*2015年3月5日撮影
いつのまにか3月になって、ひな祭りも過ぎてしまいました。
それでも寒さが続いていて、ときおり雪がちらつく日々です。
けれども地面に積もった雪は目に見えて消えて、小さな草の張り付いた土が見えてきました。うれしいものです。
ときおり晴れ間がのぞいたきょうは、マヒワの集団に出会いました。
マヒワは黄色い小鳥を代表する鳥で、冬に渡ってくる冬鳥です。
この写真はマヒワの雄。
頭が黒くて体の黄色が鮮明です。
*2015年3月5日撮影
スギの花に群がっているマヒワの一羽。
これは雌だと思います。黄色い色が薄くて、頭も黒くありません。
右下に体だけ見えているマヒワは雄のようです。
マヒワはスギの実が好物のようです。
写真にたくさん写っている雄花も食べるようですが、それよりも茶色くなった球果のなかに残っている種子を食べているようです。
*2015年3月3日撮影
マヒワはスギの木に群がっていますが、人が来たりカラスなどの大型の鳥が来たりすると、一斉に近くの別な木に避難します。
しばらく様子をみてからまたスギの木に戻るのですが、これは避難先のキリの枝にとまっているマヒワです。
飛び立ったマヒワが透明っぽく写っていて、おもしろいと思います。
*2015年3月3日撮影
スギの木の下に落ちている種子をめあてに、地面にも群がっているマヒワです。
スギの種子はずいぶんたくさん落ちているようで、マヒワは長い間食べ続けています。
昨年の秋に熟した種子が、球果から吐き出されて落ちているわけです。