2007年5月12日、新潟市の中心市街地から日本海に出るには砂丘を越えて行かなければならない。市街地方面から砂丘に登りつく歩道がこの階段のある「どっぺり坂」である。この坂道の名前の由来は以下のとおりである。(以下「どっぺりドットコム」さんhttp://www.dopperi.com/index.htmのHPより)
実は「どっぺり」とは、ドイツ語の「ドッペルン」(二重)の意味から来ているのです。
その昔、どっぺり坂の上には旧制高等学校の学生寮(六花寮)があって、学生たちは、学校の授業をサボったり、あるいは夜な夜な古町へ遊びに行くときにこの坂を通ったのです。それで、遊びすぎると落第(ダブる)するよということから、「どっぺり坂」の名前は由来していると言われています。
この話にはさらに続きがあって、旧制高等学校の及第点は60点。どっぺり坂の段数はその及第点に1つ足りない59段なのです。
昔の職人さんたちは、こういった洒落た仕事をしていたのですね。