絵のタイトルは、「この子のために」です。
この子の夢も応援したい。
自分の夢も実現したい。
やってはいけないことだけは、解っている。
自分の夢を押し付けないことです。
親の気持ちは複雑です。
そうして、人類は成長してきました。
今日のタイトルは、「何かをやり遂げる」です。
そもそも、何をやりたいのか分かりません。
ぼんやりと分かったとしても、どうしたらと漠然です。
実現するためのタイムテーブルなんて、思いも及びません。
タイムテーブルと言えば、「大谷選手の夢タイムテーブル」が浮かびます。
実現不可能とさえ思える夢があるから、あそこまで野球を好きでいられるのでしょう。
壮大な夢ややるきを持続するためには、「小さな成功」を積み重ねることが大切だと言われます。
私の「小さな成功」は、毎日続けるルーチンワーク(家事全般)です。
成功しても、するりと逃げる水のように儚いものです。
達成した瞬間、過去のものとなります。
小さな成功は、単なる準備です。
何をやりたいか、見つける入口のようなものです。
入口を見つけて、入る勇気を持ち、少し見える光を頼りに穴倉を掘り続けます。
やがて、引き返すのも困難な状況になります。
そこで試されます。
方針変更しても、辛かった経験は残ります。
次に何かを始めても、何とか乗り越えた峠までは辿り着けます。
そこから、また挑戦が始まります。
ドイツでよく聞きました。
今度やるときは、イタリア抜きでやろうと。
あまりよくない例えでした。
頭では分かっていても、人に伝えることは簡単ではないのが夢です。
試しに書き出します。
考えないで、どんどん書き出します。
なんか違うなと訂正します。
潜在意識が顕在化します。
コンセプトであり、実現に必要な事項を書き出します。
困難さがわかるにつれて、タイムテーブルが出来上がってきます。
タイムテーブルができれば、陣容と予算が見えてきます。
壮大であればあるほど、緻密になります。
失敗が許されないからです。
「何かをやり遂げる」ためには、毎日続けなければなりません。
知力と体力をつけないと、耐えることができません。
準備を常にやらなければならなくなります。
大きな目標が見えていれば、準備作業が苦になることはありません。
こうして、人は強くなっていきます。
子供に夢を押し付けることはできない。
夢を見るのも実現するのも子供です。
理解と応援がせいぜいでしょう。
「何かをやり遂げる」夢を見れば、気分が楽になり、人が許せるようになるから不思議です。
できない自分に出会うだけでも儲けものです。
2024年1月26日