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大嘗宮

2019年08月08日 | 歴史日誌

▲皇居東御苑での大嘗宮地鎮祭。写真は主基院献饌を終えた場面(7月26日午前)


先月末、皇居東御苑において
大嘗宮の地鎮祭が終わったという
ニュース報道がありました。
今年11月に予定されている大嘗祭にむけて
大嘗宮(だいじょうきゅう)
を建設する準備が整いました。


▲平成の大嘗宮


上皇陛下が即位された際は
平成2年(1990年)11月12日に即位の礼
11月22日から23日に大嘗祭が行われています。
ちなみに大嘗祭は国事行為ではありません。
皇室(天皇家)の公的な行事です。
大嘗祭が国事行為とされない理由は
憲法上のそれは
「内閣の助言と承認」を必要とするもので
皇室の伝統祭祀である大嘗祭は
「国事行為に当たらない」
という理由からです。


では大嘗祭とは何なのでしょうか?


竹田恒泰さん曰くそれは
「極めて宗教的、霊的な行事」
だそうです。
天皇が天皇となる瞬間、つまり
霊的な存在になる
訳です。
従って、三種の神器の継承が天皇の証ではなく
大嘗祭を執り行って初めて天皇になるという
宗教儀式の中心的存在がそれにあたります。


ところが
大嘗祭への国費支出や大嘗祭への
都道府県知事の参列が日本国憲法の
政教分離原則の観点から違憲である
という意見もあります。
これに関しては戦後色々な意見がありました。
しかしその前に
そもそも
天皇とはなにか
宗教とはなにか

ということを考えてみる必要が
あるのではないでしょうか。


ちなみに
11月14・15の大嘗祭に先立ち
10月22日(火)は
「即位礼正殿の儀(そくいれいせいでんのぎ)」
にあたり、即位を国内外に宣言する儀式が
執り行われます。
今年に限り祝日となります。


皇室に関する報道には
引き続き注目していきます。

▼令和元年6月6日読売新聞












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