2009年5月10日(日)[1]、「火焔土器の国 5000年前のメッセージ」という企画展が新潟県立歴史博物館(長岡市)で開催されている。この3月、スイスのジュネーブ近郊の町へバイオマスによる地域暖房システムの視察に訪れた際、たまたまチップボイラーの炉の中でチップが燃えている写真を撮った。あとでその写真を見ると、肉眼では見えない炎の形が写っていた。それを見たときすぐ火焔土器のことが頭に浮かんだ。
今度もう一度じっくり火焔土器を見てみようと思っていた時に、ちょうどこの企画展が始まった。5000年前の縄文時代の人たちが、何のために何をイメージしてあの形を創作したのかはわからない。しかし、その土器を最初に発見した人が「火焔土器」と名付けた。
今までは言われてみれば確かに炎に似てるかなと思う程度であった。しかし炎が燃えている状況では炎そのものの形は実際にはよくわからない。その時の瞬間を止めてみて初めて具体的な形が見えてくる。今日改めて火焔土器を眺めてみたが、やはりこの形は炎がデザインのモチーフに違いないと実感じた。
〈5000年の時を経ても一級の芸術品である〉
〈火焔型土器にも多様な形と用途がある〉
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