故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

何かをやり遂げる

2024-01-26 10:42:06 | よもやま話

絵のタイトルは、「この子のために」です。
この子の夢も応援したい。
自分の夢も実現したい。
やってはいけないことだけは、解っている。
自分の夢を押し付けないことです。
親の気持ちは複雑です。
そうして、人類は成長してきました。


今日のタイトルは、「何かをやり遂げる」です。
そもそも、何をやりたいのか分かりません。
ぼんやりと分かったとしても、どうしたらと漠然です。
実現するためのタイムテーブルなんて、思いも及びません。
タイムテーブルと言えば、「大谷選手の夢タイムテーブル」が浮かびます。
実現不可能とさえ思える夢があるから、あそこまで野球を好きでいられるのでしょう。

壮大な夢ややるきを持続するためには、「小さな成功」を積み重ねることが大切だと言われます。
私の「小さな成功」は、毎日続けるルーチンワーク(家事全般)です。
成功しても、するりと逃げる水のように儚いものです。
達成した瞬間、過去のものとなります。
小さな成功は、単なる準備です。
何をやりたいか、見つける入口のようなものです。
入口を見つけて、入る勇気を持ち、少し見える光を頼りに穴倉を掘り続けます。
やがて、引き返すのも困難な状況になります。

そこで試されます。
方針変更しても、辛かった経験は残ります。
次に何かを始めても、何とか乗り越えた峠までは辿り着けます。
そこから、また挑戦が始まります。
ドイツでよく聞きました。
今度やるときは、イタリア抜きでやろうと。
あまりよくない例えでした。

頭では分かっていても、人に伝えることは簡単ではないのが夢です。
試しに書き出します。
考えないで、どんどん書き出します。
なんか違うなと訂正します。
潜在意識が顕在化します。
コンセプトであり、実現に必要な事項を書き出します。
困難さがわかるにつれて、タイムテーブルが出来上がってきます。
タイムテーブルができれば、陣容と予算が見えてきます。
壮大であればあるほど、緻密になります。
失敗が許されないからです。

「何かをやり遂げる」ためには、毎日続けなければなりません。
知力と体力をつけないと、耐えることができません。
準備を常にやらなければならなくなります。
大きな目標が見えていれば、準備作業が苦になることはありません。
こうして、人は強くなっていきます。
子供に夢を押し付けることはできない。
夢を見るのも実現するのも子供です。
理解と応援がせいぜいでしょう。

「何かをやり遂げる」夢を見れば、気分が楽になり、人が許せるようになるから不思議です。
できない自分に出会うだけでも儲けものです。

2024年1月26日
コメント
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