
2007年11月15日、当社の役員の父親が急逝し、長野県佐久市で行われた葬儀に参列した。快晴で暖かく、頂きを新雪で薄化粧した浅間山が美しかった。亡くなられたお父さんは今日がちょうど84歳の誕生日だったとのこと。式場には故人が農業の傍ら描いたというスケッチブックが置かれていた。墨絵の人物画などは、素人とは思えないほどすばらしいものであった。ほかにも短歌が趣味で、いくつかの賞も戴き、短歌の会の指導者的存在であったという。
仕事一途のわが社のY君であるが、この父親にもう少し似ていれば、仕事も人生の幅ももっと広がっていただろうと思うのだが・・・。
彼から、実家は八ヶ岳の麓と前から聞いていたので、すぐ近くに八ヶ岳が望める場所かと想像していたが、市内の葬儀場からは、遠くに山並みが霞んで見えるだけだった。かわりにというか、浅間山は圧倒的な存在感があった。
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