goo blog サービス終了のお知らせ 

酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

旬の味噌漬け、二品。

2017-05-24 | 旨かった話
夜遅く、板前「国部」でちょっと呑み(寄り合いの二次会的な)。


親方が食べてみてと出してくれたフキの味噌漬け。
手前は蕗味噌。西京味噌を使った甘みある仕上がり。味噌と酒が溶け合って実に旨い。自分も毎年そんなのを作るが、プロを天の違い、大ありだなあ。だから、お店で食べるってそれなりの価値がある。

向こうは、湯がいたものを田舎味噌で漬けたもの。日持ちするようにと少し辛めである。
それにしても旨い。蕗の風味が絶妙である。
こんなのを自分がやると、茹ですぎて香りを飛ばしちゃうか、その逆でアクが抜けてないかだ(笑)

山菜料理に関しては、まだまだ素人の域にもいない自分だから、当然と言えば当然なのだが、こういうものを扱うのは年季の入った職人さんはもちろん、うちのお袋さんみたいな家庭のプロにかなわない。


おまけ

三次会的な感じで「居酒屋ん」へ。まさかの二連チャン。


なぜか椎茸を食うヒトたち。

酒場の美ショットを二つ。

2017-05-23 | 旨かった話
昨夜は某商店街のご一行様と合流。
というか、場末で呑んでいたら、そこに突如乱入?してきたという次第。

なわけで、D-GRAPHに移動。


ワイン3名様、何やら赤いカクテル1名様、の図。
思いつきの割にはとても美しく撮れたのだった。もちろんシャルドネもキュッと冷えて美味。

で、やはり帰りたくない数名あり。
何か食べたいというので、居酒屋「ん」に移動。
ここでは、まさかの光景を激写。


ありえない、大盛りのお茶漬け(笑)
とある靴屋のお方が茶漬けをすすりたい。シャケなんか焼いたまんまのをドーンと載せたようなのがいいとおっしゃる。
メニューを見ると、焼き魚の欄に「紅鮭」とあるではないか。よしそれを焼いておくれと注文した結果、画像のようになった次第。
これを突き崩して皆で取り分けたのだが、旨かった。やはり鮭茶漬けは鮭フレークみたいなものがぱらぱらと振りかけてあるようなものより、断然焼き立てが良い。

相変わらずの深夜メシであるが、想定外のメニューに甚く満足せり。


酒米の田植え。

2017-05-22 | 日記
呑んでも呑み足らない呑兵衛は、ついに酒用の米を自分で育てることとなりました。
というのは、あながちウソじゃない。



自分が植えた稲が、ほんとに酒になる「2017農家の酒プロジェクト」に参加。
これは旭川の「うけがわファームDEN-EN」なる農業法人が主催するもので、会員になると今年作付した酒造好適米で造った酒二種類とお米(こっちは普通の米)がもらえるという一種の頒布会的なものなのだが、何よりのお楽しみは自分で田植えや稲刈り、醸造の現場見学など、米が酒になるまでの過程を体感できること。





泥に触れるなんて何年ぶりだろう。童心に帰るというものではないが、田植え体験はとても新鮮。
体験といっても、苗の何本かをちゃらちゃら~っと植えて、あら楽しいというものではなく、けっこう本気。
ご覧の田んぼ中、自分は端から端まで4列くらい植えた自分であるが、もう腰がだるいのなんの、今朝は背中の筋肉通という、日頃いかに労働してないかってことを痛感。田植えで使うのは普段使ってない筋肉だからねえ。

さて、この先が楽しみ。
田んぼへの出入りは自由とのことで、たまに生育の具合を見に行けるし、秋には皆で稲刈り。そして工場見学。
来年には瓶詰後のラベル貼なんかを手伝って、生酒一升を頂ける。その後は火入れ(加熱処理)した一升が届くらしい。

田植えが終わった後はご褒美のゴハン。





ひばりが鳴く中でみんなで頂く農家さんの手作りゴハン。格別に美味しいのだった。

あー、腰いてぇ・・・

酒の思い出。

2017-05-21 | 酒風景
男の手料理というキャッチフレーズ、居酒屋「中ちゃん」で晩酌。

というか、栄養補給を兼ねての遅い晩飯でもあって、こんなものをオーダー。


この店ではコレ、何ていう名前だったかな。世間では揚げ納豆とかキツネ納豆と呼ばれるお馴染みのもの。
あ、今日は納豆食べてないなと、栄養補給(毎日食べる決まりアリ)。

納豆みっちり。ここらへんが、男の手料理って感じかね。
でも挽き割り納豆を使ってるので食べやすい。このソフトな食べ応え、男と言いつつ、亭主は案外繊細かも。
手前にあるのは、ホタルイカの沖漬け。呑兵衛のこともちゃんと考えてある(笑)

おすすめはコレ。


あ、この名前。
昔よく通った居酒屋の、亡き亭主がよく勧めてくれた銘柄だ。
このラベルは昔のそれとは違うが、坂本龍馬のこの名前は印象的。
亭主が竜馬的かというとそう訳ではないが、世話になったなあ。懐かしい。

夏は柳川!

2017-05-18 | こしらえた話。
と言うと「どぜう」の柳川を思い出すんでしょうが、こっちはサンマだ。しかも缶詰(笑)


でも、作り方はゴボウのささがきを使って、本気そのもの。
缶ツマの類と思えばそれなりに旨い。酒にも飯にも合う。
コチラにレシピを書いておきました)

でも、柳川というと、やっぱドジョウだな。浅草を思い出す。
駒形に行ったのは何年前だっけか。
柳川も良かったが、丸鍋のネギをもりもりに添えたあの光景も忘れられない。

柳川というと(その2)、旭川ではふらりーと。
焼き鳥「よしや」が旭川でも数少ないドジョウの穴場。
6月、店先に大きな青いポリバケツが置いてあったら「ドジョウあります」の合図。

待ち遠しいのだった。