故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

友の友

2020-03-29 00:55:09 | よもやま話

絵のタイトルは、「見事はおいしい」です。
「見事」は、「見事」。
我人生すべてで判断するしかありません。


剪定が終わり、ゴルフに行った。
朝(8時スタート)のラウンドはまだ寒く(1℃)、手を揉みながらのプレーになった。
桜が咲くころには、快適ラウンドになるだろう。

今日のタイトルは、「友の友」です。
お好み焼きの師匠が、広島カープを愛するラーメン屋が近くにあると教えてくれた。
ゴルフのあと、訪ねた。ラーメン激戦区にある店である。
スープがまだ残っていると、この日最後のラーメンを作ってくれた。
師匠の名を出すと、カープの話で盛り上がった。
師匠の店で、月一回広島県人会がある。
皆さん、日頃から広島弁を封じて過ごしていると聞いた。
戊申戦争後に辛酸をなめて今日まで生き抜いた人々の真っただ中で、広島弁は使いにくい。
この辺りの人は、大阪より西に行くことも少なく、山口と広島の違いは分かりにくい。
広島県人が北関東と東北の地理に疎いのに似ている。
店で食べたラーメンは、細麺で、塩分を控えめのスープで懐かしい味がした。

会社勤めの頃は、仲間と飲んでいた。
社内、関連会社や顧客のいわゆる仕事仲間であった。
仕事仲間と言えば聞こえは良いが、今思うと閉鎖的であった。
広島県人の友人がいると、先輩がゴルフ仲間を紹介してくれた。
ばりばりの広島弁の友人が、自分が勤める会社の名前を教えてくれた。
友人の会社の上司(役員)が、私の中学の同窓生で、出張で上京した折新橋で飲んだ。
先輩が酒席で広島弁を話す友人を紹介してくれなかったら、
中学の同窓生と東京で飲むことはなかったであろう。

先輩に倣い、私も会社の友人を先輩に紹介した。
もう、10年以上先輩と一緒に飲んでいる。
野毛や中野、新橋と安い飲み屋が多い界隈でやっている。
友人たちを移住した我が家に呼んで、地域の友人たちともやっている。
信頼する友の友は、友である。なんの警戒心もない。
友人がどんなに立派な肩書であろうが、安い店に行き割り勘である。

友の友と飲む場合は、会社の上司の悪口は話題にならない。
お互いに興味がある話を、聞いたり話したりする。
技術畑の友通しが飲む場合は、最先端の技術の話だったり、工夫の極みの話だったりする。
お互い仕事が違うので、仕事の話はしない。
いたって気楽に趣味の話も出てくる。
飲み会としては、最高でけっして悪酔いをすることがない。
一通り話したからと言っても、話題は尽きない。
固定化した人員の会社勤めの旦那より、
子供の成長にあわせ常に組み合わせが違うかみさんは、柔軟で強いと言える。

友の友は、柵(しがらみ)にとらわれない。
言ってみれば、人望があるかないか。
面白いか、そうでないか。
興味が湧くか、湧かないか。
友に信頼を置いているから、何の警戒も心配も必要ない。
兄弟、会社関係者や近所と違い、気に入らなければ深く付き合わなければよいのである。

人望が 長の条件 昔から

2020年3月29日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする