平尾台自然の郷野草勉強会

平尾台の自然と野草を見守り観察し
記録するボランティアのグループ。

あめにもめげず

2010-09-08 | Weblog

夜中には、降ってなかった雨が目を覚まと・・・

結構な雨量が、フロントガラスを叩いています。山に着くと一面の霧、これでもかと

悪条件が重なって、またぁーと気落ちしそう。





続々と集まる元気な顔・顔・顔、落ち込んではいられない。

山はそうでも下界は、きっと大丈夫と出発する事にしました。





ヒナノキンチャク 「ヒメハギ科」

この暑さでは下見は、早朝より
最所にキンチャクさんの様子を目では見えなかったのですが
小さな朝露がビッシリ、想わぬご褒美でした。



こんな日は素晴らしい世界が待っていてくれるでしょう。





ヤマトシジミ「シジミチョウ科」

オメメバッチリ可愛い蝶さんとも沢山出会いました。











ヤハズソウ 「マメ科」

 

小葉の先を引っ張ると矢筈のように、切れるのでこの名があるようです。

他に良く似た花でマルバヤハズソウがある。


雨粒のキラキラに、みーんな夢中
中々動いてくれません。









ハシカグサ 「アカネ科」


なんでハシカなのと想って
調べて見ましたが、
語源は良く分からないとなっていした。




この様な小さな花を写しては、一番の
M氏の写真です。






小さな花に一生懸命
食事も忘れて居る様で誰も弁当はの声が出ません。





コミカンソウ「トウダイグサ科」

果実をミカンに見立て小さいのでコミカンと付いた名前のようです。

上部の葉腋に雄花、下部の葉腋に雌花が、付きますが、

右側のヒトデのようなのが雌花 
綺麗に開いているのが雄花、右端が実(種子)








オオニシキソウ

最近何処にでも目立つオオニキソウ
この日はこの水滴にもててました。

腺体の付属体が良く発達していて白い花びらの様に見えるのが
オオニシキソウの特徴。



この時期咲いているはずの
ジイソプ・ホドイモの姿が見えません。
場所を移動してみます。






ヤブガラシ 「ブドウ科」
別名:ビンボウカズラ

他の植物の上に茂って山を枯らして家を貧乏にするので

この別名が有るようですよ。

ビンボウカズラの方がユーモアがあって
面白いかも

見た目には、オレンジの濃 淡(花後)と緑の葉という
中々コントラストの綺麗な花です。



もう一つ
もっと小さな花を見つけました。

 

   

 ヒメミカンソウ

 ヒメミカンソウ(花)


ヒメミカンソウ「トウダイグサ科」

葉腋に雄花と雌花が混じって2~4個付く

雌花はヒトデが花の上に乗っているように、
雄花の横に小さく見える。




次も小さな花ですが
ヒメミカンソウよりは写しやすい個体です。




チョウジタデ「アカバナ科」

タデと付くからタデ科かと思っていましたら
アカバナ科だそうです。


花がチョウジの花に似てることによる。

別名:タゴボウで根が牛蒡に似てるから

と、辞書にありました。







スズメノトウガラシ「ゴマノハグサ科」

アゼトウガラシと同じような所に生え、形もそのままで有るが、
雄しべ4のうち下唇側の2本は葯を失い仮雄ズイと
成っているのがスズメノトウガラシ

和名は種子がトウガラシに、似て小さいので
雀のトウガラシと呼ばれるようです。



本日のお目当て



ホドイモ(マメ科)

曲がりくねっているのは竜骨弁で、
中に雄蕊と雌蕊が入る ピンク色の小型の弁が

翼弁で 旗弁には緑の筋がはいる。


昆虫は旗弁から入り曲がりくねった
竜骨弁を通る時花粉を身体中に付けるようです。

面白い写真です
ホドイモの花自身とても面白いのでが
”このブローチステキでしょう”見てみて
と言ってるようで、可愛いですね。

何時も隅っこで、一人ジックリ写真を
写してるKさんの写真から戴きました。


本日観察者=23人時間一杯グルーッと
山麓を回って見ました。


次回勉強会9月24日(金曜日)

9:30分発です。

次回は開花調査
遅れないようお集まり下さい。





コメント
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