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酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

呑みたい酒がある。

2015-02-10 | 酒風景
男山「酒蔵開放」その後の話。

男山で美酒を堪能した我ら一行は、さらに酒を楽しまんと街へ繰り出すことに。
かといってひたすら日本酒にこだわるのも芸がないような気もするし・・・

そう、呑みたい酒がある。


両国さんで「いいちこスペシャル」。
毎度の絶賛で恐縮だが、なんて旨いんだこの焼酎は。
ウイスキーを思わせる甘い香り、すっきりとしていて深い味わい。
今どき焼酎が苦手とおっしゃる方がいらっしゃるが、
酒を悪者するならその前に、これを飲めと言いたいそんな酒。
「芋」派からはあれは邪道だという声もあるらしいが
そんな話に貸す耳は持たねえ。だって「麦」派だから(笑)
いや、いいちこ支持派だから。

そしてさらに呑み直そうとハシゴ。
入った店で、そうそうこれも呑まねば。よくぞ仕入れてくださった。


高島暦を思わせるこのラベルは

また再び男山。「立春朝搾り」なるレアな酒である。

これは、立春(2月4日)の日の未明に搾りあげ瓶詰めされた新酒(生原酒)で、搾り上げに参加した日本名門酒会加盟店店主らが自ら、ラベル貼りや箱詰めをするといういわゆる伝統行事所以の商品で、仕上がった酒は、地元神社の神主によるお祓いを受けた後、酒販店がその日のうちに予約の客へ届ける。

なにやら縁起の良さを感じるこの酒。本当はその日に頂くのが良いのだろうが、今年は何故だか機会を逸していたのだった。

そうそう、男山の酒蔵開放だけでなく、これを呑らずして春はこないのだった。

めでたし。