平尾台自然の郷野草勉強会

平尾台の自然と野草を見守り観察し
記録するボランティアのグループ。

第十四回野草勉強会

2007-10-26 | Weblog


ハバヤマボクチ 「キク科」

ハバヤマは草刈用の山上の土地の事で
ホクチは葉裏の綿毛を集めて火口に使われていたので
付いた名前のようです。

撮影:松島

クリックすると開花した花に変わります。

撮影:石田

早朝の雨にワァ~天気予報ウソついた~
叫びながら頭の中で色んな事が走馬灯のよう。


ホザキノミミカキグサ 「タヌキモ科」
大きな距を持つホザキノミミカキグサ
変な気候の所為なのでしょうか~水辺には面白い光景が
広がっています。

 

ミミカキグサ

 

ムササキミミガキグサ

 秋に咲くカヌキモ科は色が濃いように想います
想わぬ雨後の、ご褒美に大喜びでした。

撮影:河田


ウメバチソウ 「ユキノシタ科」
全体の花姿が見れる写真で高さ10cm~40cmにも成ります。

撮影:田村

     

 まだ雄蕊は閉じています撮影:渡辺

 一本芽が開きました
撮影:石田

 次々と開いていきます
撮影:渡辺


雄しべは5本、外に向いたやくがあり、始めは
子房に沿っていますが、後に交互に外へ曲がる。
雄蕊と雄蕊の間に5個の仮雄蕊があり13~20裂し先端は
黄色い小さな球形になっている。

仮雄しべは虫を呼ぶための飾り、雄しべの外向きのやくは
自家受粉しないよう自然の巧みなのでしょうね
観察してると楽しい発見が沢山あります。


センボンヤリ閉鎖花
夏~秋のセンボンヤリは管状花ばかりが集まる
閉鎖花ですこの花の形からセンボンヤリと名付けられ
春の花はムラサキタンポポとも呼ばれます。

撮影:木原

(クリック)すると蕾と閉鎖花が見れます。

撮影:野見山


花が荒らされて無いで元気に育ってると笑顔が、
ふみ後や、堀り後に悲しみ、怒り~熱心な見守り観察が
行われています。

撮影:田村

 
秋の平尾台を飾るムラサキの花と言えば
このはなでしょうか?

撮影:田村



ムラサキセンブリ 「リンドウ科」
葯は暗紫色、子房は細長く濃い緑、花柱は短く柱頭は2裂する
様子がみれる写真です。

撮影:石田



ムラサキセンブリ・ウメバチソウ・センブリの
コラボレーション良い感じです。

撮影:野見山


センブリ 「リンドウ科」
花完は深く5裂し殆ど離弁花にみえ、裂片の基部近くには
繊毛に覆われた2個の腺体がある

千回振り出しても苦い。
別名の「トウヤク」は当薬の意味で薬になる。

撮影:渡辺



これは何の実か、ご存知でしたか?

会員の久保田から珍しい物が付いてると
連絡があり行ってみて驚きました。

訂正しました。
サク果の花柱が1本はネナシカズラ
アメリカネナシカズラは2本だと判明しました。

撮影:石田

答:ネナシカズラのサク果
 「ヒルガオ科」

(クリック)すると自然の様子が見れます。

撮影:田村


 

   

 センブリ来年の発芽

 アリノトウグサ紅葉

撮影:野見山
来年の芽がもう育っています~厳しい冬を越えて
美しい花を
咲かせてくださいね


フモトスミレ
季節はずれのすみれさんに会いました~
もう少しの間あたたかで、
あってくださいね。

撮影:松島

 

想わぬ朝の雨におろおろしましたが
観察時は青空お天気に<感謝>



観察参加者数:15名

今まで平尾台では発見されてない
花を見つけました。

良く調査の上、後日発表したいと想います。

観察会は次回で今年最後となります。
是非元気なお顔が揃って近況を話しながら
観察が出来たらと願っています。

次回
12月14日(水曜日)
平尾台自然の郷インフォメーション
AM10時までにお出でください皆様の参加を
お待ちしております。



 



 

 

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