駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

全体リハと個人練習

2018年12月13日 | ザ・スターキー
12月13日(木)
昨日はザ・スターキーのスタジオリハだった。普段は木曜日だけど今週はメンバーの都合で変更となった。
日程変更については自分は問題なかったが、既に予定があったモーリーが残念ながら参加できず。
ライブ直前なので練習中止するよりやった方がいいに決まっているんだけど、痛し痒し。
年末ということで皆さん忙しいようで、なかなか全員揃ってリハができなくなっている。むむ~。
ちゃんとバンド練習をしたいのにできないというジレンマ。
我々はビートルズバンドなのでコピーをしますが、これが地味な作業であります。
ドラマーの自分は、諸々の事情があって自宅で平日の夜は練習できない。ゆえに専らヘッドホンで聞くだけのイメージトレーニングとなる。
しかしこれがよくない。何年間も通勤時間にザ・ビートルズをヘビロテしているので、つい聞き流してしまう癖がついてしまって、よほど意識をしていないとイメトレにならないのだ。
聞き流す状態というのは、全体像としての鼻歌的にメロディーラインや、歌、また特徴のあるフレーズぐらいしか聞いてなく、肝心の覚えたいはずのドラムのフィルやベードラのリズムパターンが全く頭に残らなかったりする。
自分にとって一番いい練習パターンは、意識してイメトレをしておいて、バンドリハで「せーの」で音を出し、その時の失敗や違和感を感じたところを、音源をまた聞き直して、微妙な違いを発見して修正していくことだ。
こうして6年半で100曲以上を仕上げてきた。その100曲の中にも、ある日突然、聞き流している時に「あれ?」と気付いて、新たな違いを発見することがあって、その時は天から宝石でも落ちてきたような気分になる。
ともあれ、全体リハで「せーの」で音を出すことをすごく欲しているのは自分だけみたいに感じたりするが、ほかのメンバーは自宅で個人練習しておけば大丈夫なんだろうか、どうなんだろう。
きっとギタリストはヘッドホンをして自室で弾きまくったり、ボーカリストは車の中で絶唱したりしているんだろう。
ドラマーの抜本的な練習方法というものは何だろう。
本当は、防音室でCDを大音量でかけながら生ドラムをガンガン叩くに尽きる。それはスタジオに行かなきゃできないので、イヤホンで音源を流して電子ドラムを叩く。
これは週末にやりますがフレーズ練習には効果的。それすらできないときは練習台でやるけど効果は今一つ。自分にとって練習台はルーディメンツの練習場所なので、リンゴさんのコピー場所ではない。
リンゴ・スターという天才ドラマーはクセが強くて、やればやるほど真似するのが難しく感じる。
重たくてキレのいいバックビート、めちゃくちゃ突っ込んだオカズ、シンプルすぎてムズいベードラ、左利きゆえの難解な手順。
難しくて、そして面白い。まだまだやめられません。
昨日のリハで消化不良な曲があって心残りだ。練習したい。燃えておる。メラメラ。
コメント
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