クロス工事 高所作業

現在、連日中古住宅の内装フルリフォーム工事を行なっている。

築１３年。
業界関係者にはその年数を聞くだけでその内装仕様について、いろいろ想像できると思う。

ことサンゲツのベテラン営業マンにとっては「すべてパピウォール」と聞いただけで、
いくつものいまわしい思い出がよみがえり、同時に施工者のわれわれに対し同情の念を抱くのだろう。

通気性があり、非塩ビ、撥水加工、といううたい文句で当時は画期的！といわれた商材であったが・・
数年後に生産販売中止となった結果がすべてを物語る。。
貼り替えはＥＢね。

とにかく剥がしにくい！しかも！
ロフトあり、勾配天井あり、吹き抜けあり、トップライトあり、器具の脱着あり、エアコン・便器はそのまま・・

内装工事店泣かせのフルラインナップ。
仕方ない。お客様直の工事で依頼主は知人なのだから。
しかも工期がないときたもんだ。

はしご２丁にスライドステージという簡便な足場で吹き抜けの天井壁を貼り替える。
うちらの業界ではサーカスと呼ばれる難易度の高い危険な技（？）。



うちの従業員で熟練職人のよっちゃんと久しぶりにこの技に取り組み、今日無事にこの区画の施工を終えた。
同時に照明器具の脱着とフィックス窓ガラスの拭き掃除も終えた。

すでに足がダルい。（特にふくらはぎ。）

今夜はいつもより多く飲まずにいられない。

明日は便器を抱っこちゃんだー！（そうしな貼れんのだわ！）

師走？

今日から師走だ。

自分の中では多忙な毎日の連続の中で、ただ月が代わったに過ぎない。

現場でかけているＡＭラジオでは、クリスマスだ、年賀状だ、蟹だ、流行語大賞だ、といきなり
師走モードに切り替えた話題で勝手に盛り上がっている。知らん！

こっちは年内に片付けなければならない仕事が山積みで四苦八苦しているというのに。

うれしい悲鳴ではない。悲痛な叫びだ。

頑張らなければ。

残り少ない１２月の初日はもう終わりなのだし。