゴールドタワーの最上階です。
              
「宇宙金魚水槽」



華麗に宇宙を舞う金魚。


        
「ソラキン水槽」

この名称が本当の呼び名のようですが私は勝手に「空飛ぶ金魚」と命名しました。
まぁ、どこかの動物園のパクリなんですけどね(笑)


窓自体が金魚鉢になっているのでまるで金魚が空を飛んでいるように見えます。


こちらは金魚・鏡・ミラーボールで演出された万華鏡をイメージした異空間です。


アクアリウムの「UWS ENTERTAINMENT」とミラーボールの「ミラーボーラーズ」、日本を代表する2つのクリエイター集団がゴールドタワーの「ソラキン」でコラボレーションした作品となっているようです。


「ムーンフラワー アクアウォーク」
季節により変化する花々と月と熱帯魚。


夕暮れ時には瀬戸内海に沈む夕日が見える絶景ゾーンです。



「空中瀬戸内ラグーン」



瀬戸大橋を優雅に飛ぶカクレミノたち。
ここでしか見ることのできない景色です。


「愛の球体」



地球を半分にし、熱帯魚代表の「シクリッド」と「プラティー」で愛をデザインしたもの。



16時までユックリして移動すること約1時間。
17時「K's電気高松本店」さんへ到着。

あれこれあったトラブルもここで解決。
薬も1週間分いただいたし、一眼カメラとGoProのバッテリーチャージャーは買えたし、めでたしめでたし。

ほぼ1日半潰して嫁には悪いことをしたけど、これで一件落着。
あとは明日の徳島vs大分戦に来る仲間と会って、元気な顔を見て試合に勝ち、最高の気分で四国カルストに行って満天の星を楽しむだけ。
いろいろあったけど楽しい旅だったねって思うよ、きっと。

でも、でも・・・

旅の神様はイタズラが大好き!

まさか最後の最後に大どんでん返しが待っているとは、この時は夢にも思わなかった2人でした。(笑)

(その3)に続きます。





















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2021 自走車中泊遠征夫婦旅・徳島戦(5泊6日)珍道中(その1)愛媛県・下灘駅から香川県・父母ヶ浜へ

2021-03-31 19:55:13 | 2021 自走車中泊遠征夫婦旅・徳島戦
『アクシデントこそが旅の醍醐味』
計画通りに行く旅のなんと味気ないことか!


おお!なんと前向きな言葉でしょう!
そうなんです、旅にアクシデントはつきもの。
要はそのアクシデントをいかに楽しみ、どのように対処していったかという過程こそが大事なのであって、そのアクシデントそのものを責めてはいけない、と私は強く思うのです(笑)

アクシデントという名前の調味料を加え、自分だけの味付けをしてこそ旅の真髄が味わえるというものではないでしょうか!

と、まぁここまで力説すると、勘の良い方は『ははぁ、これはヒロボーさん何かしでかしたな?』と思うかもしれませんが・・・トホホ・・・はい、そのとおりです(笑)

いったい何をやらかしたのでしょうか(笑)

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『自走車中泊・徳島遠征(5泊6日)珍道中(その1)愛媛県・下灘駅から香川県・父母ヶ浜へ』
  
    
2021年3月25日(木) 天気 晴れ 体温36.0℃ 体調良好。

AM7時に自宅を出発し、佐賀関からフェリーに乗り、四国に無事上陸。
いつものジャコテンを買い、いつもの風車を見ながら、海に近い駅で知られている愛媛県・下灘駅に到着したのがAM11時。
                          
「愛媛県伊予市 観光地として有名な無人駅 下灘駅」 




『一度は降りてみたい!日本の美しい無人駅BEST3』に選ばれたこともあるJR下灘駅。



訪れる人が多いと覚悟して行ったのですが、この日は平日とあって観光客はまばらでした。


映画のロケ地としても有名です。
1977年、映画『男はつらいよ 寅次郎と殿様』の冒頭で寅さんが夢から目覚めた場所が、下灘駅のベンチ。



さらに2006年にドラマ『HERO特別編』
2017年にはドラマ『リバース』のロケ地に使われています。

海を背景にポツンと佇むホーム。
まさにフォトジェニックの世界です。


この駅が全国的に有名になったのは、JRの『青春18きっぷ』のポスター。
1998年から3年連続で、下灘駅の様々な風景を切り取った写真が使われました。

2000年の『青春18きっぷ』のキャッチコピーは
                      
「前略、僕は日本のどこかにいます」



いやぁ、胸キュンですね。


私達の旅もここまでは順調そのもの。
久しぶりの旅を満喫しながら嫁との会話も弾みます。

嫁がここだけはどうしても行きたいと言っていた次の観光地『香川県の父母ヶ浜』を目指します。

その途中、五色姫浜公園で昼ごはんを食べるために休憩。


ここで今まで使ったGoPro(ゴープロ・アクションカメラの事)のバッテリーを充電しょうとして、バッグが無いことに気がつきました。

2日前から何度も何度も確認し、出発前夜も出発当日も中身を全部出して確認したバッグ。
なんで無いの?と頭は軽くパニック状態です。
『無いの? 忘れたの? どこに? 何が入っていたの?』と嫁もパニック。

バッグの中身は分かっています。
何十年も飲んでる3種類の薬と最近飲み始めた2種類の薬の合計5種類の薬。
遠征の数日前、かかりつけのお医者さんに『旅に出るので、何かあると困るから』と無理を言って1ヶ月分いただいたばかり。

それと一眼レフ(Canon)のバッテリーチャージャー2個。
さらにGoProのバッテリーチャージャー1個(3個同時に充電可)
四国カルストの星空を撮るための三脚。
スマホの中の動画や写真を自動で転送してくれる「Qubii」
さらにタオマフ、手袋もろもろ。

ひと言で言うと今回の遠征に行くために新しく買ったモノ全部を入れたバッグ一式をどうも家の外に忘れた…らしいのです。
(結論から言うと積み忘れた状態のままありました(笑))

この中で致命的なのが薬。
今まで何十年と飲んできた薬なので飲まないとどんな影響が体に出るのか自分でもよくわかりません。
一瞬、自宅まで帰ろうか、と思いましたがここは愛媛県。

どうしょう?と途方にくれましたが、(クヨクヨ考えても仕方がない。とりあえずこんな時は昼メシを食べてから考えよう)とまずはジャコテンをパンで挟んで、熱いコーヒーを飲んで頭を落ち着かせます。


あー!ジャコテンサンドの美味いこと(やけくそではありません)


その間、嫁は仲間に連絡をして情報収集。
「薬の名前は全国共通。『お薬手帳』があれば大丈夫、いつもと同じ薬を出してくれるって」
と、仲間が調べてくれました。
持つべきものは仲間の皆さん。
ありがとうございます。

「あ~良かった!『お薬手帳』があればなんとかなりそうやし、とりあえず今日は一眼レフとGoProのバッテリーチャージャーの確保やな、試合の写真も四国カルストの星空も撮れんしな』

ということで、観光を後回しにして家電量販店をナビで探します。
おお!エディオンがたくさん出てくるやん。
幸い近くにあるようだし、まずはそこに行こう。

で、走ること15分。
あるにはありましたがエディオンの個人商店さん。
店に入らず、違う場所を探します。
再び走ること10分。
ここもエディオンの個人商店さん。

ダメだこりゃ!
この日はもうやめ!
薬もバッテリーチャージャーも明日に延期です(笑)


南米ボリビアの天空の鏡とも呼ばれる「ウユニ塩湖」のような写真が 撮れると話題の香川県三豊市の父母ヶ浜(ちちぶがはま)を目指します。

一般道で約3時間半。
当然、高速に乗って『香川県三豊市の父母ヶ浜』へGO!

14時20分。
石鎚山PAで休憩。
16時10分。           
『香川県・父母ヶ浜』 
に到着。
夕日に間に合いました。


なんと、広ーい無料駐車場に臨時トイレまでありました。


凄い!優しい!太っ腹!



砂浜自体が広いので人が少なく感じますが、見たところ5~60人ほどでしょうか?



意外と少なく感じましたがそれでも観光客の数は時間を追うごとに多くなります。


若いカップルからシニアカップル。


Instagram(インスタ)女子にTikTok(チィックトック)女子。


その中で頑張る嫁(笑)


理解不能なポーズをアレコレ!





皆さん『映え』を目指してアレコレとポーズをとっているのが分かります。



私も撮り方がだんだん分かってきました。

太陽を捕まえることもできます(笑)



これは知る人ぞ知るドラゴンボール・悟空の「元気玉!」
(少し目を細くして遠ざけるとそれっぽく・・・(笑))



「太陽と波で創る宝石の輝き!」



「未来へジャ~ンプ!」


「手のひらに太陽を!」


私も挑戦!

「沈む夕日をキャッチ!」



気づけば周りにはたくさんの人。

『すいませーん、写真撮ってもらって良いですか?』とカップルにお願いされると、
『どんな感じに撮りましょうか?例えば私たちはこんな感じで・・・おほほほほほ』とスマホを見せ
『わぁ! 凄いですね』の言葉に調子に乗る嫁(笑)


『他にもこ~んな撮り方もあるんですよ、おホホのホ』
『あの〜、普通で・・・お願いします』
そりぁ、そうだろうね(笑)



到着から2時間。


たっぷり楽しみました。


真っ赤に染まりゆく父母ヶ浜の夕暮れ。


沈む直前、夕日は周りの赤さを一段と増します。
海面に映し出される光は「黄色」から「オレンジ」へとその色を変えます。



夕日自身も黄色からオレンジへ!



そして・・・ゆっくりとその姿を消します。




大好きなこの瞬間。
そう、昼でも夜でもない壊れそうな儚さを持った瞬間、マジックアワー!



やがて・・淡いサクラ色が父母ヶ浜を包み込みます。
この日の最後の贈り物。



さぁ移動です。

ここからこの日の車中泊スポットへ。

続きます!
























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