駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

2010年ドラム教室事情

2010年01月23日 | ドラム&パーカッション
1月23日(土)
毎週土曜日は「サウンド・スタッフ」にてドラム教室の講師をさせていただいておりますが、年末に教室の生徒さんが大学受験や家庭の事情のために次々と退校したり、怪我をしてしばらくドラムが叩けないと休校してしまったりする生徒さんなどで生徒数が激減。
このままでは、教室の存続が・・・と12時はどうなる事かと、おっと一時はどうなる事かと心配しましたが、2010年に入り新しい生徒さんが続けて入られることになり一安心。
どちらも元気のいい高校生で、スティックを持つのも初めてということです。
なにしろこの不景気の時代ですから、レッスンに通う中高生の親御さんの負担もたいへん。
「バンドを始めたい」
「楽器を買いたい」
「ドラムを習いたい」
「教室に通いたい」
などと、いきなり子供さんにせがまれたらドキッとするだろうなと正直思いますもんね。
「何も今更バンドじゃなくて、せめて学習塾にしてくれよ」みたいな気持ち。
そんな中、送り出してくださる親の気持ちを考えますと、貴重な時間と貴重なレッスン代は絶対無駄にさせないぞ、と講師として思うわけです。
さて、初々しい生徒さんを前にして、こちらも気持ちが入ります。
いきなりドラムが上手く叩ける魔法なんてないわけですから、こちらでできるのは上達するための練習のコツと、上手に演奏するためのコツなどを伝授することと、ドラムという楽器の楽しさを共有することであります。
ドラム奏法の基本的な知識やテクニックを学びつつ、この楽しさというものを体感していただくことが実は一番重要だと思っています。
世の中で、これほど簡単に気持ち良くなれる楽器はないと思います。
ぽんと叩けば「ストン」だったり「ドスン」だったり「バキン」などと響いてくれる。
と同時に、これほど奥の深い楽器もそうないかなと。
ドラム人口が一人でも増えてくれればと思っております。
コメント
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