2枚おろしにしたものを一夜干しにして、というのは時々やってたが、今回は頭付き。
これが完成品。ところどころに包丁のしくじりがあるものの概ねうまくいった。
ホッケは背開き。
なぜ背からかというと、これは江戸時代からの風習。腹を切るのは武士の切腹を想起させ、料理屋でそんなことをした日にゃ武士に嫌われるから。
という説があるが、今じゃ魚種によって腹開きだって結構あるしね。令和だもの。そもそも武士はいないし(笑)
で、下の画像がさばきたての図。
魚の目が怖~いとかいうヒトは目を閉じてね。
これを塩水に数時間漬けて、一晩乾燥。
ところが
頭とシッポをつけて、こんなに苦労したのに
ところが
焼くときには結局、切り落とす。
という間抜けぶり。グリルに入らないんだな(笑)
塩っ気はちょっと薄め。
しょっぱくなっちゃったら台無しだからと、あえて薄めに漬ける。
とまあ、たまに、急に思いつきで始まる我がスローフードのつもりがドタバタな晩酌。
酒が旨くてメデタシ。という話なのだった。
案外たのしい(^^)v