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絵のタイトルは、「そばを作る人」です。
防人の役目もしているのではないでしょうか。
北の果て ヒグマをしかる 昆布取り
今日のタイトルは、「久しぶりの筍堀」です。
耕作放棄地の草を刈り木を伐り始めてから4カ月になります。
猪は箱罠にかからなくなり、筍が取れるようになった。
土から現れる前に、筍は猪に掘り返されていた。
もう5年以上も筍は取れなかったと、竹林を管理しなくなった持ち主が言った。
引っ越して来たばかりの昨年暮れ、猪が裏の放置された畑に現れた。
暗闇の中、街頭に照らされた猪が防草シートを剥がして、穴を掘っていた。
毎週のように猪が箱罠にかかった。
年が明け、我が家の畑を見に行った。
地図(集積図)と照らし合わせてもどこが我が家の畑か判別がつかなった。
目印の里道も、畑同様に草と木で覆われていた。
薄が生い茂る辺りには、猪のねぐららしきものと推測できる窪みがいくつもあった。
隠れるによし、暖を取りながら寝るによし。
近所の人にお願いし、畑の持ち主の許可をいただき、猪が夜現れた下の畑の防草シートを剥がした。
花の球根を丹念に掘り分け、畑の端に植えなおした。
それから耕した。ふかふかの畑が蘇った。
次に、箱罠の近くの上の畑に向かった。
耕作放棄地になって久しいと思われる。
草が枯れ木のようになり、次から生える草はさらに上に伸びようとしていた。
草の中に雑木が生え、葛の蔦が絡まっていた。
雑木の年輪は9本あった。
葛の蔦は、50mmの直径を誇っていた。
葛根は、猪に掘り返されていた。
掘り返された穴は、深さが1mもあり、無数にあった。
猪が消えた。
噂では、さらに耕作放棄地が多い島の裏側に移住したらしい。
耕作放棄地は、猪にとって絶好の食住接近の棲み処であったと推測できる。
我が家の畑に植えた作物を何度も点検したが、いまのところ鳥獣の被害はない。
東京の町中に害獣が出没しないのは、奥多摩で畑を作って頑張っているからと聞いた。
今日は雨上がり、筍を掘る音がする。
2022年4月15日
絵のタイトルは、「そばを作る人」です。
防人の役目もしているのではないでしょうか。
北の果て ヒグマをしかる 昆布取り
今日のタイトルは、「久しぶりの筍堀」です。
耕作放棄地の草を刈り木を伐り始めてから4カ月になります。
猪は箱罠にかからなくなり、筍が取れるようになった。
土から現れる前に、筍は猪に掘り返されていた。
もう5年以上も筍は取れなかったと、竹林を管理しなくなった持ち主が言った。
引っ越して来たばかりの昨年暮れ、猪が裏の放置された畑に現れた。
暗闇の中、街頭に照らされた猪が防草シートを剥がして、穴を掘っていた。
毎週のように猪が箱罠にかかった。
年が明け、我が家の畑を見に行った。
地図(集積図)と照らし合わせてもどこが我が家の畑か判別がつかなった。
目印の里道も、畑同様に草と木で覆われていた。
薄が生い茂る辺りには、猪のねぐららしきものと推測できる窪みがいくつもあった。
隠れるによし、暖を取りながら寝るによし。
近所の人にお願いし、畑の持ち主の許可をいただき、猪が夜現れた下の畑の防草シートを剥がした。
花の球根を丹念に掘り分け、畑の端に植えなおした。
それから耕した。ふかふかの畑が蘇った。
次に、箱罠の近くの上の畑に向かった。
耕作放棄地になって久しいと思われる。
草が枯れ木のようになり、次から生える草はさらに上に伸びようとしていた。
草の中に雑木が生え、葛の蔦が絡まっていた。
雑木の年輪は9本あった。
葛の蔦は、50mmの直径を誇っていた。
葛根は、猪に掘り返されていた。
掘り返された穴は、深さが1mもあり、無数にあった。
猪が消えた。
噂では、さらに耕作放棄地が多い島の裏側に移住したらしい。
耕作放棄地は、猪にとって絶好の食住接近の棲み処であったと推測できる。
我が家の畑に植えた作物を何度も点検したが、いまのところ鳥獣の被害はない。
東京の町中に害獣が出没しないのは、奥多摩で畑を作って頑張っているからと聞いた。
今日は雨上がり、筍を掘る音がする。
2022年4月15日