さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

紅葉のユキヤナギ

2018-12-16 21:47:53 | 樹木

*2018年12月16日撮影

 今日も寒い1日でしたが、雪は降らず、日差しものぞきました。

 もう冬なのに、野原に自生するユキヤナギが紅葉しています。
 ユキヤナギといえば庭木として人気の低木ですが、あちこちに自生しています。
 もとはどこかの庭木だったものが、野生化しているのかもしれません。
 ユキヤナギの解説を見ると、秋冬には黄葉すると書かれています。
 つまり本来は黄色く色づくのがユキヤナギなのですが、場所によってかなり赤く紅葉しているものを見ることができます。





*2018年12月16日撮影

 夏の間水不足にならず、日当たりの良い場所のユキヤナギが、赤く色づくようです。
 そしてところどころに、花まで咲かせています。

 この写真の枝をよく見ると、来春のための冬芽が育っているのが見えます。
 この芽には葉も花も入っているのですが、春になると外側の葉がまず開き、それから中心部の花が咲きます。
 一つの芽の中に5個ほどの花が入っています。





*2018年12月16日撮影

 ユキヤナギの黄葉は、この写真のようにオレンジ色がかることが多く、きれいな黄色ではありません。
 あまり色づくことなく、青いまま枯れてしまう葉も多いようです。
 ところどころでも、赤く色づく部分があると、全体が美しく映えます。





*2018年12月16日撮影

 今朝はかなり冷え込んだので、霜がおりました。
 このユキヤナギの葉は、早い時間に撮影したので、霜が載っています。
 葉の色もさまざまで、これもなかなかの風情です。





*2018年12月11日撮影

 最後にもうひとつ赤いユキヤナギの写真です。先週撮影しました。
 光の具合で色合いが違いますが、これも見事な紅葉です。

 今日は、真冬の紅葉、ユキヤナギでした。