昭和電工ドーム大分、 開門前。
『あと10分で開門します。お客様を最高の笑顔で迎えましょう』
ドームスタッフに向けてのアナウンスが聞こえてきた。
(スタッフの皆さん ありがとうございます)
今日はローソンでトリニータおにぎりを買って入場。
(これ美味しい)
本日の名古屋戦。
普段なら絶対に行くことのないビジター側のトリニータシートに行くことにした。
大分ゴール裏の景色がどんな風に観えるのだろうか?
楽しみで仕方がない。
西口から入ってすぐ、コンコースにある選手のぼり旗が壮観だった。
いつもはG裏から観る大型ビジョン。
近くてあまりにもでかい。
ビジター側の私達に挨拶する高木とムン。
5000人限定の試合ならではの光景だ。
目の前には元トリニータの武田選手と
金崎選手(ムウ)の姿。
久しぶり。
ビジター側から観たトリニータゴール裏。
いつもいる場所を反対側から観る。
なんだか不思議な気持ちだった。
さて5試合を消化して未だ無敗で4位の名古屋。
前節ガンバに敗け10位となりなんとしても連敗は避けたい大分。
開始とともに名古屋がプレスをかけてくる。
本来は大分の得意とするところだがこの日はロングボールを多用する。
作戦なのか?
前半、22分前田が負傷し島川と交代。
31分名古屋 吉田選手に先制された。
ドームにはリモートではあるが選手を鼓舞するトリニータコール!
声を出して背中を押せないもどかしさは如何ともしがたい。
無言で状況を眺めることがこんなにも苦痛に感じるとは。
それでもこの場所に来れるだけでも幸せなのだ、来れない仲間に比べたらそんな事は贅沢なのだ。
後半に入って48分 丸山選手、73分 米本選手に2点目3点目を決められた。
下を向く選手に心の中で叫ぶ。
「頑張れ! 負けるな!」
ラスト10分。
ゴールが遠い。
せめて1点。
意地で返してくれ!
ミドルを打ってくれ。
感情がぐだぐだになっていくのが分かる。
試合終了 0ー3。
敗けた。
ガンバと名古屋に破れ2連敗。
ターンオーバーを余儀なくされるタイトなスケジュールの中では層の薄いクラブはどうしても厳しい。
その中でも特に代わりがいないのが鉄人のり。
どこかで割り切って変えるのだろうか。
心配は尽きない。
今季は降格がなくなったんだから若手をどんどん使って経験を積ませ、来季に向けて備えれば良い。
一喜一憂する必要はないよ、と再開前にいろいろな人から聞いた言葉。
そういう考えもあるのだろうがそれでも負けると寝れない。
目を閉じると相手のゴールシーンが目の前をチラついて、悔しくて寝れないのだ。
普段ならそれでも朝方ウトウトするのだが、昨晩は前田の怪我が心配でさらに目が冴えた。
前田のインスタを観ると
『僕は大丈夫です。今よりパワーアップして戻ってきます』とある。
さらにTwitterでは
『心配してくださった方々ありがとうございます!僕は大丈夫です!
またパワーアップして最高の状態で戻ってきます!」
『今日は悔しかったけど次は勝つ!チーム全員の力で』
と前向きに結んでいる。
しかし、DAZNを見る限り大丈夫といわれても心配で仕方がない。
今は軽症であることを祈るばかりだ…。
すぐに試合はやってくる。
落ち込むのはまだまだ。
さぁ切り替えよう!
次だよ次!
三竿選手 この日でJ1通算100試合出場達成おめでとうございます。
試合後、ムウ選手が挨拶に来てくれた。
「場内一周、ありがとうございます」
とまぁ、これで終わるつもりだったが、どこかで気分転換して「クスッ」と笑いたい。
ということで…実話を一つ。
///////////////
『ピッポ・ポポポン ピッポ・ポポポン!・・・』
午後4時。
枕元のスマホが鳴る。
(だれ? 気持ちよく昼寝していたのに)
『たいへんな事が起こってるから!早く降りて来て〜!』
切羽詰まった嫁の声がスマホの向こうから聞こえてくる。
『分かった、分かった! ちょっと待って』
寝起きの頭では事態が把握できない、ひとまず深呼吸して心を落ち着かせ階段を降りる。
『ハァ、ハァ、ハァ・・』
肩で息をしている嫁。
『どうしたん?』
『なんですぐに来てくれんかったん! 遅いわ! やっつけた後よ! 見て!』
左手にリモコン、右手に木ヅチを持ったオニ…ではなくヨメの声が部屋中に響く。
『やっつけた? これ? あー、リモコンで押さえて木ヅチでドンか』
そこには大きなムカデが息絶えていた。
『ハァ!? なに呑気なことを言ってるん! この大きなムカデが足元を這ってたんよ、刺されたら大変やったんよ! もし孫たちがいたら病院に行かないけんかったんよ!』
『え!? でも現実に刺されてないし…孫もいないし・・』
小声で反論する私の言葉が遮られた。
『貴方は私が強盗にあっても絶対に昼寝してるわ。それで手遅れになって私はこの世からいなくなるんよ。あなたは1人になって後悔する、きっとするよ! そうなっても知らんけんね!』
(いやいやチョット待て! 俺が2階で昼寝中にムカデが出た。
で、お前1人でそのムカデをやっつけた・・・それだけの事やん。
強盗ってなんなん? しかも手遅れって…と言いたかったけど…謝った(笑))
『ゴメン』
嫁は辻褄の合わない無茶な論理を展開することがある。
そして、私が悪者になりさえすればこの論理は99%平和に治まるものなのだ…たぶん。(笑)
by ヒロボー
「クスッ」と笑ったら切り替え、切り替え。
試合はすぐにやってくる。
頑張ろう 大分トリニータ!!
頑張ろう 大分12番!!
今節もわざわざビジター席までご挨拶いただきありがとうございました。
お気遣いいただいた皆さん、ありがとうございました。
最後に!
「前田選手の怪我が軽症でありますように!」
『あと10分で開門します。お客様を最高の笑顔で迎えましょう』
ドームスタッフに向けてのアナウンスが聞こえてきた。
(スタッフの皆さん ありがとうございます)
今日はローソンでトリニータおにぎりを買って入場。
(これ美味しい)
本日の名古屋戦。
普段なら絶対に行くことのないビジター側のトリニータシートに行くことにした。
大分ゴール裏の景色がどんな風に観えるのだろうか?
楽しみで仕方がない。
西口から入ってすぐ、コンコースにある選手のぼり旗が壮観だった。
いつもはG裏から観る大型ビジョン。
近くてあまりにもでかい。
ビジター側の私達に挨拶する高木とムン。
5000人限定の試合ならではの光景だ。
目の前には元トリニータの武田選手と
金崎選手(ムウ)の姿。
久しぶり。
ビジター側から観たトリニータゴール裏。
いつもいる場所を反対側から観る。
なんだか不思議な気持ちだった。
さて5試合を消化して未だ無敗で4位の名古屋。
前節ガンバに敗け10位となりなんとしても連敗は避けたい大分。
開始とともに名古屋がプレスをかけてくる。
本来は大分の得意とするところだがこの日はロングボールを多用する。
作戦なのか?
前半、22分前田が負傷し島川と交代。
31分名古屋 吉田選手に先制された。
ドームにはリモートではあるが選手を鼓舞するトリニータコール!
声を出して背中を押せないもどかしさは如何ともしがたい。
無言で状況を眺めることがこんなにも苦痛に感じるとは。
それでもこの場所に来れるだけでも幸せなのだ、来れない仲間に比べたらそんな事は贅沢なのだ。
後半に入って48分 丸山選手、73分 米本選手に2点目3点目を決められた。
下を向く選手に心の中で叫ぶ。
「頑張れ! 負けるな!」
ラスト10分。
ゴールが遠い。
せめて1点。
意地で返してくれ!
ミドルを打ってくれ。
感情がぐだぐだになっていくのが分かる。
試合終了 0ー3。
敗けた。
ガンバと名古屋に破れ2連敗。
ターンオーバーを余儀なくされるタイトなスケジュールの中では層の薄いクラブはどうしても厳しい。
その中でも特に代わりがいないのが鉄人のり。
どこかで割り切って変えるのだろうか。
心配は尽きない。
今季は降格がなくなったんだから若手をどんどん使って経験を積ませ、来季に向けて備えれば良い。
一喜一憂する必要はないよ、と再開前にいろいろな人から聞いた言葉。
そういう考えもあるのだろうがそれでも負けると寝れない。
目を閉じると相手のゴールシーンが目の前をチラついて、悔しくて寝れないのだ。
普段ならそれでも朝方ウトウトするのだが、昨晩は前田の怪我が心配でさらに目が冴えた。
前田のインスタを観ると
『僕は大丈夫です。今よりパワーアップして戻ってきます』とある。
さらにTwitterでは
『心配してくださった方々ありがとうございます!僕は大丈夫です!
またパワーアップして最高の状態で戻ってきます!」
『今日は悔しかったけど次は勝つ!チーム全員の力で』
と前向きに結んでいる。
しかし、DAZNを見る限り大丈夫といわれても心配で仕方がない。
今は軽症であることを祈るばかりだ…。
すぐに試合はやってくる。
落ち込むのはまだまだ。
さぁ切り替えよう!
次だよ次!
三竿選手 この日でJ1通算100試合出場達成おめでとうございます。
試合後、ムウ選手が挨拶に来てくれた。
「場内一周、ありがとうございます」
とまぁ、これで終わるつもりだったが、どこかで気分転換して「クスッ」と笑いたい。
ということで…実話を一つ。
///////////////
『ピッポ・ポポポン ピッポ・ポポポン!・・・』
午後4時。
枕元のスマホが鳴る。
(だれ? 気持ちよく昼寝していたのに)
『たいへんな事が起こってるから!早く降りて来て〜!』
切羽詰まった嫁の声がスマホの向こうから聞こえてくる。
『分かった、分かった! ちょっと待って』
寝起きの頭では事態が把握できない、ひとまず深呼吸して心を落ち着かせ階段を降りる。
『ハァ、ハァ、ハァ・・』
肩で息をしている嫁。
『どうしたん?』
『なんですぐに来てくれんかったん! 遅いわ! やっつけた後よ! 見て!』
左手にリモコン、右手に木ヅチを持ったオニ…ではなくヨメの声が部屋中に響く。
『やっつけた? これ? あー、リモコンで押さえて木ヅチでドンか』
そこには大きなムカデが息絶えていた。
『ハァ!? なに呑気なことを言ってるん! この大きなムカデが足元を這ってたんよ、刺されたら大変やったんよ! もし孫たちがいたら病院に行かないけんかったんよ!』
『え!? でも現実に刺されてないし…孫もいないし・・』
小声で反論する私の言葉が遮られた。
『貴方は私が強盗にあっても絶対に昼寝してるわ。それで手遅れになって私はこの世からいなくなるんよ。あなたは1人になって後悔する、きっとするよ! そうなっても知らんけんね!』
(いやいやチョット待て! 俺が2階で昼寝中にムカデが出た。
で、お前1人でそのムカデをやっつけた・・・それだけの事やん。
強盗ってなんなん? しかも手遅れって…と言いたかったけど…謝った(笑))
『ゴメン』
嫁は辻褄の合わない無茶な論理を展開することがある。
そして、私が悪者になりさえすればこの論理は99%平和に治まるものなのだ…たぶん。(笑)
by ヒロボー
「クスッ」と笑ったら切り替え、切り替え。
試合はすぐにやってくる。
頑張ろう 大分トリニータ!!
頑張ろう 大分12番!!
今節もわざわざビジター席までご挨拶いただきありがとうございました。
お気遣いいただいた皆さん、ありがとうございました。
最後に!
「前田選手の怪我が軽症でありますように!」