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彦根城を観光していたら「猿回し」のノボリが立ち、お猿さんと猿使いの方がおられるのを発見。さっそく席に座って人が集まって来るのを待つことにしました。
よく遭遇する猿回しは大阪の「仁助企画」というプロダクションで、今回登場のコンビは「仁助三助」のコンビ...ということは社長自らのコンビで出演です。
二助企画には17組のコンビが在籍して活動中とのことでこれまで何組かは見ていますが、二助三助の三助猿はこれまでの猿とは比較にならないほど体が大きい。
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ちょうど昼時ということもあって集まりが悪い中、自転車で駆け付けた子供が2人座ったのを見て初見の人も安心されて人が集まり出し、舞台が始まることには立ち見の方の輪ができる。
下は人の集まり待ちの時、客を飽きさせないように三助がポーズをつけて各方向を向いての写真撮影タイムの時のものです。
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まず最初の芸は「竹馬でハードル連続ジャンプ」で、これはまずは足慣らしといったところです。
三助は2011年6月25日生まれの♂で京都生まれ。人間に直すと35~36歳くらいになるとか。
体が大きいためか跳躍力は高く、最初はハードルを横に並べての飛び石ジャンプでしたが、次は縦に三段積んだ竹馬大ジャンプです。
竹馬に乗りながら高いハードルを越えますので、かなり迫力があります。
猿は神様の遣いとされて1000年も前から行われているといい、日本の伝統芸能のひとつとして人々を和ませてくれますので、見かけると通り過ぎてしまうことの出来ない芸です。
“猿真似”や“猿芝居”なんて言葉がありますが、猿回しは15分ほどの時間ながら芸のクオリティの高さと猿使いの方の軽妙なトークや猿の小ネタ・大ネタは日頃の憂さを忘れさせてくれます。
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竹馬のハードル跳びの後は跳び箱を飛んで逆立ち着地と逆立ち上りの芸です。
自然の中で出会う猿は木から結構離れた木まで飛んだりはしますが、逆立ちで着地はしませんので調教あってのものです。
二助企画の猿回しコンビでは三助が特に大きいせいもあってか、跳び箱ジャンプの距離がかなり遠い距離になっています。
まさに驚異のジャンプなんですが、運動能力で人は猿には絶対勝てないなと実感してしまう跳躍力です。
二助さんの話だと猿も年齢を重ねると自我が芽生えてきて芸をさせるのも大変とのこと。
うまく動いてもらって客を楽しませる技術も中々大変だと思いますが、芸の内容を指示するコンビにだけ分かる合図のようなものがあるように感じました。
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ところで、彦根城に付随する「玄宮楽々園」へは十数年振りの再訪となり、その時は彦根城の祭りで武家衣装や町人姿の人に囲まれながらの庭園散策でしたが、今回は観光の方が歩かれているのみでした。
「玄宮楽々園」は彦根藩4代藩主・井伊直興が整備したとされ、後に第11代藩主井伊直中の隠居屋敷として現在の形に近い形に整備されたという。
「楽々園」の方の庭は枯山水の庭になっており、「玄宮園」の大きな池泉回遊式庭園と対極をなしています。
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「玄宮園」の池には9つの橋が架かるといい、近江八景を模して作られているとされています。
いわゆる大名庭園になるとはいえ、大名庭園は彦根藩の「玄宮園」以外には加賀藩の「兼六園」くらいしか行ったことはなく記憶も曖昧です。
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12月ながら一部紅葉が残っており、山の上には彦根城の天守が見えます。
江戸時代の天下泰平の世では有力な藩が競い合うようにして造園したため、日本庭園の造園技術は最高の水準になったとされています。
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玄宮園に橋は多いのですが、渡れる橋はひとつだけ。
彦根城や玄宮楽々園は朝の散歩に最適な場所だなぁと思いましたが、開場時間があって有料なのでそれは無理なようです。
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