2021年7月7日(水) 仕事での山行だが、若いスタッフから誘われたので思い切って同行することにした。 しかし、最近はコロナ禍もあって山にはほとんど出かけていない。 体力的には不安はあったが、こんなチャンスでもなければ火打山に出かけることは難しい。
会社を6日の5:30に出発、笹ヶ峰登山口から8:30に登りはじめた。 最初は緩やかで心地良いブナ林の中を登って行く。 その後12曲がりの急登が始まり、妙高山との分岐点である富士見平まで続く。 ここまで約3時間ちょっと、昼食をとりながら一休みする。
高谷池ヒュッテには13:30頃到着。 荷物を置いて天狗の庭へ、まだ残雪が残りハクサンコザクラやキヌガサソウ、コバイケイソウなどが咲く木道を行く。 明日は山頂まで登る予定だが、帰りのことを考えると天狗の庭までとした方が安全かも・・・。
結局、翌日は私だけ天狗の庭と山頂の中間あたりで引き返した。 下りのことを考えると山頂を皆と同時にスタートしたのでは到着の時間差ができすぎてしまう。今迄ならここまで来て引き返すなんて考えられなかったのに、残念ながら無理がきかない年齢になってしまった。 ただ、時間をかければ十分登れることが分かったのは救いだった。
今年中に鳥海山と至仏山へは行きたい。 何とか視力が確保できている間に。

〈笹ヶ峰登山口)

〈しばらくゆるい傾斜のブナ林の中を行く〉

〈12曲りを過ぎて尾根に出るとオオシラビソの林に変わる〉

〈5時間近くかかってようやく高谷池ヒュッテに到着〉

〈ヒュッテの前に広がる高谷池と湿地〉

〈残雪が残る天狗の庭〉


〈コバイケイソウと火打山〉

〈2,000m以上の天狗の庭にも二ホンジカがいた!〉