パーカッショニストのススメ

11月2日(月)
パーカッションについてのよくある会話
「コンガとボンゴの違いって、大きいほうがボンゴって気がしちゃうけど、大きいほうがコンガで小さいほうがボンゴなんだよねえ」
まあそのくらいに皆さん知ってるようであんまり知らない。
見たことあるけど名前知らなかったり、簡単そうに見えるけど叩いたら思うように音が出ないし、地味でつまんなさそう。
なんて言ってるアナタ。
パーカス、面白いよ～！
いっぺんやってみやーち(笑)

オレ、この画像ではトライアングル叩いてますが、「幼稚園児でも叩けるわ」って思ったキミ！
めっちゃムズイんやで！
いい音色で（これがムズイ）、大きい音で（これまたムズイ）、タイミングを狂わずに叩く（めちゃくちゃムズイ）。
この3要素を満たすことの難しさ。
それゆえ、決まった時の快感たるや、うっしっし（笑）

一番目立つのがコンガ（ボンゴじゃないに）
普通に叩けばポンって鳴る。
それをコンッだったりカンッだったりペキッだったりドゥンだったり、鳴らすんだけど、まあ～鳴らん。
なかなかでかい音が出ないもんだから必死で練習しました。
最初のうちは手のひら真っ赤になって痛くて地獄を見る。
打ち身で痣ができたり、リム（角）で指を打って身もだえしたり。
なんたってスティックじゃないもん生身の手だもんねえ。
慣れるのに早くて3年かなあ。そのうち気持ち良くなるんやで～（笑）
オレ、Mじゃないでね。

そのすぐ横に立ってるのがボンゴ。
ちっちゃくて、組みし易しって思ったアンタ！
甘く見ると骨折るよん。
ちっちゃい打面を指で叩いてペキペキとでかい音を出す。
まあ～、鳴らんに（涙）
まあ～、痛いに（泣）
実際ヘタすると骨折します。
でも、気持ち良くなってくるだに（笑）
Mじゃないに。へへへ。。。

どうです？
やる気出たかな？（汗）

大荷物だから、移動にはある程度でかいクルマが必要です。
なので、ゼッタイ酒飲めないっす。
数が多くてやたら重いので、現場に到着してからこのステージまで4往復ぐらい運ぶんですが、それだけで息が切れてしんどいです。
この日も本当はコンガ3本で攻撃的にいきたかったんですが、諸事情により2本でやむを得ず。
しかも、駐車場にクルマを入れる間、荷物を見張ってもらわないといけないので、誰かに頼まなきゃいけません。
今回は、うちの子供に頼んで小遣い1000円取られました。。。
同様に、自分の演奏が終わったあと、楽器をほかって他の会場の演奏を観に行くわけにもいかず、一切イベントを楽しむことができましぇん。
セッティングとチューニングにけっこう時間がかかるので、始まる前の準備と後片付けに手間取って、メンバーに置いてけぼりを食います。
それなのに、ボーカルのように脚光は浴びず、リズム隊でありながらドラムやベースのように目立たず、誰からも注目されません。
ボトム中のボトム。
だけど、邪魔にならない程度に美味しいリズムの影のごちそう。
極めたいっすねえ。

どうです？
やる気出たでしょ？（笑）