平尾台自然の郷野草勉強会

平尾台の自然と野草を見守り観察し
記録するボランティアのグループ。

六月初め雨にも負けず野草勉強会。

2008-06-11 | Weblog

梅雨入り当日午前中曇りの予想に反して朝から雨
あ~あと想いながら走ってると燃料が赤ランプ~
大急ぎで給油にバックする。

下見のときはこんなに良いお天気でした。

クララ (マメ科)

雨の中でも開花してる花を見つけて大喜び



ノビル(ユリ科ネギ属)
花序にはしばしば珠芽が付き、時には珠芽だけで花が無いものもある
其の中で雨にも、開花のご褒美です。


ヤブニッケイ(クスノキ科)
楠木に良く似るが葉がより厚くほぼ対に付き二列に並ぶ。
小さな木の花、日頃は見落としてしまいそうなはなです。
釘宮さん始めての写真です。



マグワ(クワ科)
かって養蚕の為広く栽培されていたものが放置され、野生化したものらしいまだ青い果実を頂美味し~いと喜ぶ。
このはなも雌雄別花来年は花を見てみたいですネ

テリハノイバラ「バラ科」
小葉は厚く艶があり裏面は黄緑色、花は枝先に多数円錐状に付き花径は3~3.5cmとかなり大きい。
太陽の暑さの中に白い大きな輝きも目を奪いますが
雨にぬれる花は何故だか優しいのです。


傘をさして「ハコネウツギ」撮影に挑戦

一回りして賑やかな昼食

これから危険なアシナガバチのお話を聞く

 カチカチと言う音が警戒音を聞いたら危険 襲ってきたらダッシュで逃げてうつ伏せになる   
 黒い服・帽子は危険  出来るだけ白い服帽子  
 刺されたら尿は雑菌のみで使用禁止  刺された上を止血して冷やしながら早急に病院へ行く。
 

 お話

 永島氏

 
大切な話を聞かせていただきました。

降り止まぬ雨に

登山道の花をさがして雨の中


アブラギリ
(トウダイグサ科・アブラギリ属)

習字の墨の材料として用いられているそうです。
あの黒い



墨とは想像できないくらい優雅で綺麗な花です。

今日の一番はなんと言っても、このような場所で
見れるとは想っていなかったこのキノコでしょう


キヌガサダケ(スッポンダケ科)
キノコの女王とも形容され、高級な中華料理に用いられるが、頭部のグレバの匂いは強烈です。

雨だったから、この時間でも見れたキノコでしょう
日の出と共に、姿を変えて溶け出してしまい
強烈な匂いが残ります。

雨の中もめげずに撮影していただいた
鶴田さん・河田さん・釘宮さん
ありがとうございました。

雨でなかったら見れた花です。


トキソウ(ラン科)
日本の   Pogonia(ポゴニア)は、ギリシャ語の  pogonias(ひげのある)」が語源。  唇弁にひげ状のものがあるため。
ヒゲとは面白い考え方ですね
トキソウもそう想ってみると「ヒゲさん」と笑ってしまいそうです。


梅雨入り初日に観察できた花

 ハマニンドウ ナガバモミジイチゴ(実)  ヨウシュヤマゴボウ
 ハコネウツギ  ハマクサギ(花)  ネズミモチ(花)
 コナスビ  フウトウカズラ(花)  コウゾウ(花)
  ウツボグサ  クマノミズキ(花) イボタノキ(花) 

開花記録:石田 美津江

皆さまおつかれさまでした~
雨にも負けずの根性でした次回も梅雨最中です

次回6月27日(金曜日)

お身体にお気をつけて次回また元気にお会いしましょう。

平尾台自然の郷 野草勉強会
森 ふさ恵

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