平尾台自然の郷野草勉強会

平尾台の自然と野草を見守り観察し
記録するボランティアのグループ。

平尾台自然の郷野草勉強会30年度第1回

2018-03-23 | 野草の観察

前日まで続いて雨が嘘のように上がり
柔らかな日差しが降り注いでいます。
お休みしていたお弁当屋さんも元気になられ美味しくて
安価な弁当を作って頂けるようになりました。
もしかしてと浄水場を回り台上へ、期待していた桜はまだ固い蕾です。
桜の下でのお弁当は叶いませんでしたが幸先の良い初日です。

第4金曜日は開花調査まだ花は少ないと思います。調査が終わり焼け焦げた大地に最初に咲く花
を探して焼野を歩きます。
ツクシショウジョウバカマ=コチョウショウジョウバカマ
と別名でしたが本名となったそうです。

真っ白の「コチョウショウジョウバカマ」撮影:森


花は開花期に雌蕊柱頭が先に顔を出し=雌性期先行型です。


自家受粉を嫌うはずですが、この様な自家受粉の現場を捉えることができました。



雌蕊の柱頭が赤い。これも珍しい姿です。(撮影:森隆)


スミレが沢山咲いていると思ったのですが

チシオスミレ(撮影:森隆)


チシオスミレ(撮影:桃坂)



コスミレ(撮影:桃坂)



ノジスミレ(吉田)



ナガバノタチツボスミレ(撮影:吉田)



アオイスミレ(撮影:吉田)


数は少なかったのですがこの時期に咲くスミレは確認できました。

ユリワサビ(撮影:吉松)



ユリワサビ(撮影:森隆)



ヤマアイ雄花(撮影:桃坂)



ヤマアイ雌花(撮影:桃坂)



ヤマアイ雄花(撮影:森隆)




ヒメウズ(撮影:桃坂)




ヒメウズ(撮影:森隆)




ヤマネコノメソウ(撮影:吉田)




オニシバリ(撮影:桃坂)




ヤドリギ
雌雄異株である
撮影したのは雌株でした。花被の中央に雌蕊が一個ある。

ヤドリギ(撮影:桃坂)




ヤドリギ(撮影:森)



フキノトウ(吉松)



ミチタネツケバナ(撮影:吉松)




タチイヌノフグリ(撮影:吉田)




フラサバソウ(撮影:桃坂)





スズシロソウ(撮影:森隆)





オオチャルメルソウ(撮影:吉田)



ヒサカキ(撮影:吉田)




オオチャルメルソウ(撮影:桃坂)



焼けだされた野に結構美しく花を咲かせていました。
皆さんそれぞれ個性あふれる写真をありがとうございました。
野焼きも順調だった事だし石灰岩地独特の可愛い花を
見せてくれることを期待しています。



真っ黒の大地も少しづつ色を変え始めていました。
久しぶり皆さんの元気な歓びの声を聴くことが出来て野の花たちも
喜んで今年もよろしくと言っているようでした。


次回は4月4日(水曜日)
次回まで年会費納入を受け付ける
そうです。よろしくお願いします。










 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 平尾台自然の郷野草勉強会30... | トップ | 平尾台自然の郷フォトクラブ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。