駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

細川ガラシャ夫人

2015年01月25日 | 読書
1月25日(日)
若い時分は、文学青年なんていうとおこがましいので「読書が趣味なドラマー」という感じでした。
20代、筒井康隆さんにハマって全出版本を読破しようなんてことをやってました。
それとほぼ同じくして、三浦綾子さんにもハマって同じことをやっておりました。
それがきっかけにもなって、30過ぎてからゴダイゴのスティーブ・フォックスさんと運命的な出会いをしてクリスチャンとして洗礼を受ける、なんてことをしていたわけです。
今はイエスさまから離れてすっかり堕落してしまいましたが。。。
それなりに宗教について勉強したのですが、あまりに奥が深くて今ではそのデリケートすぎる考え方の違いによる紛争については静観しております。
結局、答えなんかはない、というのが答えと思っています。
我が国ニッポンでは、その宗教観は非常にユルくて曖昧。
ニッポンは一神教でなく、世界に例を見ない「神道国」という独特のものであり、この国の成り立ちやら国情、または風土にぴったり合っているんじゃないかとオレ自身は思っています。
カトリック信者であった遠藤周作さんが、生前そんな意味合いの発言をしておられて、若かったオレは「ヌルいことを言ってやがる」ぐらいに思っていましたが、年を重ねてみると「そうかも」というふうに変わってきております。

さて、「細川ガラシャ夫人」とは言わずと知れた明智光秀の娘であり、絶世の美女と言われた伝説に溢れた謎と魅惑に包まれた女性。
その彼女を題材にした小節やドラマの類いは数知れず、自分は例によって数十年前に三浦綾子さんの小説を読んで知ることになりました。

昨日、不意に小学生の娘に「細川ガラシャって知ってる?」と聞かれびっくりしました。
「なんで知ってる?」と逆に聞き直しますと、何やらマンガやらゲームかなんかで歴史上のいろいろな人物が取り上げられているらしく、そこで興味を持ったのが細川ガラシャと言います。
けっこう前述の光秀の娘だとか、大名の細川忠興の嫁ということなどは理解しているし、美女として語り継がれているということも知っていて、マンガやゲームも侮るべからずと言ったところでした。
「家に本とかある?」と聞かれましたが、昔読んだ本は引っ越しの際に全部ブックオフに売ってしまっているし、自分も読み直したくなって買うことにしました。

今日、本屋に行って探すと三浦さんの本は上下巻ともすぐに見つかりました。
この二巻は娘へのプレゼント。
すると、すぐ隣りに「宮本あや子著・ガラシャ」という本を見つけて合わせて購入。
三浦綾子さんとあいうえお順だと何だか近いし、おなじあやこなので面白いなと思って。
そのうち、のんびり読んで楽しもうと思います。
コメント
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