goo blog サービス終了のお知らせ 

たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

大聖寺川の川舟

2008-05-18 07:20:28 | Weblog
5月17日(3)、大聖寺川は昔頻繁に氾濫して市街地に大きな被害を与えたらしい。その河道の改修が行われ直線的なバイパスが掘削されて、残された旧大聖寺川は親水エリアとして残された。そこに川舟を浮かべて観光客を楽しませているが、多くはボランティアが交代で支えている。このエリア内にある前田藩主の休憩所であった「長流亭」や「深田久弥 山の文化館」でも皆地元のボランティアが活躍している。この川舟の船頭さんから聞いたところによると、ヨシの刈り取り等の手入れや、水の浄化、堆積土砂の除去などやらなければならないことは多いが、県も予算がなく手がつけられないままで、維持管理もボランティアだけでは難しいという話であった。これだけボランティアが活発に活動している地域は、その継続性を担保する程度の自治体からの支援が必要だと思うが、今の時代はどこの自治体も経済的に厳しく、なかなか難しいのが実態のようだ。この地区は「大聖寺川ふるさとの川地区」として「いしかわ景観大賞」を受賞しているということであった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

九谷焼美術館

2008-05-18 07:05:32 | Weblog
5月17日(2)、加賀市の「古九谷の杜親水公園」内に県立九谷焼美術館がある。写真は美術館2階のテラスである。これを見れば、この建築設計者は象設計集団であることが一目瞭然である。トイレの洗面台も同様な張り方のタイルであったが、象にしてはおとなしい整然とした張り方のような気がした。公園全体も彼らの設計であるという。
ヨシの生い茂る沼に、V字型のトイが高台から何段かに連なって、多数設置されて沼に水を落としている。デザインとしては面白いかも知れないが、今いち必然性に欠ける気がする。直線的なV字型のトイの組み合わせも象設計集団にしては珍しい気がした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山中温泉のあやとり橋

2008-05-18 07:03:22 | Weblog

2008年5月17日(1)、山中温泉を流れる大聖寺川に、草月流三代目家元勅使河原宏がデザインした「あやとり橋」がある。両岸が両手となって、綾取りをしている状況をデザインしているという。構造計算をすると、このような太い鉄骨構造になってしまうのであろうが、恐らく勅使河原宏はもっと細いデザインを考えていたのではないだろうか?空中でS字を描くことにこだわればこうなってしまうが、直線であれば吊り橋と同じで、綾取りの糸のイメージに仕上げることは容易だったはずである。どうやら草月流的なモニュメントとしては単なる綾取りでなく、環境芸術としてのモニュメントを意識しすぎた結果のような気がする。ここまで自己主張する必要はなかったと思うのだが…。
 芸術家のデザインであっても、公共建造物の安全性確保のために定められた設計基準を遵守するとこうなる、という事例を見せられたような気もしないではない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たかが折紙、されど折紙

2008-05-18 06:49:02 | Weblog

2008年5月16日(2)、加賀百万石の伝統文化を生かした老舗の銘菓処が一同に会した「御菓子城加賀藩」のなかに、加賀藩の伝統工芸である九谷焼、輪島塗、山中塗、加賀友禅、金箔などを人間国宝が作った工芸作品を展示した「日本一の人間国宝王国・石川」と、5000種10万点が展示されている「折紙博物館」がある。
 写真は折紙博物館の展示作品の恐竜であるが、どう見ても1枚の紙から折られているとは考えられない。これを考えた人はとても人間業とは思えない。これもまさに人間国宝級である。恐竜の骨格標本の折紙もあり、「たかが折紙、されど折紙」である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本自動車博物館

2008-05-18 06:44:59 | Weblog

2008年5月16日(1)、今日は日本技術士会北陸支部総会が山中温泉で開催された。新潟県からの参加者は大型のバスに15名が乗車して新潟市を出発、金沢駅で富山、石川、福井の各県からの参加者17名と合流、途中ボトリングや製函・包装・洗浄などの自動システムの製造メーカーを視察後、石川県小松市にある日本自動車博物館に立ち寄った。
 いわゆるクラシックカーといわれる初期から戦後の高度成長のころまでの自動車が約500台展示されている。クラシックカーに興味のある人はたまらないのかもしれない。しかし、車にあまり興味のない人間にとっては、所狭しと車が並べてある様は、単なる中古車センターと変わらない。
 ただ、一部に昔の雰囲気のある背景とともに展示してあるコーナーはなかなか良かった。単に車を並べるだけでなく、車の数は少なくてもその時代背景とともに展示がしてあればもっと多くの人の興味をひくのではないだろうか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする