梅雨に入り下見に予定した日が雨予想で、中々決められない。
仕方なく空の様子を伺いながら何度となく足を運ぶ。
急きょの日程でM氏、I夫妻と肝心なとこだけでもと
見て回ることにしました。
大変優美な姿をした「森の妖精」のようなキノコです。
キヌガサダケ
世界大百科事典によれば
ヨーロッパを除くほとんど全世界に分布する
「スッポンタケ科」のキノコ。全菌類中一番高等であり、
また一番美しいものとされている。まれに春夏のころタケ林などで
見出される。 初めは、径3,5~4cmの袋の中に納まっているが、
伸びると、かさ、マント、柄、つぼの4部分に分かれ、
全体はロウ細工のようである。柄はつぼから直出し、
高さ10~20cm。純白食、中空で、多数の多角形の小室からなる。
かさは鐘状で表面に大形の網目があり、甘い香りのオリーブ色粘液でおおわれている。
本菌の著しい特徴はマントであって、かさの内側、
柄の上端に近いところから出てマント状に広がり、
下縁はほとんど地に接する。レース細工のような美しい多角形の網目がある。
植物世界中一番成長の早いのは、
このマントの伸びる速さであるといわれている。
勉強会当日の予報は雨・・暑いより良いかな でも、しろしいと
思い出かけると
なん~と晴天 暑さ予防、熱中症を気にしながらの観察会と
なりました。
ウマノミツバにシッカリ密着解りやすい写真を撮って頂きました。
咲いている様子 葉の裏側から ミツバの花
花をアップにしています。
ウマノミツバ「セリ科」
毒はないが不味くて食べられない 馬に食わせる程度と言う意味の名前
馬も怒るかもしれませんネ
小葉が5個あり脈がへこんでいるので皺が目立つので見分けやすい。
撮影:桃坂氏
スズサイコ「ガガイモ科」
蕾が鈴に似てて、全体がセリ科のミシマサイコに似ることによる
花は早朝に開き日が差すと閉じる。雨天、曇りの時は結構長く開いていてくれます。
右:下見の時は時間が早いのと曇りで開花していました。
左:当日は青空時間も10時近く草陰の一輪が咲いています。
撮影:釘宮:森
目の位置にばっちりピントの合った蝶の写真
ベニシジミ ツマグロヒョウモン
名前が違ってましたら教えてくださいね
撮影:下猶
バッタの脱皮
何か白いものが変な花と思って良く見ると
バッタ何バッタでしょうね
イガホウズキ シオデ雌花
イガホウズキ「ナス科」
蕾、花、実ともにイガイガに包まれたようにしているので
付いた名の様です。
食べてみると甘酸っぱいとか、食べてみる勇気はありません。
草刈りの中で2~3本命拾いをしたようで
精一杯頑張って大きくなってほしいです。
シオデ「ユリ科」
花は単性で雌雄異株、色は淡黄緑色で花弁は6枚写真は雌花。
托葉の変形した巻きひげがありこれで周りのものに
絡みつく。
ジャガイモの様なキノコを見た、以前踏むと赤い血の様なものがでた
不思議な情報に会が終わって見に行く事に
キヌガサダケの玉子状態と判明
明日早朝また観察に行きます。
自費でロープを張り、草刈りをし、元気に育って
群生してくる姿を見ると嬉し涙が出そうです。
ノハナショウブ
外花被片は長さ約7cmで、中央部に淡黄色の細い斑紋がある。
雨の多いせいか今年も見事な花姿を見せて訪れる人を楽しませて
くれます。
撮影:釘宮
そんなにして大切に見守ってるのに
中に入って写真を撮る方が居るのは悲しい事です。
また、そのような中で
一人で夜遅くまで草刈り奉仕されるK氏
アワダチソウを抜いて回るボランティアさん頭がさがります。
暑さこれからと言う中で
マルバハギ[マメ科」
花の軸が短く葉より伸びて咲くことは無い。
萼歯が針の様に長く尖る。
マルバハギさんもう顔を出してます。
撮影:下猶
写真はすべて撮影者に著作権があります。
無断での使用を禁じます。
もう少しでヘタリそうな暑さのなか
みなさん時間も忘れてあるいていましたね。
お疲れさまでした。
一人の脱落者も出さず過渡期の花の少ない中
でしたが、数種類の貴重な、絶滅危惧種を観察することが
出来、今年も元気に咲いてくれ元気を頂いてきました。
次回7月11日(水曜日)
9:30分自然の郷発
どんな花達に会えるか楽しみにお出でてください。