故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

川底の掃除

2024-06-25 23:44:00 | よもやま話

絵のタイトルは、「石垣」です。
川から拾ってきたのでしょう、丸い石で築かれています。


雨が降りました。
かねてより、何とかしなくてはと思っていたことがあります。
今日のタイトル、「川底の掃除」です。
腐葉土に草が生え、川の流れが狭くなっています。
これでは、山の恵みが海までたどり着けません。
線状降水帯が居座った時は、土石流になってしまいます。

雨が降る前に川底の草を刈りました。
腐葉土に鍬を入れ、流れに放り込みます。
どんどんと流れが変わっていき、土と草の根がはがれていきます。
長年堆積した腐葉土は泥になっています。
川底は、優秀な左官が施工したのかコンクリートで水平に仕上げています。
流れをせき止める堆積物がなければ、川幅いっぱいに均等に流れるせせらぎです。
泥を流れにいれて、砂と共に下流に流します。
下流側から始め、上流に昇ります。
流れが緩やかになる中流域では、重機で堆積した砂を揚げると聞きました。

堆積した泥の中には、みみず、ムカデやひるがいます。
それらを餌にするのかカメもいます。
泥が流れたら、残った木切れや草の根を葉と共に川岸に拾い上げます。
集めて腐葉土にし、畑の肥やしにします。
これがご褒美です。
流木は燃やし、石は石垣の修復に使います。

谷戸を流れる川の掃除は、近くに畑を持つものや集落の者がしていました。
耕作放棄地の持ち主は都会に住み、残るものも高齢で出来なくなりました。
梅雨時の今は、簡単にできる仕事です。

2024年6月25日
コメント
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