2008年12月16日、新潟では今の時期には珍しい快晴の1日だった。打ち合わせのために南魚沼市にある県の出先機関に行く途中、高速道路から雪をかぶった越後三山がよく見えた。車窓からちょうど今回の調査現場付近を通過する時をねらってシャッターを切った。その背後に駒ケ岳がくっきりとそびえている。
もう12月も中旬である。普通なら平地にも雪があって不思議はない頃た。しかし今年は…というより、今年も暖かく年末にスキー場は稼働できるのか危ぶまれる。
今日の打ち合わせで、もう一度現地に補足調査に入らなければならなくなったが、まだ今週は雪の心配がないので何とか調査ができる。山の調査はここまでくるといつ雪になるかで決まる。ここへ来ての降雪はもう根雪になることを覚悟しなければならない。発注時期がもう少し早ければと思うが、現場は今の時期の方が圧倒的に楽である。落葉後なので見通しはいいし、一度積雪があったために背丈の高い草本類は倒れてしまって歩きやすいし、かついでいく水の量も少なくてすむからだ。