平尾台自然の郷野草勉強会

平尾台の自然と野草を見守り観察し
記録するボランティアのグループ。

2014年野草勉強会が始まりました。

2014-03-28 | 野草の観察

野焼きも延期が続きましたが無事に終わり、クロスカントリー・平尾台クリーン大作戦と春を告げる行事が
開催され賑わいを増してきました本日も好天で迎える事が出来ました。
久しぶりの再会に歓喜の声を挙げながら微笑が毀れます。さァ今年も野草調査から出発です。

下調べで



コショウノキ「ジンチョウゲ科」

ジンチョウゲより葉が長いのが特徴。(撮影:森)






セントウソウ「セリ科」

台上では見つける事が出来ませんが山麓で久しぶりに
見る事ができました。(撮影:森)






オオイヌノフグリ「ゴマノハグサ科」

白花と喜んで見たのですが辺りを見回すと除草剤の撒布あと。
色を抜かれても咲き続ける根性に脱帽です。(撮影:森)






ナガバモミジイチゴ「バラ科」


今回は白い花の報告からはじまりましたが
台上ではすでにオキナグサが咲き始めていました。
 

 




オキナグサ「キンポウゲ科」

赤い色の一番乗り寒さを避けるように羽毛を装って登場。(撮影:森)



本日の調査より

 



ヤマヤナギ「ヤナギ科」
雌雄別株3月下旬葉の展開と同時に開花する。(撮影:桃坂)

 




野焼きを逃れて沢山の実を付けています

 

ホウライカズラ「マチン科」
雪の降るような寒い季節に身を付ける。常緑のカヅラ。(撮影:鶴田フ)


筍の様に



ムサシアブミ(発芽)「サトイモ科」

何者と思わず叫びそうな目立ちです。(撮影:鶴田フ)


面白い種の飛ばし方



カテンソウ「イラクサ科」

種をはじく瞬間が面白いので暫く待っていましたが、
お天気が曇りがちになってきた所為でしょうか、飛ばしてくれません。(撮影:鶴田フ)




キツネノボタン在来種の他に
沢山の外来種類が...



キツネノボタン「キンポウゲ科」
葉の鋸歯がセリ科の植物のように多い外来種。
気を付けて良く見てみましょう。(撮影:森)






オオチャルメルソウ「ユキノシタ科」

雌性両全性異株 (雌株と両性株がある)
谷沿いの湿った林下に生え、目立たないのですが
良く見ると魚の骨みたいな花を咲かせて面白いです。(撮影:鶴田フ)



定番の春の花
岩場に下などに群生しています。



ヒトリシズカ「センリョウ科」

一本に一輪の花穂を付けるのでヒトリシズカの名があるようです
大体群れて賑やかに咲いています。(撮影:桃坂)

 




今年は早いお目見えです



ツチグリ「バラ科」
キジムシロはこの時期一番先に黄色い花を咲かせるのですが
台上ではツチグリが見られました。(撮影:山中)


木の花です。



ヤマウグイスカグラ「スイカズラ科」
林縁に生える低木赤い実は鳥さんの大好物。(撮影:山中)


春にはたんぽぽ



センボンヤリ「キク科」
知らずに歩くと踏みつけてしまいそう
秋には長い槍の穂を出してセンボンヤリらしくなります。(撮影:山中)


ウズ(烏頭)トリカブトの別命
小さな毒草



ヒメウズ「キンポウゲ科」
ユリ科の様な花を咲かせますがキンポウゲ科
トリカブトに似て小さいので付いた名の様です。(撮影:鶴田フ)


珍しい根塊




この根塊何でしょうホドイモでしょうか?
イノシシが掘ったようです。(撮影:鶴田フ)

 

第一回今回も沢山の花に出会えました。沢山の写真を
頂きありがとうございました。

観察センターでの写真展、また桜の季節と桜撮影と重なり
アップが遅くなってしまい申し訳ありません。

最近は冬が終わると必ずと言ってよいほど膝を傷めて歩けなくなります。
まだまだ貴方(膝痛)には負けないと体重をかけない運動に励み
筋力アップに努め、膝痛と格闘のこの頃です。

皆様もいろんな事で戦っておいでと思います。負けないで身体に
気を付けて楽しい観察会を続けて行きましょう。
今年もよろしくお願いいたします。



次回は

4月9日(水曜日)

 

9:30分自然の郷花工房発

お忘れの無い様申し込みお願いいたします。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 初日の出 | トップ | 平尾台自然の郷野草勉強会 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。